【ネタバレなし】「ダブリン悪意の森」あらすじと見どころについて考察！

この記事では、ドラマ「ダブリン悪意の森」のあらすじと見どころについてまとめています。

「ネタバレ」はありませんので、最後まで安心してお読みくださいね(^^♪

それでは、ドラマ「ダブリン悪意の森」について詳しくご紹介します！

「ダブリン悪意の森」とは
「ダブリン悪意の森」のあらすじ・全話紹介
「ダブリン悪意の森」の見どころ
「ダブリン悪意の森」みんなの感想は？
「ダブリン悪意の森」についてまとめ
海外ドラマ好きなあなたに

「ダブリン悪意の森」とは

This awards season, consider @DublinSTARZ, the show @IrishTimes calls “Hypnotic from start to finish…”, eligible in all categories including Best Limited Series pic.twitter.com/4S0SQlr4ur
— STARZ PR (@STARZPR) November 26, 2019

「ダブリン悪意の森」キャスト

ロブ・レイリー(ダブリン警察刑事)：キリアン・スコット

キャシー・マドックス(刑事)：サラ・グリーン

オケリー(警視)：コンリース・ヒル

クイグリー(刑事)：ユージン・オヘア

サム・オニール(判事)：モー・ダンフォード

フランク・マッキー：トム・ヴォーン=ローラー

ジェイミー・ローワン：エリー・オハロラン

ピーター・サベージ：ニール・ジョーダン

ガルダ・フェラン：イアン・ケニー

アダム・レイリー：マイケル・ディダント

「ダブリン悪意の森」スタッフ

エグゼクティブプロデューサー：トミー・ブルフィン、ソウル・ディブ、サラ・フェルプス　他

プロデューサー：カーメル・マロニー、カトリーナ・マクブリアーティ

監督：ソウル・ディブ、ジョン・ヘイズ、レベッカ・ギャトワード

脚本：サラ・フェルプス、チャンドニ・ラカニ

音楽：ハウシュカ(フォルカー・ベルテルマン)

原作：タナ・フレンチ

「ダブリン悪意の森」の概要

「ダブリン悪意の森」は、2019年10月14日にイギリスで放送されたミステリードラマです。

本作は原題を「ダブリン殺人課(Dublin Murders)」といい、元々はダブリン警察殺人課の刑事たちを描いたもの。

アイルランドの小説家タナ・フレンチさんの同名小説をもとに、映像化されたのが本作です。

シリーズ化され第2シーズンの製作も決まっているようですが、特定の刑事にスポットをあてたストーリーではありません。

本作は一連の小説シリーズのなかで、第一作「悪意の森(In the Woods)」および第二作「道化の館(The Likeness)」がベースとなりました。

このシリーズは8つのエピソードで構成されており、当初はイギリスBBConeで製作・放送されました。

その後アメリカ・カナダで放送するために、アメリカの放送局STARZに購入されています。

それからは、ドイツ・イタリア・フランスなど世界各国で公開。

イギリス発の本格ミステリーとして高い評価を得て、2020年にはシーズン2の交渉に入ったことが報道されました。

悪意の森　上下巻セットタナ・フレンチ/安藤由紀子　訳

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「ダブリン悪意の森」のあらすじ・全話紹介

Starz Acquires Crime Drama ‘Dublin Murders’ https://t.co/Erfjus9pz8 pic.twitter.com/R2GtB4ZHio
— Deadline Hollywood (@DEADLINE) December 3, 2018

第1話

アイルランドの田舎町ノックナリーの森で、少女ケイティ・デブリンが殺されているのが見つかりました。
小さな町にすぐにこの事件は広まり、警察やメディア・町の住民たちは21年前に起こったある事件との関連性を疑います。

それは同じ場所で少年少女が失踪し、いまだ解決してない事件のことでした。

ダブリン警察のロブ・レイリーとキャシー・マドックス刑事が、この殺人事件の担当となります。

実はこのふたりはそれぞれに秘密を抱えており、周囲にそれを悟られないよう捜査を開始。
おりを見て捜査から離脱しようと思っていましたが、ロブの心は完全にケイティ殺害事件に囚われていました。

ロブにはこの事件から離れることができない、ある理由があったのでした。

ケイティ・デブリン(演：エイミー・マッケン)
ジョナサン(演：ピーター・マクドナルド)
ロザリンド(演：リア・マクナマラ)
マーガレット(演：キャシー・モナハン)
アランナ・ショリー(演：エリカ・ロー)
ヴィンセント・ジョンストン(演：ポール・ロー)
ソフィー・ミラー(演：シェリーン・マーティン)

