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「THE BRIDGE/ブリッジ」あらすじと見どころまとめ!スウェーデンとデンマークを繋ぐ橋で起きた衝撃事件

この記事は約23分で読めます。
本ページは広告・PRが含まれており、アフィリエイトプログラムによる収益を得ています。予めご了承ください。

この記事では、ドラマ「THE BRIDGE/ブリッジ」のあらすじと見どころについてまとめています。

これから視聴を予定されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

それでは、ドラマ「THE BRIDGE/ブリッジ」について詳しくご紹介します!

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「THE BRIDGE/ブリッジ」とは

「THE BRIDGE/ブリッジ」概要

「THE BRIDGE/ブリッジ」は、ハンス・ローゼンフェルトさんが製作・脚本を手がけたノルディック・ノアールの犯罪テレビシリーズです。
スウェーデンのSVTとデンマークのDRの合弁作品で、100カ国以上で公開されています。

原題はスウェーデン語で「Bron」デンマーク語で「Broen」といい、国境を超えた協力捜査がテーマとなっています。
オーレスン橋の国境線上で発見された切断遺体から始まる衝撃的な事件が視聴者を引き込み、緊迫感のあるストーリーが展開されます。

「THE BRIDGE/ブリッジ」は、デンマークの大ヒットドラマ「THE KILLING/キリング」およびスウェーデンの「刑事ヴァランダー」シリーズのスタッフによって製作されました。
本作のバックグラウンドには、北欧の社会問題や文化の違いをリアリスティックに描写する目的があったと思われます。

スウェーデン語とデンマーク語が半分ずつ使われており、それによって生じるコミュニケーションの課題や文化摩擦もドラマの重要な要素となりました。
このような背景と意図により、本作は単なるミステリースリラーを超え、深い社会的テーマを持つ作品として私たちを惹きつけています。

「THE BRIDGE/ブリッジ」スタッフ

エグゼクティブプロデューサー
ラース・ブロムグレン、ヴォルフガング・ファイント、ラルフ・アイヴァルソン 他
プロデューサー
アンダース・ランドストローム、ボー・エールハルト
監督
ヘンリック・ゲオルグソン、シャーロット・シーリング、リサ・シウェ
脚本
カミラ・アールグレン、マンス・モーリンド、ハンス・ローゼンフェルト 他
撮影
ヨルゲン・ヨハンソン、オロフ・ジョンソン、アリ・ウィリー
音楽
パトリック・アンドレン、ウノ・ヘルメルソン、ヨハン・ソデルクヴィスト
テーマ曲
クワイア・オブ・ヤング・ビリーバーズ「Hollow Talk」

「THE BRIDGE/ブリッジ」キャスト

サーガ・ノレーン(演:ソフィア・ヘリン)
スウェーデン・マルメ郡警察殺人課主任刑事。
社会的スキルが低い。
他人の気持ちや立場を思いやることができず、明示されていないがアスペルガー症候群と思われる。
社会規範から逸脱しているように見えるが、実は聡明で献身的な仕事ぶりを見せる。

マーティン・ローデ(演:キム・ボドニア)
デンマーク・コペンハーゲン警察殺人課主任刑事。
これまで3回結婚しており、最初の結婚で長男アウグストを、現在の妻メッテとのあいだにも子どもを授かった。
陽気で人好きのする男、家族思いだが浮気性。
反抗期のアウグストの扱いに困っている様子。
これ以上の子どもは養えないと考え、最近パイプカット手術を受けたばかり。
ところがその後メッテの妊娠が発覚する。

マルメ郡警察関係者

ハンス・ペッテション(演:ダグ・マルムバーグ)
マルメ警察署長、サーガの上司。
その後、リリアンと結婚する。
ヨーン・ルンドクヴィスト(演:ラファエル・ペッターソン)
マルメ警察刑事、ITの専門家。
ナビド(演:ウィリアム・レグ)
サーガの同僚刑事。
グリー(演:アネット・リンドベック)
サーガの同僚刑事。
病理医(演:ガブリエル・フローレス・ジャイール)

