この記事では、ドラマ「ヴィオラ シチリア島のミステリー」のあらすじと見どころについてまとめています。
これから視聴を予定されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
それでは、ドラマ「ヴィオラ シチリア島のミステリー」について詳しくご紹介します!
- 「ヴィオラ シチリア島のミステリー」とは
- 「ヴィオラ シチリア島のミステリー」のあらすじ・全話紹介
- 第1話「スミレ色(ヴィオラ)の海/Tutti i colori di Viola」
- 第2話「喪失の赤/Rosso come la solitudine」
- 第3話「偏見の青/Blu come il bigottismo」
- 第4話「厳格の緑/Verde scuro come il controllo」
- 第5話「偽りの黄色/Giallo come le bugie」
- 第6話「信頼のオレンジ/Arancione come la fiducia」
- 第7話「自由の水色/Celeste come la liberta」
- 第8話「犠牲の黒/Nero come il sacrificio」
- 第9話「過ちのボルドー/Bordeaux come gli errori」
- 第10話「選択の藍色/Indaco come le scelte」
- 第11話「裏切りのピンク/Rosa come il tradimento」
- 第12話「始まりと終わりの白/Bianco come l’inizio e la fine」(最終話)
「ヴィオラ シチリア島のミステリー」とは
Il 30 settembre è sempre più vicino.. #ViolaComeIlMare pic.twitter.com/SYOtaCyv7n
— Canale 5 (@Canale5Tv) August 5, 2022
「ヴィオラ シチリア島のミステリー」概要
「ヴィオラ シチリア島のミステリー」は、2022年5月30日から全13話がイタリアCanale5にて放送されたミステリードラマです。
原題は「Viola come il mare/(英題)Violet like the sea」です。
本作はイタリアのゴールデンタイムに放送されたドラマで、初回放送では最高視聴率20.41%を記録。
全12話の平均視聴率は18%、平均視聴者数は300万人。
大きな反響を呼んだミステリードラマだったことがわかります。
その人気から2024年放送予定のシーズン2への更新も決まり、2023年7月現在順調に撮影が進んでいます。
Lux Vide Filming Violet Like the Sea Season Twohttps://t.co/ndOt1ZnEml@LuxVide
— TV Drama Daily (@tvdramadaily) July 21, 2023
美しい海、歴史的建造物。
シチリア島最大の都市パレルモを舞台に、文句なしの美男美女が事件を解決していくのを見ることができる爽快なミステリードラマです。
「ヴィオラ シチリア島のミステリー」スタッフ
製作総指揮
ダニエレ・パッサニ、コラード・トリオンフェラ
プロデューサー
ルカ・ベルナベイ、ジュゼッペ・スクリヴァーノ
監督
フランチェスコ・ヴィカリオ
脚本
エレナ・ブカチオ、シルビア・レウッツィ、ジェシカ・クァクアレッリ 他
撮影
アントネッロ・エミディ
音楽
トミー・カプト、プルビレンティ・セインツ
「ヴィオラ シチリア島のミステリー」キャスト
ヴィオラ・ヴィターレ(演:フランチェスカ・キッレーミ)
パリのファッション業界で働いていたが、会ったことのない父親を探すため故郷のパレルモに戻ってきた。
遺伝性の精神性疾患を抱えており、その治療法を得るために同じ疾患を持つ父親に話しを聞く必要があったため。
その疾患のためヴィオラには特異性があり、他人の感情や感覚を色で見ることができる「共感覚」の持ち主。
犯罪ジャーナリストとして、地元のウェブニュースの編集部で働き始める。
フランチェスコ・デミール(演:ジャン・ヤマン)
