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「アラーム・フォー・コブラ11~ゼミル&ベン」アウトバーンを舞台にくり広げられる激しいカーアクション!あらすじと見どころ

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この記事では、ドラマ「アラーム・フォー・コブラ11~ゼミル&ベン」のあらすじと見どころについてまとめています。

これから視聴を予定されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

それでは、ドラマ「アラーム・フォー・コブラ11~ゼミル&ベン」について詳しくご紹介します!

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「アラーム・フォー・コブラ11~ゼミル&ベン」とは

「アラーム・フォー・コブラ11~ゼミル&ベン」概要

「アラーム・フォー・コブラ~アウトバーンコップ」は、ドイツのアウトバーンを舞台にした高速警察隊のチームの活躍を描いた人気テレビシリーズです。
今回はシーズン1からずっと主役を張り続けているエルドゥアン・アタライさん演じるゼミル・ゲーカンと、トム・ベックさん演じる6代目相棒ベン・イェーガーのコンビが危険な捜査や凶悪な犯罪に立ち向かい犯人逮捕のため奔走します。

このドラマはスカパー!アクションチャンネルで全13話に編集され初放送されました。

ベン・イェーガーは2008年に公開されたシーズン14からそれまでのゼミルの相棒クリスの後任として登場し、シーズン19の途中までゼミルのパートナーを務めました。
今回アクションチャンネルで放送された全13話と現地での放送リストとの対照は、次の通りです。

第1話(日本での放送)→シーズン14第10話「Im Aus」(シリーズ通算189話目…ドイツでの放送)
第2話→シーズン14第11話「Die Braut」(190話目)
第3話→シリーズ14第12話「Genies unter sich」(191話目)
第4話→シーズン14第15話「Himmelfahrtskommando」(194話目)
第5話→シーズン15第1話「Das Ende der Welt」(195話目)
第6話→シーズン15第5話「Der Panther」(199話目)
第7話→シーズン15第4話「Operation:Gemini」(198話目)
第8話→シーズン15第6話「Der verlorene Sohn」(200話目)
第9話→シーズン15第3話「Bruderliebe」(197話目)
第10話→シーズン15第7話「Alte Freunde」(201話目)
第11話→シーズン15第2話「Das Kartell」(196話目)
第12話→シーズン15第8話「Rhein in Flammen」(202話目)
第13話→シーズン15第9話「Geliebter Fieind」(203話目)

見逃した方も、「アクションチャンネルオンデマンド」(スカパー番組配信サービス)を通じて視聴可能です。
スマートフォンやパソコンを使用して、番組を見ることも可能です。

この情報は2024年5月23日時点のものです。
最新の放送状況は、スカパー! アクションチャンネル(アラーム・フォー・コブラ11~ゼミル&ベン)公式サイトでご確認ください。

「アラーム・フォー・コブラ11~ゼミル&ベン」スタッフ

製作総指揮
ヘルマン・ヨハ、ステファン・レツバッハ、ペーター・イェナート
プロデューサー
カイ・ニーゼン
監督
フランコ・トッツァ、ハインツ・ディーツ、アレクサンダー・サッシャ・ティール 他
脚本
ラルフ・ルーランド、ホルスト・ヴィーシェン、フランク・コープマン 他
撮影
クリスチャン・パッシュマン、トビアス・シュミット、アクセル・サンド 他
音楽
クラウス・ガルターニヒト、ニック・ライヒ、ヤロ・メッサーシュミット 他

「アラーム・フォー・コブラ11~ゼミル&ベン」キャスト

ゼミル・ゲーカン(演:エルドゥアン・アタライ)
トルコで生まれドイツ・ケルンで育った。
ドイツ陸軍に所属したのち高速警察隊に入隊したため、戦車や武器の知識も豊富。
妻アンドレアとの間に、子どもがふたり。
ワルサーP88を愛用している。

ベン・イェーガー(演:トム・ベック)
野心的でしばしば上司にも反抗的な態度を取るが、女性には優しい。
猪突猛進型の行動は、ゼミルと似たような人物として特徴付けられる。
警察官のかたわらバンド活動も行っており、歌声を披露することも。
ゼミルの6代目の相棒。

