この記事では、ドラマ「ニュー・ポープ 悩める新教皇」のあらすじと見どころについてまとめています。
これから視聴を予定されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
それでは、ドラマ「ニュー・ポープ 悩める新教皇」について詳しくご紹介します!
「ニュー・ポープ 悩める新教皇」とは
Réunir deux papes pourrait être une bénédiction… ou le début de l’enfer.
The New Pope démarre le 13 janvier avec Jude Law et John Malkovitch, seulement sur CANAL+. pic.twitter.com/5sc69wYIG0
— CANAL+ (@canalplus) December 10, 2019
「ニュー・ポープ 悩める新教皇」概要
「ニュー・ポープ 悩める新教皇」は、2020年1月9日から全9話がイタリアSkyAtlanticにて放送されたドラマです。
本作は2016年に放送された「ヤング・ポープ 美しき異端児」の続編とされ、引き続きジュード・ロウさんが、教皇ピウス13世を演じています。
今回は、新しい教皇ヨハネ・パウロ3世として登場するジョン・マルコヴィッチさんが主演を務めました。
神聖で不可侵な存在の教皇でありながら、どこか人間くさい新旧の教皇対決が見ものです。
対照的なふたりが、実に魅力的です。
「ニュー・ポープ 悩める新教皇」スタッフ
製作総指揮
シモン・アルナル、キャロライン・ベンジョー、キャロル・スコッタ
エグゼクティブプロデューサー
パオロ・ソレンティーノ、ダビデ・ベルトーニ、マリオ・ジャナニ 他
プロデューサー
ベン・ジャクソン
監督
パオロ・ソレンティーノ
脚本
パオロ・ソレンティーノ、ウンベルト・コンタレッロ、ステファノ・ビセス
撮影
ルカ・ビガッツイ
音楽
レレ・マルキテリ、ブルーノ・バヴォータ
「ニュー・ポープ 悩める新教皇」キャスト
レニー・ベラルド/教皇ピウス13世(演:ジュード・ロウ)
アメリカ人で初めて、しかも最年少で教皇となり絶大な人気を誇っている。
説教中に心臓発作を起こし、昏睡状態にある。
ジョン・ブラノックス/教皇ヨハネ・パウロ3世(演:ジョン・マルコヴィッチ)
ヴォイエッロ枢機卿らに推され、新しい教皇に就任。
イギリスの名家出身だが、双子の兄弟を亡くし親からの愛情を得られずに育った。
ある大きな秘密を抱えている。
ローマカトリック教会枢機卿
アンジェロ・ヴォイエッロ(演:シルヴィオ・オルランド)
教皇庁の財産を管理するカメルレンゴ、国務長官。
バチカン史上最長の国務長官で、教会内で最高の権力を握る。
ジョンが新しい教皇に就任してからも、みずからが教会を動かせるように画策する。
ベルナルド・グティエレス(演:ハビエル・カマラ)
ピウス13世(レニー)に仕えていたが、ヨハネ・パウロ3世(ジョン)の新体制のもとで教皇庁顧問に任命される。
同性愛者。
マリオ・アッセンテ(演:マウリツィオ・ロンバルディ)
トマソ・ヴィグリエッティ/教皇フランシス2世(演:マルチェロ・ロモーロ)
ピウス13世(レニー)のあとを受けて最初に選出された教皇、コンクラーベのあと急死する。
スパレッタ(演:マッシモ・ジーニ) 教皇の個人秘書。
アギーレ(演:ラモン・ガルシア)
教皇のそばに仕える人々
ソフィア・デュボア(演:セシル・ド・フランス)
教皇庁のマーケティング担当。
教会の幹部として枢機卿らとともに、教皇にもっとも近いところにいる。
ダニー(演:ヘンリー・グッドマン)
ヨハネ・パウロ3世(ジョン)の執事。
その他
エスター・オーブリー(演:リュディヴィーヌ・サニエ)
教皇スイス衛兵隊員の元妻。
ピウス13世(レニー)に深く心酔しており、彼のおかげで息子を授かったと公言。
それによりメディアから金をもらい、生活費にしている。
バウワー(演:マーク・イヴァニール)
駐ローマ米国大使。
ヘルマー・リンデガルド博士(演:ウルリッヒ・トムセン)
ピウス13世(レニー)の主治医。
トーマス・アルトブルック(演:トーマス・アラナ)
ソフィアの夫、教皇庁金融部門のトップ。
他
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「ニュー・ポープ 悩める新教皇」のあらすじ・全話紹介
I just confessed four sins looking at this photo.