地元警察の主任捜査官、ヴィオラと協力して事件捜査にあたるようになる。
すぐれた捜査能力を持ちながら、他人を信じる気持ちが欠如している。
人身売買事件を追っている。
ヴィオラ周辺の人々
クラウディア・フォレシ(演:シモーナ・カヴァラーリ)
ヴィオラが働く、ウェブニュース編集部の責任者。
タマラ・グラツィオージ(演:キアラ・トロン)
ヴィオラの同僚で友人。
ヴィオラが自分の病気のことを、最初に打ち明けた相手。
カルメロ(演:ルーベン・ラ・マルファ)&ロザリオ(演:ダニエレ・ヴィルジ)
ヴィオラの同僚。
アレックス・レオナルディ(演:マリオ・シェルボ)
ひそかにタマラに恋をしている、ヴィオラの同僚。
ドメニコ・パリシ(演:トンマーゾ・バジリ)
世界中を飛び回っている国際ジャーナリスト、ヴィオラの同僚。
クラウディアの友人でもある。
フランチェスコ周辺の人々
トゥリ・ダガタ(演:ジョヴァンニ・ナスタ)
フランチェスコの同僚、双子の父親。
サント・ブシェミ(演:デヴィッド・ココ)
フランチェスコの上司。
ソニア・タッコーニ(演:ヴァレリア・ミリロ)
フランチェスコの母親。
ダリア・マンダラ(演:ナタリー・ラプティ・ゴメス)
ソニアの秘書。
ラニエロ・サンマルターノ(演:ロマーノ・レッジャーニ)
農場の管理者、一時期ヴィオラのロマンスの相手に。
ピエランジェロ・アイエロ(演:ダヴィデ・ドロレス)
ヴィオラの主治医。
ファラ(演:キシャン・ウィルソン)
人身売買業者にとらえられていた女性、フランチェスコが救出した。
他
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「ヴィオラ シチリア島のミステリー」のあらすじ・全話紹介
#ViolaComellMare, da venerdì 30
settembre in prima serata su #Canale5 la nuova serie con Francesca Chillemi e Can Yaman 💜🌊 pic.twitter.com/ChJVxX8lI8— Canale 5 (@Canale5Tv) September 7, 2022
第1話「スミレ色(ヴィオラ)の海/Tutti i colori di Viola」
ファッションジャーナリストで元ミス・イタリアであるヴィオラ・ヴィターレは、遺伝性の病気の進行を止めるための適切な治療法を見つけなければなりませんでした。
同じ疾患を患う父親が必要な情報を医師に提供する可能性があると考えたヴィオラは、パリから故郷のパレルモに戻ることに。
彼女は精神性疾患に苦しんでおり、その症状は瞬間的な麻痺と感覚異常です。
これはヴィオラがさまざまな色で他の人の感情を視覚化して感じることができる、“共感覚”の持ち主であることを示していました。
父親の居場所を知る唯一の手がかりは、農場で撮影されたらしいオレンジ色のVWビートルの隣に立っている母親と父親の古い写真。
彼女はパレルモに到着するとすぐに、車のナンバープレートから父親の住所を見つけようとしますが失敗。
そんななかヴィオラは地元シチリアウェブニュースの新しい記者として、なんとか仕事を確保することができました。
ところがカメラマンのタマラと最初の取材に出向く途中、ヴィオラはカフェの女性店主シルヴィア・メッシーナを轢く死亡事故を起こしてしまったのです。
救急隊とともに現場に到着したのは、主任捜査官のフランチェスコ・デミールとトゥリ・ダガタ。
ふたりはヴィオラを主な容疑者として警察署に連れて行き、アルコール検査をしました。
当然ながら検査は陰性、ヴィオラは車でシルヴィアを轢く前に遺体がそこにあったに違いないと主張します。
警察は他の誰かの犯行を裏付ける証拠を持っておらず、ヴィオラは裁判にかけられるのでパレルモを離れてはいけないと警告されてしまいました。
オフィスに戻ったヴィオラにクラウディアは休みを取るように言いますが、彼女は自分で調査することに決めシルヴィアが姉妹で経営していたカフェに向かいました。
どうやらシルヴィアとフィオレッラ姉妹は、誰かに脅迫されていた様子。
しかしフィオレッラは口を閉ざし…。
シルヴィア・メッシーナ(演:シリヴィア・フランシーズ)