キム・クリューガー(演:カーチャ・ヴォイウッド)
高速警察隊の女性隊長。
規則を重んじ、まじめで冷静な性格。
しかし部下の身に危険が及ぶと、ルールを曲げてでも助けようとする。
ハルトムート・フロイント(演:ニールス・クルヴィン)
科学捜査班(CSU)の捜査官。
愛車はデロリアンDMC-12。
スザンネ・ケーニッヒ(演:ダニエラ・ウッテ)
情報分析官。
ディーター・ボンラート(演:ゴッドフリート・フォルマー) 巡査。
ホルスト・ヘルツベルガー(演:ディートマ・フーン) 巡査。

アンドレア(演:カリーナ・ヴィーゼ)
ゼミルの妻で旧姓シェーファー、保護更生施設で保護司として勤務している。
結婚前は高速警察隊で情報分析官として働いており、スザンネとは親友同士。
現在ふたりめの子どもを妊娠中。

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「アラーム・フォー・コブラ11~ゼミル&ベン」の全話あらすじ

第1話

都市公園設立記念パーティーに出席したスザンネ
舞台ではベンが、歌声を響かせている。

その帰り道、死傷者を出す交通事故を起こしてしまった。
スザンネ自身は、事故当時の記憶がまったくないと話す。
事件は刑事警察の担当となり、スザンネは高速警察隊本部から移送されることになった。

事故発生当時スザンネが乗っていた車の運転席の位置は、高身長の人物が運転しやすいように移動されており、ゼミルベンは疑念を抱く。
またスザンネの血液からは、睡眠薬を服用した痕跡が見つかった。

パーティーのさなか主催者マヤコフスキーからシャンパンのグラスを渡され、それを飲んだことをスザンネが思い出す。
彼が酔ったスザンネを送るため車を運転したと推測したが、マヤコフスキーにはアリバイがあった。

そんななかパーティーの途中で手洗いに行ったスザンネの記憶がよみがえった。
そこでスザンネは、マヤコフスキーローマン環境局長がいっしょにいるのを見たと言う。

しかしローマン環境局長は、先週交通事故で亡くなったはずの人物で…。

マルクス・マヤコフスキー(演:ロルフ・カニーズ)
フラウ(演:クラウディア・ネイディッヒ)
ペーター・ローマン(演:フランク・ヴォス)
ジョナス・ワース(演:ステファン・グロス)
スタイン捜査官(演:ヤン・グレゴール・クレンプ)

第2話

居眠り運転のトラックが、ゼミルベンの目の前で大事故を起こした。
ところが事故現場にあった石柱から白骨死体が見つかり、事態は急変する。

一方ベンの妹ユリアの結婚式のさなか、覆面をしたふたり組がユリアを車に押し込み走り去った。
当初は新郎側が企画したドッキリかと思われたが、ベンのもとに速達が届き誘拐事件が確定となる。

なかには無線機が入っており、ユリアの身代金を要求する連絡があったのだ。
一方で花婿ペーターには、多額の借金があることが判明した。

誘拐犯に指定され、ベンはひとりで取引場所へ向かうことに。
しかしベンと接触した誘拐犯は、警戒していたゼミルたちの目前で身代金を奪いベンも連れ去ってしまった。

金融業者が誘拐に絡んでいるとにらんだゼミルは問いつめるものの、相手は誘拐事件については何も知らないようだった。
しかしゼミルは、「銃を欲しがっていた男がいた」との証言を引き出す。

コンラート・イェーガー(演:マックス・フォルケルト・マルテンス)
ユリア(演:ジョイス・イルグ)
スヴェン・ベッチャー(演:パトリック・ラポルド)
ペーター・ヘルツォーク(演:ダニエル・アイヒンガー)
ルドガー・ヘロルド(演:マーティン・フォーク)
リチャード・シュナイダー(演:フィリップ・シェプマン)

第3話

高速道路のまんなかで、路面にいたずら書きをしていた少年が保護された。
話そうとしない少年にゼミルベンが困惑していたところ、やってきたハルトムートが少年の書いた絵は太陽系の惑星の軌道を正確な縮尺で書いたものと見抜く。

少年は名札を付けておりフェリックス・クラウゼと判明するも、彼は自閉症のようでコミュニケーションをとることが困難だった。

ゼミルベンフェリックスハルトムートに任せ、彼の自宅を訪れる。
すると部屋のなかは荒らされ、母親が血まみれで倒れているのを発見。
そして覆面を付けたふたり組が逃走した。