Here’s the first image of Jude Law and John Malkovich in the upcoming series, The New Pope. pic.twitter.com/hQD7fTiXWd
— HBO (@HBO) January 9, 2019
第1話「新教皇」
9ヵ月前説教中に心臓発作を起こし倒れたピウス13世は、今も昏睡状態が続いていました。
彼には三度の心臓手術が施されましたが、その間にも信奉者を増やし多くの人から聖人として崇拝されています。
駐ローマ大使であるバウアーの助言により、ヴォイエロは自分が新しい教皇になると名乗り出ました。
これは、ピウス13世の偶像化を防ぎ自分の影の勢力を維持するためでもありました。
ところがコンクラーベが彼を選出することを望んでいないことに気づき、彼とその仲間は敵のエルナンデス枢機卿が選ばれるのを防ぐために戦術を考えます。
彼らは代わりに、温厚なヴィグリエッティ枢機卿に票が集まるようにしたのです。
思惑通りヴィグリエッティ枢機卿は教皇フランシスコ2世という名の新教皇になり、教会に急進的な慈善改革を導入しました。
例えば、大勢の難民がバチカンに避難することを許可し、バチカンの公文書館と財政を完全に管理することを宣言したのです。
そして枢機卿団に彼らの貴重品を引き渡すよう命じました。
新教皇が気に入らないヴォイエロは、選挙で3番目に票を集めたよりおとなしそうなジョン・ブラノックス枢機卿に取って代わらせようとします。
そんななか教皇フランシス2世が突然心臓発作を起こし、急死したのでした。
一方で昏睡状態にあったピウス13世の指が、かすかに動き…。
モンシニョール・ルイジ・カバロ(演:アントニオ・ペトロチェッリ)
シスター・リゼット(演:ノラ・ヴァルトシュテッテン)
シスター・パメラ(演:ジェシカ・ピッコロ・バレラニ)
第2話「ジョン・ブラノックス」
ヴォイエロ、アッセンテ、グティエレス、アギーレ、ソフィアはイギリスに向かいました。
コンクラーベの前にジョン・ブラノックスに会い、新教皇の任を受け入れるよう話しにいったのです。
ジョンは英国貴族出身であり、イングランド国教会からカトリックへ改宗したとして教会で有名なジョン・ヘンリー・ニューマンの崇拝者でもありました。
ジョンの邸宅に到着すると、ジョンは哲学的な思想を持っていることがわかり、グティエレスやソフィアは不思議な魅力を感じました。
しかしヴォイエロは、どうすれば自分の思い通りに教会を動かせるかだけを考えています。
一行はジョンの風変わりで率直な態度に驚かされましたが、彼を新教皇に選ぶという決定が固まりました。
ジョンは朝までに自分の考えをまとめる、とヴォイエロたちに言うのでした。
一方バチカンでは、ソフィアの夫トーマスがイタリアの経済財務大臣と面会。
スパレッタ枢機卿は、ジョンの唯一の秘密を知っていると言い…。
ドゥイリオ・グッチャルディーニ(演:クラウディオ・ビガーリ)
アダム・ブラノックス(演:ジョシュア・スモールウッド)
レディ・ブラノックス(演:ジャネット・ヘンフリー)
ブラノックス卿(演:ティム・バーロウ)
第3話「傷ついた男」
ジョンは両親に教皇のことについて話しました。
ジョンの双子の兄弟アダムが亡くなり、著名な教会の人物になることができなかったのは皮肉なことです。
一方でアダムの死の責任を追及され続けた恥ずべき息子であるジョンは、現在教会で最高の地位を提供されているのです。
彼は両親の軽蔑や怨みに対して心から憤慨しており、そのために教皇になると両親に宣言するのでした。