フィオレッラ(演:アレッシア・ダンナ)
マリオ・リッツォ(演:ヴァレリオ・ダ・シルヴァ)
ニコラ・スパーノ(演:マルコ・リンシアリ)
第2話「喪失の赤/Rosso come la solitudine」
転落し重傷を負った10代の少年ルカが、地元のパノラマポイントの下でジョガーによって発見されました。
クラウディアは少年の事故を取材するためヴィオラとタマラを送り、フランチェスコとトゥリも現場に到着します。
少年は意識不明で、病院に移送されていきました。
ところがルカが発見されたパノラマポイントは、別の学生ヴィットリアと呼ばれる少女が1か月前に自殺したのと同じ場所であったことが判明。
フランチェスコは少年のケガが事故であるとは考えておらず、殺人未遂として事件の調査を開始しました。
フランチェスコとトゥリは、ルカが前夜に徹夜していたことを母親と継父から知らされます。
ルカの継父はフランチェスコに、息子のジュリアーノが父親が再婚したのちに攻撃的になったこと、またジュリアーノが外で夜を過ごしたことも話します。
そして彼がどこにいるのかわからないと言い、ジュリアーノがルカへの攻撃に関与しているのではないかと疑っているのでした。
一方この会話を盗み聞きしていたヴィオラとタマラは、父親なのに息子を犯人扱いしていることに腹をたて、思わず怒りを表明してしまいます。
ジュリアーノの父親は激怒、ヴィオラたちはフランチェスコに病院から引きずり出されるはめに。
ところがそこで、ジュリアーノがスクーターで走り去るのを目撃し…。
ルカ・クシアーノ(演:ピエアンジェロ・グッロ)
ジュリアーノ・ペルソ(演:タンクレディ・デ・マルコ)
ヌンツィオ・ペルソ(演:ジョゼッペ・サンジョルジ)
セバ(演:エドアルド・ブセッタ)
ドン・アンドレア(演:ジョバンニ・グアルダーノ)
アニタ(演:マリーナ・リモサニ)
第3話「偏見の青/Blu come il bigottismo」
美容院のオーナーであるローザ・アマトが、他殺体となって発見されました。
第一発見者は、警察に通報した従業員セレナ・デ・ナルドでした。
ヴィオラとタマラは被害者の家族の家に行き、家族に質問、被害者の生活に関する新しい情報を集めようと考えます。
そんななか警察署では、フランチェスコとトゥリが第一容疑者に尋問をしています。
ローザのサロンで働いていた従業員シンジア・ニコロージは、自分は殺人とは何の関係もないと主張。
警察は彼女に対する具体的な証拠を持っておらず、逮捕の根拠もありませんでした。
一方ヴィオラとタマラは、被害者の母親アデルが幼い孫娘と一緒に住んでいる家へ行きました。
ローザはこの子どもの母親であることがわかりましたが、アデルは記者と話す気はなくヴィオラたちは門前払いを食ってしまいます。
仕方なく隣人に話しを聞いたところ、ローザはかつて売春婦として働いていたことがわかりました。
そんななかローザの店の従業員の話しから、彼女を過去を知るある人物が容疑者に浮上し…。
ローザ・アマト(演:ヴァレリア・クリストダロ)
アデル・アマト(演:クララ・ガランテ)
シンジア・ニコロージ(演:ヴィヴィアナ・アルティエリ)
セレナ・デ・ナルド(演:ニカ・ペローネ)
ミケーレ・アギエチ(演:シルビオ・ラヴィアーノ)
ジーノ(演:ティノ・カラブロ)
第4話「厳格の緑/Verde scuro come il controllo」
ひとりの女性が、何者かに閉じ込められたアパートの一室から抜け出そうとしています…。
ヴィオラは父の写真に写っている農場を探して、ラニエロ・サンマルターノという若者に出会いました。
25歳であるというラニエロは、ヴィオラに非常に前向きな態度を取り、彼女にもう一度会いたいと言いました。
興味がなさそうなヴィオラでしたが、実はこの若者にある種の関心を示しています。
一方フランチェスコとトゥリは、新しい犯罪現場に到着。
逃げ出そうとしていた女性ラウラ・スカリースの体は、アパートの窓の下の地面に横たわっていました。
フランチェスコたちがアパートと建物の周りの敷地の調査を行ってるところに、ヴィオラとタマラもやってきます。