追跡したものの逮捕し損ねたゼミルベンは、改めてクラウゼ家を調べることに。
するとフェリックスの教育を、ある施設に任せようとしていたことがわかった。

フェリックスの母親は夫と離婚し、清掃の仕事をして生計を立てていた。
薄給の彼女は、消費者金融から借金もしていたらしい。
高額な授業料の施設にフェリックスを入れるのは、かなり難しかったはず。

ところが数日前に借金を完済し、授業料も前払いしていたことが判明する。
彼女が直前まで勤務していたところは現金輸送会社で、大金が盗まれたとニュースになっていた会社だったことがわかり…。

フェリックス・クラウス(演:マテオ・ワンシング・ロリオ)
マイク・ベルグマン(演:エンノ・ヘッセ)
ケビン(演:アーロン・ヒルデブランド)
アレクサンドラ・フォン・ヴァンデンベルク(演:クリスティーナ・カルスト)
ヴォルムス(演:ゲルハルト・ナウヨクス)

第4話

ホテルから大金を奪ったふたり組の強盗が、高速道路で多重事故を起こした。
ゼミルベンが現着したもののひとりが自動小銃を乱射、そのすきにもうひとりがバイクで逃亡する。

襲撃されたホテルを調べてみると、常連客が違法賭博である賭けポーカーをやっていたことがわかる。
強盗団はこの掛け金を強奪したのだった。

しかもポーカーテーブルの下には爆弾が仕掛けられており、賭博の様子をすべて録画した動画も見つかった。

一方バイク犯は、教会に逃げ込んでいた。

実はこの教会はゼミルの娘アイダの洗礼式を予定していたところで、新しく着任したヨハネス・ヘルマー神父は犯人を守るべきか警察に突き出すべきか激しく葛藤していた。

バイク犯は娘を乱射犯に誘拐され、命と引き換えに金を持ってくるように脅されているのだと言う。
ヘルマー神父は大ケガを負ったバイク犯に代わって、金を運ぶように依頼され…。

ヨハネス・ヘルマー(演:マルクス・マイヤー)
トーマス・ヤーコプス(演:デニス・ペトコビッチ)
マーカス・ラーン(演:マルクス・ショイマン)
ジェニ(演:スーザン・ヘッケ)
ジュディス・ワーンケ(演:メラニー・ブロックスドルフ)

第5話

アイフェル山地の登山旅行中ゼミルベンは、正体不明の男を殺害した武装集団を目撃する。
その直後ふたりも襲撃され、やっとのことで集団をまくことができた。

改めて被害者を調べようと戻ってみたが、死体はなくなっていた。
男が死の間際、地面に謎めいたメッセージを書いたことを思い出したゼミルベンはそれが陰謀論に焦点を当てたオンラインコミュニティを運営するオリバー・シュトゥルムにつながることを掴む。

ところがこのシュトゥルムは世界の陰謀論を信じ込むとんでもない人物で、ゼミルベンはまったく信じようとはしなかった。
彼をからかうことさえあったふたりだが、被害者が死ぬ前にウェブサイトにアップロードした動画を見て考えを変える。

被害者は、違法な人体実験をして新薬を開発しているとウワサされるラスマン社を調べていたらしい。
動画には、被験者になったジーモン博士の姿が映っていたのだ。

ゼミルベンは、ヴォルフ・ラスマンと彼の製薬会社に対する調査を開始する。
ところが勝手に侵入したシュトゥルムを救出するためにラスマン本社に乗り込んだゼミルベンは、致命的なウイルスに感染してしまった。

一方ラスマンはウイルスと解毒剤を、世界滅亡を企てる危険な日本のカルト教団に売ろうとしており…。

オリバー・シュトゥルム(演:オリバー・ポッチャー)
ヴォルフ・ラスマン(演:ポール・フリーリングハウス)
ヤン・ベルトルト(演:マックス・ゲルチ)
エイドリアン・ジーモン(演:ウルリッヒ・シラン
ケンゾー・トシロ(演:ホン・ピン・タン)

第6話

資産家の邸宅に強盗が侵入。
夫を射殺し、一体の像だけを盗んで逃亡した。

犯人は弓と縄を使って屋根から侵入したと見られ、過去にも同様の手口の事件が発生していたことがわかる。

容疑者はクリスト通称パンサーと呼ばれる人物で、ブラントという仲間がいるようだった。
これを聞いたクリューガー隊長の顔色が変わる。
クリストは、彼女の父親だったのだ。