それにもかかわらず翌朝、ジョンはヴォイエロたちの申し出を断ると言うのです。
しかしヴォイエロはなんとか説得し、ジョンを連れて一行は全員ローマに戻ることに成功。
そこでジョンは、ヨハネ・パウロ3世として新教皇に選出されたのです。
ヨハネ・パウロ3世は、教皇として最初の説教をします。
彼は情熱よりも優しさを優先しなければならず、教会は適切に愛する方法を学ばなければならないと述べたのでした。
すべてはヴォイエロの計画通りに進んでいると思われました。
しかしスパレッタ枢機卿の次の動きまで、ヴォイエロは予測することができなかったのです…。
ファビアーノ(演:アレッサンドロ・ライスチ)
ファイサル(演:ザキ・ビバウィ・アイヤド)
シスター・カテリーナ(演:エコ・アンドリオロ)
シスター・イヴァンカ(演:アニエスカ・ヤニア)
第4話「ヨハネ・パウロ3世」
ヨハネ・パウロ3世は大好きだったマリリン・マンソンを、教会に招待しました。
その後彼は、ヴェネツィアのピウス13世に面会することを決意します。
そんななかヨハネ・パウロ3世の秘密を握るスパレッタ枢機卿は、高級車ベントレーを彼に贈呈。
自分を秘書に任命するように脅すのでした。
一方で修道女たちがシスティーナ礼拝堂を占拠し、ストライキを行って自分たちの権利を主張。
ストライキのリーダーである女子修道院長とリゼット姉妹を迎え、話しを聞くヴォイエロ。
彼を敵にしないように忠告し、後で教皇との会談をセッティングしました。
ヨハネ・パウロ3世がヴェネツィアのピウス13世を訪問。
ピウス13世の回復を信じて徹夜で祈りをささげる一団を見て、ヨハネ・パウロ3世は前任者の人気とカリスマ性を思い知るのでした。
バチカンに戻ったヨハネ・パウロ3世は、グティエレスを顧問に、スパレッタを個人秘書に指名しました。
スパレッタ枢機卿は教皇フランシス2世の暗殺に関与した可能性があるヴォイエロを、敵にしないように忠告するのでした。
マリリン・マンソン(本人)
フレディ・ブレイクストーン(演:アレックス・エソラ)
アタナシオ(演:エネア・バロッツィ)
シスター・スリー(演:ナディ・カマラウィーラ)
修道院長(演:キルナ・スタメル)
第5話「NO!」
ヨハネ・パウロ3世はシャロン・ストーンに会い、カトリック教徒の同性愛者の結婚を許可するよう提案され現代の価値観をよりよく支援するべきだと言われました。
そんななか、フランスのルルドでテロが発生。
数日後、残忍なテロ行為が行われた場所でヨハネ・パウロ3世は記者会見を開きました。
彼の語ったことばと迅速な対応は、大衆の心をつかみ共感を呼んでいます。
一方ソフィアはヨハネ・パウロ3世の個人番号を受け取り、地下墓所でひそかに面会。
教会での性的虐待のレベルを下げるために、聖職者の異性愛者と同性愛者の結婚を合法化するという彼の考えを打ち明けられたのです。
これはバチカンにとって大きな方針転換であり、ソフィアは困惑するのでした。
シャロン・ストーン(本人)
第6話「最長の国務長官」
生活費を稼ぐために、不遇な青年の性行為の相手をしたエスター。
エスターは、性的ななぐさめを必要としている若者たちが他にも大勢いると、青年の母親から聞かされます。
一方ソフィアは、夫トーマスやスパレッタが未成年の女の子と密会していることを知ります。
ヴォイエロにこのことを報告、ヴォイエロはこのニュースをヨハネ・パウロ3世に伝えました。
ヨハネ・パウロ3世からこの件について追及されたスパレッタは、教会を財政難から救うためだったと説明。