フランチェスコはラウラが暴行されて突き落とされて転落死したと推理、ヴィオラに犯罪に関する情報をほとんど与えず彼女がアパートに入ることさえも禁じました。
しかしすきを見て部屋へ入ったヴィオラは、フランチェスコとトゥリそして被害者の夫の間の会話を盗み聞きすることに成功。
フランチェスコは、ラウラの夫で銀行で融資を担当するレオナルド・サルティに恨みを持つ者の犯行ではないかと考えているようでした。
フランチェスコに見つかりアパートから引きずり出されたヴィオラは、アパートの管理人グイド・カロニアが”罪悪感”を持っていることに気づくのでした。
その夜遅くフランチェスコはひそかに港に行き、特にコンテナを注意深く検査。
そのなかのコンテナの1つで、明らかに人身売買の犠牲者である若い女性が隠れているのを発見したフランチェスコ。
彼女は怯えきっており、警察だと名乗ったフランチェスコさえ遠ざけようとしました。
しかしフランチェスコが話しかけると彼女は自分の名前はファラであり、人身売買業者から逃れたもののまだ妹がとらえられていると告げました。
フランチェスコは、自分のアパートにファラをかくまうことに…。
ラウラ・スカリース(演:ロベルタ・アザローネ)
レオナルド・サルティ(演:マッテオ・クインジ)
マリサ(演:ローザ・カノーヴァ)
グイド・カロニア(演:ジョヴァンニ・サンタンジェロ)
フェデリコ・コスタ(演:セバスティアーノ・ティネ)
第5話「偽りの黄色/Giallo come le bugie」
フランチェスコは、人身売買業者についてのファラの証言を得ようとしますが、トラウマを抱えたファラは激しく動揺して人身売買業者の写真さえ見ることができません。
そんななかやってきたヴィオラにファラとの会話を中断されたフランチェスコは、もっとプライバシーを守ってほしいと頼みました。
この申し出に侮辱されたような気がしたヴィオラは、ラニエロから食事とデートに誘われたことをフランチェスコに話します。
ヴィオラはラニエロに誘われ、ひとり浮かれていたのです。
一方国際ジャーナリストでクラウディアの友人であるドメニコは、ある男性の写真を手に秘密の調査を行っているようでした。
翌日ドメニコが持っていた写真と同じ男性の遺体が、海沿いの岩の上で発見されました。
フランチェスコとトゥリが現着、殺害された男性とドメニコに関係があることを警察は発見します。
フランチェスコたちはシチリアウェブニュースのオフィスに向かい、ドメニコを逮捕・連行したのです。
しかしドメニコは詳細を話そうとはしません。
実はドメニコ、被害者カルーゾの不正について調査しており、交際相手の女性の件で脅迫されていたのでした。
交際相手の名前をかたくなに言おうとしないドメニコが、その女性をかばっているのではないかと疑うヴィオラたち。
そんななかヴィオラは、ドメニコのアパートの外でクラウディアのイヤリングを見つけ…。
ジェシカ・モレリ(演:ロセッラ・カッジャ)
グロリア・フリカーノ(演:デニス・サルディスコ)
第6話「信頼のオレンジ/Arancione come la fiducia」
若い女性のスカーフが、車で混雑した道路に飛んでいきます。
自動車ディーラーに務めるロレンツォがそれをつかまえるのを手伝おうとしますが、女性を振り返ったところで車にはねられロレンツォはひき逃げされました。
ヴィオラは、フランチェスコとトゥリがすでに事故を目撃した若い女性に質問している事故現場に到着します。
そこには激しく取り乱した女性がおり、彼女がロレンツォの母親であることを知ったヴィオラ。
彼女が母親を近くのカフェに連れて行き気持ちが落ち着くのを待っていると、ロレンツォの上司と同僚がやってきました。
そのなかのひとりの男の靴に赤いペンキの染みがあることに、ヴィオラは気づきます。
そんななかフランチェスコはひき逃げをした車が赤であることを知り、車の所有者を追跡。
所有者は、足を引きずった老人アルフィオ・ジョルダーノ。
警察は彼を尋問しひき逃げに関与した車が前夜に盗まれたことを知りましたが、アルフィオは警察に盗難を報告しなかったとのことでした。
実はアルフィオの息子サルヴォはロレンツォの同僚で、かなりの悪事を働いていた男。
しかし二年前から行方不明だとのことで、警察ではサルヴォが犯人だと疑い始めました。