盗まれた像はヨルバ族のもので、男女一体ずつ作られていた。
一体はボン美術館に保管されている。

像はふたつ揃ってこそ意味があると知ったゼミルベンは、美術館の一体も盗み出される可能性が高いと推測。
強盗団を待ち伏せることにした。

予想通り強盗団があらわれ、そのなかのひとりに襲撃されたベンは銃を向けられ絶体絶命の危機に。
ところが強盗団の別のひとりがベンを助け、そのまま逃走した。

それはクリューガー隊長の父クリストだったのだが…。

アレクサンダー・クリスト(演:ウルフ・ロス)
トルステン・ブラント(演:マイケル・シェンク)
コニー・ウェーバー(演:ゲリット・クリング)

第7話

弁護士が覆面の男たちに襲撃され、射殺される事件が発生。
目の前で事件を目撃したゼミルベンがタンクローリーを借りて追跡するものの、銃撃を受け爆発炎上させてしまった。

改めて監視カメラの映像を確認すると、弁護士は若いカップルに上着を盗まれていたことがわかる。
このカップル、弁護士が案件を担当していたリサパウルのティーンエージャーだった。

弁護士の上着のポケットから、現金と駅のロッカーのカギを見つけたリサ
ロッカーのなかには”ふたご座作戦”と書かれたファイルが隠されていた。

一目見てリサはこれは隠し口座の記録だと見抜き、情報を買い取ってもらうために内務大臣ヘンスマンに面会する。
定職につかず盗みをくり返すパウルと妊娠中のリサが暮らすためには、金が必要だったのだ。

一方高速警察隊は、弁護士を襲撃した男たちが旧東ドイツの元軍人で内務省が雇った諜報部員であることを掴んだのだが…。

リサ・リヒテンブルグ(演:ジェニファー・ウルリッヒ)
パウル(演:フィリップ・ダン)
ローランド・ヘンスマン(演:マイケル・ゴールドバーグ)
エゴン・グロウスキー(演:カール・クランツコフスキ)
マイク・ブレッシュ(演:ニルス・デュウェル)
マイケル・リヒテンブルグ(演:ディーター・マテス)

第8話

導爆線と防護ベストを積んだ特殊部隊の車両が奪われた。
ゼミルベンが犯人の車を追跡するが、逃げられてしまう。

現場検証をしているところに、ベンの警察学校時代の恩師チャーリー・ヴァイスマンがあらわれた。
現在は強盗課にいるのだと話す。

そのヴァイスマンは、銀行から75万ユーロを強奪した犯人を追っていた。
痕跡からふたつの事件の犯人は同一だと思われ、高速警察隊と州刑事局は協働することに。

そんななかハルトムートの分析により、犯人はスクラップ工場に潜伏していることがわかる。
町の工場を当たるとそのなかの一件で強盗団を発見、ベンヴァイスマンが乗り込んだ。

ところが遅れて到着したゼミルは、ヴァイスマンが強盗団のひとりをわざと逃がす瞬間を目撃する。
また犯人が落としていった帽子から髪の毛が検出されラボに送ろうとしたが、ヴァイスマンはそれを横取りし証拠の隠滅を図ったのだった。

実直で誠実な仕事ぶりだったヴァイスマンの行動を、理解できないベン
そんななか強盗団とヴァイスマンの関係が明らかになり、ヴァイスマン自身も大きな秘密を抱えていることが判明する。

チャーリー・ヴァイスマン(演:ヨッヘン・ニッケル)
ガボール・フィッシャー(演:ヴィルフリート・ホッホルディンガー)
パトリック・ヴァイスマン(演:コンスタンティン・フォン・ヤシェロフ)
マレク・バルクワート(演:イェルク・ワトラ)
サブリナ(演:シンタ・ワイズ)

第9話

トランクに血痕が付いている車を発見したベンは、運転手に職務質問をしようとした。
しかし男はベンを殴りつけ逃走した。

男が乗り捨てた車のトランクから、ナイトクラブのカードを持った男の他殺体が見つかる。
クラブのオーナーは、男のことを知らないと話した。

そのころ逃亡犯ジミーは、ゼミルの妻アンドレアが勤める保護更生施設に忍び込んでいた。
ジミーの兄デニスが入所しており、兄に助けを求めたのだ。
事件について彼は、「死体を運ぶよう命じられただけだ」と話した。