その後スパレッタは、ヴォイエロを国務長官から交代させる必要があると言うのでした。
ヨハネ・パウロ3世はヴォイエロに会い、辞任を提案したのです。
レオポルド・エッセンス(演:J・デビッド・ヒンゼ)
エモリー・キッツワース(演:ミッチェル・マレン)
アタナシオの母(演:ロア・ステファネク)
ドゥイリオ・グッチャルディーニ(演:クラウディオ・ビガーリ)
ジロラモ(演:エドアルド・ブッシ)
第7話「聖人」
ピウス13世が、すべての医学的予測に反してついに昏睡状態から目覚めました。
回復のために、心臓専門医のリンデガード博士の家にひそかに連れて行かれます。
そこでピウス13世は、息子が重度の筋緊張性ジストロフィーのためうつ病になってしまったリンデガードの妻エワ・ノヴァクに会いました。
ピウス13世が聖人でありイエスの再臨であると信じること、加えて彼が子どもを治してくれることをエワは懇願します。
そんななか病院の外でピウス13世の回復を祈っていたエスターが率いる信仰者たちは、彼が殺されたと思い込みました。
一方でテロ攻撃がサンピエトロ大聖堂で発生し、ヨハネ・パウロ3世の犬が殺され彼は深い鬱病に陥りました。
ソフィアが引退したヴォイエロに、脆弱なヨハネ・パウロ3世の状態についてアドバイスを求めます。
するとヴォイエロは、ヨハネ・パウロ3世の弱点を知るように言うのでした。
エワ・ノヴァク(演:ユリア・スニギル)
第8話「暗躍する男」
バウアーはヴォイエロと会い、ピウス13世が目覚めたことそしてバチカンを元に戻すためにヨハネ・パウロ3世を連れ戻す必要があることを知らせました。
ヨハネ・パウロ3世は、アルプス山中に引きこもっていたのです。
ソフィアは、ヨハネ・パウロ3世に会いに出かけました。
双子のアダムがスキー事故でどのように亡くなったか、そして彼を救うことができなかったことをソフィアに明かすヨハネ・パウロ3世。
一方アッセンテは不用意な発言辞任を余儀なくされ、ヨハネ・パウロ3世の秘密を知ったヴォイエロは国務長官として復帰しました。
そんななかピウス13世は秘密裏にローマに戻り、ヴォイエロとともに公にカムバックすることを計画しています。
彼は修道女たちとも面会し、教会の適切な改革を約束しました。
ヴォイエロの友人であるジロラモが亡くなり、バチカンの葬式が執り行われることに。
ヴォイエロはヨハネ・パウロ3世に、ピウス13世は名誉職にとどまることはできず2人は将来について直接話し合うために会わなければならないと忠告するのでした。
第9話「2人の教皇」(最終話)
ソフィアは夫と彼の共謀者が逮捕されたことを確認した後、マーケティング責任者を辞任しました。
そんななかヴェントテーネの小学校で人質事件が発生。
ピウス13世とヨハネ・パウロ3世は、この問題について話し合うために会合を開きます。
ピウス13世は、この事件の責任はカリフ制にあると信じています。
彼は秘密裏に枢機卿の支持を得て、ヨハネ・パウロ3世に彼の感情を公に反映させるよう説得しました。
バウアーはヴォイエロとカリフ制の上級メンバーとの会合を強要、カリフは枢機卿に人質事件には関係ないことを知らせます。
この人質事件は、イスラム教のカリフの仕業に見せかけたエスターを含むピウス13世の崇拝者であることが判明、逮捕されました。
ヨハネ・パウロ3世は“世の中から忘れ去られたい”という願いをかなえ、イギリスへ帰国。
そしてピウス13世は、中道を称賛する説教を行いそれが今後の教会の道である、と説いたのですが…。
カリフ大使(演:フサム・チャダット)
ヴァレンテ神父(演:イグナツィオ・オリバ)