一方ヴィオラはラニエロの農場で、30年前に農場の管理人だったヴィトに会いました。
彼はヴィオラの母親と親しかったそうで、母親が10年前にパレルモに戻ってきたことを明かしたのです。
ヴィトは母親がパレルモに滞在したことについてよく覚えていませんでしたが、彼女が滞在したホテルの手がかりをヴィオラに与え…。
アルフィオ・ジョルダーノ(演:パリデ・ベナッセイ)
ロザリア(演:ラファエラ・ダヴェッラ)
テレサ・サヴォカ(演:ヴァレンティーナ・フェランテ)
フェリーチェ・グレコ(演:カルロ・アムレート・ジャンムッソ)
ヴィンチェンツォ・グレコ(演:サルヴァトーレ・ラザロ)
ヴィト(演:トッティ・マンクーソ)
Abbiamo fatto una piccola incursione sul set per voi: ecco qualche esclusivo scatto di backstage, in attesa di vedere i nostri amati protagonisti in azione! 🎬💥😍#ViolaComeIlMare 💜🌊💜
a settembre su #Canale5 💜@frachillemi___ #CanYaman #FrancescoVicario pic.twitter.com/wLyWA2Nooj— Canale 5 (@Canale5Tv) August 23, 2022
第7話「自由の水色/Celeste come la liberta」
ある朝クラウディアはヴィオラに、レストランで夜中に起こった殺人事件を取材しなければならないと言います。
ヴィオラとタマラは犯罪現場に向けて出発、フランチェスコとトゥリはすでに現場にいて予備調査を行っていました。
この事件は、レストランの経営者ルイーザ・パレスが厨房の冷蔵室に閉じ込められ殺害されたというもの。
警察の調査の結果、レストランで働くすべての従業員は刑務所から釈放される前の再社会化プログラムの囚人であることが判明しました。
彼らは日中働き、勤務が終わったら刑務所に戻るというプログラムのメンバーだったのです。
犯罪現場の調査中にフランチェスコは、被害者から刑務所長への“レジから現金が欠落しているのが見つかった”と報告するメモを見つけました。
レジの金を奪ったのはアンドレア・カラヴェッロという店員であることがわかり、これがもとで争いが起こりルイーザを殺害したのでは…とフランチェスコは考えます。
一方ヴィオラは、記事を書くためにレストランで働く囚人にインタビューするべく刑務所に向かいます。
彼女は殺人事件とは関係ないと主張するアンドレアに、共感覚の能力を使って激しい恐怖を見ました。
彼は盗んだ金を返すためにレストランに行ったとき、ルイーザが共同所有者と議論しているのを目撃したと語り…。
アンドレア・カラヴェッロ(演:フランチェスコ・アリコ)
ベネデッタ・グラツィオージ(演:イラリア・ベルナベイ)
グリエルモ・グラツィオージ(演:ヴァンニ・ブラマティ)
ロゼッラ・グラツィオージ(演:ジュジー・フラロナルド)
グイド・フェリ(演:ルイジ・ピザーニ)
ルイーザ・パレス(演:ステラ・サバディン)
フィリッポ・ボノ(演:サヴェリオ・サンタンジェロ)
第8話「犠牲の黒/Nero come il sacrificio」
ある晩フランチェスコのアパートにラニエロがあらわれ、ヴィオラと会うことになっていたのに彼女が来なかったと告げます。
フランチェスコはヴィオラを探すためアパートを出て、バイクを走らせました。
するとヴィオラのコンバーチブルと救急車を発見、彼女が事故にあったことを理解したのです。
フランチェスコはヴィオラの恋人であるとウソをつき、救急車に同乗して病院へ。
彼女を診察した医師は、事故がまちがいなくヴィオラの精神性疾患によって引き起こされたと言いました。
ヴィオラは大したことではないと言いますが、医師はもうひとりでは運転してはいけないと断言します。
この事故により、ヴィオラとラニエロのパンテレリア島旅行は中止となりました。
一方退院したヴィオラはクラウディアに、公共の広場で男性が刺された事件を取材するよう言い渡されました。