ジミーを目撃した証人があらわれ、ゼミルたちは彼を逮捕し尋問をするが、事件発生時には兄のところに面会に行っていたと言う。
しかもデニスも、ジミーのうその供述を事実だと言うのだった。

ところが警察を釈放されたジミーが、何者かに射殺される。
殺害現場では、ミリタリーショップ経営者ハーディングの姿が目撃されていた。

捜査が進むうち、ふたつのナイトクラブの抗争と違法ドラッグの取引があることが浮上する。

ジミー・コルトマン(演: ヘリット・クライン)
デニス(演:ヴィンツェンツ・キーファー)
コルサック(演:クリストフ・ヘムリッヒ)
マーク・エンダース(演:ヴォルフガング・メナルディ)
ファシャト・マンズール(演:ミュラ・セブン)
フランク・ハーティング(演:トーマス・カッツマン)

第10話

押収したヘロインを積んだ高速警察隊の車両が襲撃された。
現着したホッテクラウディアがあたりを捜索したとき、クラウディアがキーホルダーを見つけひそかに持ち去った。

逃亡した犯人たちが乗り捨てた車はギャングのリーダーであるラコーザの名義だったが、本人は盗まれたのだと言う。

そんななか高速警察隊を引退することになった父親ノルベルトのパーティーに参加していたはずのクラウディアが、翌朝射殺体で発見された。
弾道検査の結果クラウディアを撃った銃は、警察車両を襲った犯人が撃った銃と同じであることが明らかになる。

また彼女の指先に残っていた青い塗料は、船体の防汚塗料であることも判明。
ゼミルノルベルトの引退パーティーで、同じ塗料を手に付けた客がいたことを思い出した。

それは現職の警官とOBだった。

そんななかゼミルの車で聞き込みに行こうとしていたボンラートが、車に仕掛けられていた爆弾の爆発に巻き込まれ重傷を負う。
ゼミルの身代わりになったことは明らかだった。

クラウディア・ウォルターズ(演:スーザン・シデロプロス)
ノルベルト(演:クリスチャン・バック)
リタ(演:ペトラ・ブロッシー)
アンナ・スターン(演:レナ・アメンデ)
ペッツォルト(演:コンスタンチン・グラウドゥス)
コワルスキー(演:クリスチャン・ケルナー)

第11話

州刑事局の捜査官カール・ヴォーラースの他殺体が発見された。
彼は麻薬組織に潜入し、組織の全容を暴くのが任務だった。

ゼミルベンヴォーラースの任務を引き継ぐことを決め、“アフガン”と呼ばれるリーダーを逮捕しようと決意する。
死んだ仲介人から押収した麻薬をたずさえ、ふたりは“アフガン”のアジトへ。

ヴルフという男と話しがまとまり、ゼミルベンは屋敷を後にしたが尾行がついていた。
尾行した男たちは、アフガニスタンに駐留した経験がある特殊部隊とわかる。

彼らの上官に話しを聞いたゼミルは、退役後とある組織に傭兵として雇われたことを知る。
近くの港に本拠地があることもわかりゼミルベンはそこに侵入、麻薬の販路を掴む。

ところがふたりに疑いの目を向けていたヴルフに襲われ、拘束されてしまった。
しかもゼミルは裏切っていない証拠として、ベンを撃つように命じられた

ヴルフ(演:ピーター・ベネディクト)
カルメン・ウィンクラー(演:ドリーン・ジャコビ)
ベッカー(演:ホルガー・ドエルマン)
ティッツェ軍曹(演:ウルリッヒ・ウィガース)

第12話

高速道路で車が襲撃され、乗っていた歴史家の男性が射殺された。
ゼミルベンが追跡したものの、犯人を取り逃がしてしまう。

そのうえふたりが乗っていた車はクリューガー隊長のもので、”傷をつけない”と約束していたにもかかわらずボロボロにしてしまった。
怒ったクリューガー隊長は、ふたりを水上警察に出向させることを決める。