第2話

子どもたちが森で行方不明になったまま、二度と見つからなかった遠い8月のある日。
その記憶が今も強く残るノックナリーとのかかわりが深いロブは、事件の担当を降りることをキャシーに約束します。

しかし事件を解決するには、自分たちが担当するのが最善ではないかとキャシーと話し合いました。

ロブは内部関係者としての情報を得て、過去と現在の事件のつながりを確信している様子。
キャシーは、ロブの秘密を守ることを密かに約束するのでした。

こうして秘密に縛られることになってしまったふたりでしたが、事件解決のため捜査に乗り出すことに。

捜査が進むにつれ、ノックナリーとデヴリン家を取り巻く秘密が浮き彫りになっていきます。
そして被疑者像も浮かんでくるなか、キャシーの過去も次第に明らかになっていき…。

サンドラ・スカリー(演：キャロリン・ブラッケン)
シモーネ・キャメロン(演：アレクサンドラ・モーエン)
ロック・ボイル(演：エイダン・オヘア)

第3話

ケイティが埋葬され、ノックナリーのコミュニティの人々は悲しみに暮れました。

ケイティを殺した犯人を突き止めようとする大衆とメディアの圧力は激しく、オケリーはすべての調査が無駄に終わることを懸念しています。
しかしロブは、彼の記憶が事件を解決に導くと信じていました。

ロブたちが過去を掘り下げると同時に現在の手がかりを追うと、古代からの森の暗い歴史が徐々に明らかになっていきました。

一方、計画された高速道路の経路に沿った腐敗した土地取引の跡をたどって、キャシーはフランクから必死の夜明けの電話を受けました。
そしてキャシーは、彼女の最悪の悪夢に直面し…。

ジョン・レイリー(演：マーク・バーン)
クレア・ホーガン(演：アメリア・クロウリー)
アリシア・ローワン(演：ユニス・マクメナミン)
マーク・ハンリー博士(演：ジョナサン・フォーブス)
フィッツジェラルド夫人(演：バーバラ・ブレナン)

第4話

早朝ウィックロウの高速道路の近くで、女性の刺殺体が発見されました。
この遺体が自分にそっくりなことに気づき、キャシーは激しく動揺します。

この女性は“レクシー・マンガン”というIDカードを持っていました。
レクシーの遺体が発見されたことで、キャシーは自分の過去を振り返ることに。

当局がレクシーの身元を追う中、フランクとキャシーは彼女が殺された理由を突き止めようとします。

一方ロブは、次の標的カハルへの尋問を開始しました。

クーパー博士(演：ネッド・デネヒー)
カハル・ミルズ(演：バリー・オコナー)
ダミアン・ドネリー(演：ジョニー・ホールデン)
ダニエル・マーチ(演：サム・キーリー)
ラフ・ラヒリ(演：アントニオ・アーキール)
アビー・ストーン(演：ヴァネッサ・エメ)

第5話

自分にそっくりで同姓同名の女性が殺害されロブたちともこじれてしまったキャシーは、フランクと一緒の時間を過ごし始めました。
そして再びレクシーになり、潜入捜査をすることにしたのです。

一方ロブはキャシーを失ったことによって、ますますジョナサン・デブリンの捜査にのめり込みました。
彼と彼の幼なじみのカハル・ミルズは、危険な小児性愛者である可能性があると確信しています。

ロブは1985年の森での出来事について、まだ話していない唯一の目撃者を見つけたいと切望していました。
それはジョナサンとカハルの元友人であるシェーン・ウォーターズです。

しかしホームレスの麻薬中毒者であるシェーンは、ケイティの遺体が発見されてから姿を見せていませんでした。

ジャスティン・マネリング(演：チャーリー・ケリー)

第6話

レクシーとして潜入したキャシーとフランクは、ホワイトソーン・ハウスの住民は売却を拒否していることを知りました。
この地域に雇用をもたらすであろう新しい高速道路の計画を、阻止していたのです。

少年少女の失踪事件が起きた日、アダム、ジェイミー、ピーターは、森でサンドラがカハルたちから性的暴行を受けるのを見ていました。
その後カハルに追いかけられた子供たちに何があったのか、真相を突き止めるべくロブは再びサンドラに話を聞きに行くことに。

しかしサンドラはすべてを否定し、ロブを家から追い出すのでした。
そんななか、事件のキーマンとされるシェーンの捜索が進展を見せ…。

ヘザー(演：カオイメ・オマリー)
テレンス・アンドリュース(演：マーカス・ラム)
ジョン・ネイラー(演：ピーター・クーナン)
ホリー・マッキー(演：ロビン・デンプシー)