タマラは姿を見せず、仕方なくヴィオラは同僚のアレックスを伴って現場へ向かいます。
するとそこにはフランチェスコと話すタマラがおり、刺された被害者は弁護士として働くタマラの父親グリエルモであることが明らかになりました。
フランチェスコが病院でタマラの母親と話したところ、一時的に世話をしている里子のフィリッポ・ボノに問題があったと告げます。
グラツィオージ夫妻は、彼らが育てる男の子としばしば議論をしていたと言うのです。
この証言からフィリッポは、刺傷事件の第一容疑者になりました。
そんななかタマラの家で事件について話していたヴィオラたちのもとに、警察が到着。
フランチェスコがフィリッポに話しをするように言いましたが、捜索中の警察官が血まみれのTシャツを発見。
フランチェスコは、フィリッポを警察署に連行したのです。
尋問を受けるフィリッポは、タマラの父親が広場で負傷しているのを見つけ出血を止めようとしたと告白します。
フィリッポを起訴するのに十分な証拠を持っていないにもかかわらず、彼を主な容疑者であると告げるフランチェスコ。
しかしヴィオラはフィリッポが犯人だとは思えずにいたところ、グリエルモとの浮気が疑われるソフィア・ガロが犯行を自供し…。
エルマンノ・フォッソ(演:アントニオ・パルンボ)
ソフィア・ガロ(演:マリル・ピピトーネ)
第9話「過ちのボルドー/Bordeaux come gli errori」
フランチェスコは、ファラに関する文書を読んでいました。
彼女を人身売買業者から救う機会を逃したことに、フランチェスコは強い罪悪感を抱いていたのでした。
一方ヴィオラは孤独を感じ、自分の病気のことをもっと早くラニエロに話すべきだったと後悔していました。
また父親に関する見知らぬ男からの電話も、ヴィオラを悩ませていたのです。
そんななか地元の自転車レースクラブの優勝祝賀会に、タマラとともに取材に向かったヴィオラ。
見知らぬ男からの電話についてタマラと話していたヴィオラの目の前で、ひとりの女性が泡を吹いて卒倒しました。
彼女はレースで優勝したこともある、将来有望な選手アンナ・レヴィコ。
アンナの様子からヴィオラは、アンナが何者かに毒を盛られたのではないかと考えます。
オフィスに戻ったヴィオラはクラウディアから、アンナのコーチが実の父親であることを聞かされます。
同時に、アンナのチームメイトが尋問のために警察署に呼ばれていました。
警察はアンナが毒を盛られたのは、チーム内の競争が動機であったと考えており彼らのうち数人はこの事件の容疑者です。
ヴィオラは新しい情報を求めて、アンナが入院している病院に行きました。
アンナはまだ意識を失っており、代わりにヴィオラは父親と話すことができました。
彼女の父親はアンナのボーイフレンドについてヴィオラに警告、父親はボーイフレンドを疑っているようです。
そんななかアンナの血液検査の結果、ドーピング検査が陽性だったことが判明。
フランチェスコは父親がアンナに薬物を与えたと考え、捜索令状を取ることに…。
アンナ・レヴィコ(演:セレナ・リモンタ)
ピエロ・レヴィコ(演:マシュー・シャルルマーニュ)
マルゲリータ・バッソ(演:エンリカ・コルテーゼ)
ロレンツォ・メンタ(演:セブンス・パレス)
第10話「選択の藍色/Indaco come le scelte」
観光用アプリの開発者ランダッツォが自宅で殺害されているのを、家政婦が発見しました。
被害者はこの翌日、タッコーニ財団から賞を与えられることになっていました。
ヴィオラは、ドメニコが賞を受賞したという同じ財団であることに気づきます。
フランチェスコはドメニコが事件とどのように関係しているかをヴィオラに尋ね、ヴィオラは彼にタッコーニ財団賞について話しました。
この情報は、フランチェスコを大いに驚かせました。
ヴィオラは警察の公式声明を求めましたが、フランチェスコは振り返ったきり何も言わずに去り、とても緊張しているようでした。
フランチェスコから情報を得られなかったヴィオラはドメニコに電話、彼は前日にヴィラ・タッコーニでの記者会見で被害者を見たと話します。
