「ニュー・ポープ 悩める新教皇」の見どころ
Welcome to the papacy.
John Malkovich will join Jude Law in director Paolo Sorrentino’s limited series The New Pope, coming soon to HBO. pic.twitter.com/4jX5Gc9hzb
— HBO (@HBO) July 2, 2018
バチカン内部のことは、一般の人にはまったく知ることはできません。
それをあえてテーマに据えた本作は、もしかすると万人向けのドラマではないかもしれませんね。
ただ映像は、ひとつの芸術作品と言えるほど美しいものでした。
そりゃあ、ジュード・ロウさんが演じるピウス13世の聖職者らしからぬルックスはもちろんのこと(笑)
世の中の苦悩を一身に背負っているようなヨハネ・パウロ3世の表情もまた、尊いものなんですよね。
また「愛」の意味を改めて考えさせてくれるヨハネ・パウロ3世のことばは、心の奥に染み渡っていくようです。
監督・脚本を務めたパオロ・ソレンティーノさんにバンザイしたくなるような、価値のあるドラマになりました。
前作では破天荒な新教皇ピウス13世が主役でしたが、本作は彼とは正反対のヨハネ・パウロ3世の物語。
ジョン・マルコヴィッチさんが演じるキャラクターの発展・成長が、ストーリーの中心に置かれています。
ピウス13世とはまた違う意味で、引き込まれる人物ですね。
加えて、新教皇が権限を使って自分の好きな有名人をバチカンに招待するシーンでは、ふたりの大スターが登場。
第4話のマリリン・マンソンさんと、第5話のシャロン・ストーンさんです。
ふたりとも本人役で出演、特にシャロン・ストーンさん出演回ではご自身の代表作をパロったセリフもありますので、ぜひ楽しんでください。
「ニュー・ポープ 悩める新教皇」みんなの感想は？
ゆっくり観てた『ニュー・ポープ 悩める新教皇』をようやく完走。前作はピウス13世/レニーの悪魔的なまでの魅力に心を奪われてたけど、今作は登場人物全員の人間らしさが描かれていて、ヴォイエッロが葬儀で親友のことを語る言葉や、ヨハネ・パウロ3世が心を曝け出した演説にボロボロ泣いてしまった。
— トモリ(推しが多い) (@tomori_watabe) November 11, 2022
『ニュー・ポープ悩める新教皇』好き、とても面白かった。わけわかんないけどなんとなく納得できる。神秘に導かれているということ？
— kuro (@kurokisaan) April 20, 2022
『ニュー・ポープ 悩める新教皇』完走。パオロ・ソレンティーノ監督の全9話を俯瞰した演出が巧すぎて「天才がドラマを手掛けるとこうなるのか…」と唸ってしまった。ちょうど折り返し地点の第5話からレニー/ピウス13世＝ジュード・ロウの存在感がぐんぐん増して、加速度的に面白くなるのがすごい。 pic.twitter.com/kZM8Ck2vSo
— miumiu (@miumiut88) July 16, 2022
「ニュー・ポープ 悩める新教皇」についてまとめ
宗教、政治、哲学、道徳。
これらすべてを教えてくれ、考えさせてくれるのが「ニュー・ポープ 悩める新教皇」。
私たちも、「悩む」ことは多いですよね…。(^^;)
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