第7話

潜入していたキャシーは、学生グループの自称リーダーであるダニエルに偽装を見破られてしまいました。
彼は自分の権威を主張し始め、キャシーに彼女の正体を明らかにするよう強要します。

キャシーは、グループに自分が本当は誰であるかを告白しました。
正体を明かし圧倒的不利な状況のなかで、キャシーはダニエルが隠していることを暴こうとしたのです。

一方キャシーとの関係が揺らぎ始めたロブは、心の安定を失っていました。
ロブは奇行に走り…。

シェーン・ウォーターズ(演：ジェームス・ブラウン)

第8話

ロブは再び森のなかを調査することに決め、考古学発掘調査のベースキャンプにたどり着きました。

そこで彼はチョコレートビスケットを提供されましたが、それは別の記憶を呼び起こしました。
20年前ではなく、現在のものです。
チョコレートビスケットは、ケイティ・デブリンの消化器系で発見されたのでした。

それがダミアン・ドネリーのものと判明。
これを機に、捜査に協力的だったダミアンがケイティ殺害の容疑者として浮上します。

しかし彼にはケイティとの接点もありませんし、殺害する動機もありません。

“共犯者がいるのだろうか？”と誰もが考え始めたとき、ダニエルの部屋から事件の首謀者につながる証拠が見つかり…。

カレン・アハーン(演：アイン・ニ・レアリー)

「ダブリン悪意の森」の見どころ

Tomorrow, Cassie will confront something truly shocking #DublinMurders pic.twitter.com/1kkF7I9WOv
— Dublin Murders (@DublinSTARZ) November 23, 2019

あらすじのなかでもご紹介しましたが、「ダブリン悪意の森」はなぞがとても複雑で多層的です。
現在の事件と過去の出来事が絡みあい、時間が前後するため、一瞬たりとも目が離せないのです。

本作はじっくりと腰を落ち着けて、集中して視聴していただければと思います。

ふたりの刑事の関係性が、効果的に確立されていると感じました。

ロブとキャシーが持つ秘密とは、とても陰惨でつらい過去についてです。
思い出したくないような過去と、少女の殺人事件を通して向き合わなければならなくなったふたり。

苦しさを乗り越えるために、お互いを思いやり協力し合うのです。
恋愛感情もあるのかもしれませんが、「同士」ということばがしっくり来ました。

しかし2つの物語を組み合わせて8話のドラマに収めようとしたのですから、ちょっと無理がありますよね。
それぞれの原作に基づいた前後編2話ずつの4エピソードだと、もっと楽しめたのではないかと思います。

現在の事件捜査の過程ではなく、過去の回想シーンが長くなってしまうとか、都合のいい偶然が重なってしまうとか
「要素を詰め込みすぎなのでは…？」とも感じました。

つじつまを合わせるための不要な描写も、ストーリー内に見受けられたのが残念です。
ストーリーを追うだけで混乱し、現在と過去の登場人物の多さにもついていくだけでいっぱいいっぱいだった筆者です(ノД`)・゜・。

「ブログっておもしろそう！」って思ったら♪

ロリポップ！

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ただ主人公のふたりは、すばらしいパフォーマンスを見せてくれました。
特に心に問題を抱えたロブ・レイリー刑事役のキリアン・スコットさんは、難しい役柄をみごとに演じています。

交錯する多くのなぞ、そして驚がくのラスト。
見て損はないドラマです。

2020年時点で、アメリカのStarzがシーズン2への更新を交渉中だと発表されました。
しかし現時点では、まだ何も決まっていない様子。

含みのあるエンディングだっただけに、続編が期待されますね。

「ダブリン悪意の森」みんなの感想は？

ダブリン悪意の森フィニッシュ。きっと胸糞悪くなるんだろなあと暗い気持ちで見てたんだけど、意外にもそんなに後味悪くない。いや、あの人にはビビったけど(笑) こういう締め方もいいね。なるほど。 pic.twitter.com/KsUG5YuzPr
— きたに (@akiko2d) August 20, 2021

手遅れにならないうちに。ダブリン悪意の森。傑作。原作があることの凄みを改めて痛感。役者さんたちもよすぎる。ググること禁止令中。どこまでもつかわからないけれど魅力的過ぎてくらくらした。あえてググらない。きついね、意外と。
— ぷららいん (@dcdqw208) June 25, 2021

ダブリン悪意の森ってドラマ、面白かったけどすげぇ消化不良… 犯人は途中でこの人だろうなって分かったけど、過去の事件はそれで終わり？しかも後半ほぼ鬱展開で救いようがないのもまた… イアン・ケニー？演じるフェラン巡査が可愛くて唯一の癒しだったなw
— はるさめ (@harusamerry) March 25, 2021