またドメニコは被害者が女性と議論しているのを見ましたが、かなり遠くだったうえ彼女の背中が彼に向けられていたので相手はわからないと言いました。
ヴィオラとタマラはヴィラ・タッコーニに行き、最初に庭師と話しました。
ふたりはタッコーニ夫人と話すことができるかどうかも尋ねましたが、庭師は夫人は現在息子と話すのに忙しいと答えます。
テラスでタッコーニ夫人が話していた相手は、なんとフランチェスコ。
ヴィオラとタマラは庭師から、フランチェスコがタッコーニ夫人のひとり息子であることを聞かされたのでした。
一方フランチェスコは殺人事件と被害者との関わりについて、母親に尋問することを主張。
驚がくしていたヴィオラとタマラも交えて、再び被害者について尋問が始まりました。
タッコーニ夫人は、殺害された日に被害者が男と議論しているところを見たと証言。
相手はファウスト・ルッソという男であることがわかり、フランチェスコは警察に彼を呼び出します。
しかしファウストは、被害者が殺害された日の朝に彼の家へ行ったが、彼はいなかったと言います。
アプリの開発に関与したことは認めましたが、殺人事件に関しては真っ向から否定し…。
ファウスト・ルッソ(演:ジャンニ・ロザート)
第11話「裏切りのピンク/Rosa come il tradimento」
漁師のエルネストが太ももを撃たれ、その後失血死する事件が発生。
エルネストが亡くなる二日前、彼に向って発砲したモロッコ人ユセフ・アイトが第一容疑者となりました。
ユセフはイタリアに10年以上住んでいましたが、仕事を失い労働許可が取り消されたうえ娘ダリラが失踪、娘を探すために海岸近くで寝泊まりしていたことを判明。
自分を守るために、わけもなく近づく者すべてを厳しく追い払っていたことがわかりました。
彼が見つけた手がかりは、娘が着ていたシャツが一枚。
ユセフは労働許可証を持っていないため、娘の失踪を警察に報告した場合に娘を見つける前に国外追放される可能性があることを恐れていたのです。
またフランチェスコとトゥリも被害者についてより詳しく調べ、被害者と妻は多くの経済的問題を抱えていたことがわかりました。
最近は魚をたくさん売っているのに、売り上げは被害者のボートの漁獲能力と一致していなかったのです。
一方フランチェスコは、ダリラはファラの遺体が発見された場所の近くで行方不明になったため、ファラの死と関係があるのではないかと考えています。
決定的でないDNAの結果により、フランチェスコは岩の上で見つかった遺体はファラではなくダリラなのではと疑うようになったのです。
彼はブシェミに別のDNA鑑定を要請、ブシェミはそれに同意するのでした。
そんななか自分の父親が神父であると確信し始めたヴィオラは、直接彼と対峙することに。
ところがそこでもたらされた新しい情報は、ヴィオラの心に影を落としました。
その夜ヴィオラは初めて、医師が処方した“共感覚を抑える薬”を服用し…。
ドメニコ・レオーネ(演:アレッサンドロ・カタルーチ)
ファブリッツォ・アルティエリ(演:ジャンカルロ・ラティーナ)
パオラ・アルティエリ(演:アイリーン・ムスカラ)
ユセフ・アイト(演:ヤゼル・モハメド)
第12話「始まりと終わりの白/Bianco come l’inizio e la fine」(最終話)
フランチェスコは内通者が検察庁内にいると聞き、“共感覚”を使ってその人物を割り出すようヴィオラに頼みました。
人身売買にかかわった検事たちに接触し、ヴィオラの能力で彼らの内面を探ろうと考えたのです。
しかしヴィオラは、この依頼を拒否。
病気の治療法の手がかりを失ったヴィオラは、医師の処方した薬によって“共感覚”を抑制していました。
そのため、フランチェスコの捜査に協力できなくなっていたのでした。
そんななかドメニコが約束を破って、記事を公開してしまいます。
シチリアウェブニュースのサイトは閲覧できなくなり、ニュース編集部は名誉棄損で訴えられることに。
存続の危機を迎えていました。
一方父親の捜索を断念し、パリに戻る決意をしたヴィオラ。
落胆しきっていたヴィオラは、何者かに監禁されてしまい…。
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