ここでは200万ドルを払わなければ船を爆破するという脅迫を、コンコルディア社が受けた事件の捜査にあたっていた。
今朝爆弾を発見し運よく解除することができたが、次はもっと精度を上げてくるだろうというのがアルバース警視正の見解だった。

そこでベンは、コニー・フリードリヒス船長と出会いひとめぼれ。
コニーの操縦する船で水上パトロールに出かけたゼミルベンは、高速道路の事件の発端となったバンを発見する。

犯人は逃亡したものの、車のなかには銛(もり)が残されていた。
バンはダイビングショップで盗まれたものということだったが…。

コニー・フリードリヒス(演:ジャスミン・ゲラー)
ディルク・ロロフ(演:ディルク・マーティン)
フランク(演:トビアス・ケイ)
エリック(演:リュビサ・グルチッチ)
アルバース警視正(演:ステファン・ゲベルホフ)
ゾルムス(演:シュテファン・ラウベ)

第13話

高級車を狙った窃盗団があらわれる。
ゼミルベンの目の前で発生した事件で、ふたりはすぐに追跡したが逃げられてしまった。

一方高速警察隊に、新人研修生ユリアがやってきた。
そんななか高速警察隊は、高級車を売買する取引現場を突きとめる。

ゼミルベンは特殊部隊とともに、現場に乗り込んだ。
激しい銃撃戦となり死傷者が出る事態となったが、ベンが逃亡した犯人のひとりの顔を覚えていた。

本部に戻ったベンが似顔絵を作成しているとき、ユリアはそれを見て驚がくした。

恋人のティム、その人だったのだ。

ユリア(演:ヴィジェスナ・フェルキッチ)
ティム・バズマン(演:エリアス・ムバレク)
ニコ・シュルツ(演:フロリアン・パンツナー)
ビクター・セメノフ(演:オリバー・マーロ)

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「アラーム・フォー・コブラ11~ゼミル&ベン」の見どころ

アウトバーンで繰り広げられる迫力満点のカーアクション

ドイツの人気長寿ドラマ「アラーム・フォー・コブラ11~アウトバーンコップ」は、アウトバーンを舞台にした激しいカーアクションが特徴です。
実際のアウトバーンでの撮影を行い、CGを使わずに製作されたリアルなカーチェイスがくり広げられます。

迫力満点の映像とスリルあふれる物語は、1996年に始まったシーズン1から変わらずに視聴者を惹きつけてやみません。
特に今回アクションチャンネルで放送された「ゼミル&ベン」編では、ゼミルの相棒役がトム・ベックさんとあって日本のファンにもなじみがありますね。

トム・ベックさんはドラマアインシュタイン~天才科学者の殺人捜査~フェリックス役で、ご存知の方も多いと思うからです。

高速警察隊の活躍が見どころ

このドラマでは、主人公たちが所属する高速警察隊の活躍が最大の見どころです。
アウトバーンでの逃亡犯の追跡や緊急事態への対応など、リアルな警察活動が描かれています。

ドラマとは言っても彼らのプロフェッショナリズムと勇敢さに触れることができ、私たちはその存在に感銘を受けます。

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「アラーム・フォー・コブラ11~ゼミル&ベン」についてまとめ

「アラーム・フォー・コブラ~アウトバーンコップ」は、ドイツのアウトバーンを舞台にした高速警察隊のチームの活躍を描いた人気テレビシリーズです。
今回はシーズン1からずっと主役を張り続けているエルドゥアン・アタライさん演じるゼミル・ゲーカンと、トム・ベックさん演じる6代目相棒ベン・イェーガーのコンビが危険な捜査や凶悪な犯罪に立ち向かい犯人逮捕のため奔走します。

かつては日本でもぶっ飛んだカーアクションが魅力の刑事ドラマがたくさんありましたが、最近では見られなくなりました。
この「アラーム・フォー・コブラ11~アウトバーンコップ」を見ると、なつかしささえ感じてしまう筆者です。

できることなら、全シリーズを放送してほしいです(・∀・)

ドイツ語はまったくわからない筆者ですが、第13話でゼミル「ああ、そう(なるほど)」と言うシーンがあります。
このセリフ、ドイツ語でも「Ach so.」(ああ、そう)って言うんですね。

え?ゼミルは日本語話せるの?!と思ったのですが、ちょっと違ったようです。
でもおもしろいですね(^^)。

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