コペンハーゲン警察関係者

リリアン・ラーセン/ペッテション(演:サラ・ボバーグ)
コペンハーゲン警察署長、マーティンの上司。
その後、ハンスと結婚する。
ヘニング・ソルストラップ(演:オーレ・ボイセン)
マーティンの同僚刑事。
イェンス(演:ラース・シモンセン)
自死した元警官。

マーティンの家族

メッテ(演:プク・シャーバウ)
マーティンの三人目の妻。
マーティンの連れ子アウグストと自分が生んだ子どもたちを育てている。
アウグスト(演:エミール・ビルク・ハルトマン)
マーティンと最初の妻とのあいだに生まれた長男。

その他

ダニエル・フェルベ(演:クリスチャン・ヒルボルグ)
マルメの新聞会社アフトンポステンのジャーナリスト。
オーケ(演:クリスチャン・リマ・デ・ファリア)
ダニエルの同僚。

ステファン・リンドベリ(演:マグヌス・クレッパー)
マルメのソーシャルワーカー。
ソニア(演:マリア・サンドボム)
ステファンの疎遠な妹、路上生活をしていたが毒殺されそうになる。

ヨーラン・ゾーリンガー(演:ディートリッヒ・ホリンダーバウマー)
不動産王、心臓病で移植を心待ちにしていたが手術が終わったとたん絶命する。
シャーロッテ(演:エレン・ヒリングソ)
ヨーランのふたりめの妻、ヨーランに愛人がいたことを知る。

ビョルン(演:モーテン・スアバレ)
元船員のホームレス、粗暴で福祉施設でも嫌われていた。
アニア(演:ファンニ・ケテル)
母親と確執があり家出、犯人を目撃する。

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「THE BRIDGE/ブリッジ」の全話あらすじ

第1話「オーレスン橋」

ある晩、スウェーデンとデンマークの国境にかかるオーレスン橋で停電が発生する。
復旧したとき国境をまたぐようにして、女性の遺体が遺棄されているのが発見された。

被害者はマルメ市議会の議員エークヴァルであることが判明、マルメ県警察の管轄下となる。
ところが遺体はウエストラインで半分になっており、下半身は別の女性のものであることが明らかになった。

マルメ警察刑事サーガとコペンハーゲン警察刑事マーティンがこの事件を担当することになり、遺体の下半身は行方不明になっていたデンマーク人娼婦であると判明した。

遺体発見現場では不動産王ヨーランの妻シャーロッテが、夫に心臓移植を受けさせるためコペンハーゲンの病院へ向かうべく検問を通過していた。
ところが病院に到着したときには、ヨーランの体は衰弱しており手術を受ける体力が残っていないと判断される。

ヨーランのために用意された心臓は別の患者に渡ることになったが、シャーロッテは夫の心臓移植を最優先するなら病院に新しいCTスキャナーを提供すると病院長を脅すのだった。

一方暴力的で薬物依存の夫セーレンとの関係に苦しむヴェロニカは、ソーシャルワーカーのステファンに新しい家と生活を始めるように諭されセーレンとの別れを決意する。

そんななかサーガマーティンは、死体を橋に運ぶために使われた車を特定した。
それは若いジャーナリスト、ダニエル・フェルベのものだった。

ところがダニエルの車に、時限爆弾装置が仕掛けられていたことが判明。
タイマーが残り数分のところでサーガマーティンが現場に到着したときには、ダニエルはその車のなかに閉じ込められていた。

第2話「犯人の声明」

ダニエルの車に仕掛けられた爆弾は爆発しなかった。
それどころか車のCDプレーヤーからオーレスン橋の殺人犯からのメッセージが収められたディスクが発見され、記録されたものと同じ内容の声明がウェブサイト「真実のサイト」で公開された。

殺人犯は社会に対して5つの不満を持っていると話し、議員の死には迅速に対応するが娼婦の死からは目を背けていると言う。
殺人犯は、“法の下の平等”がないがしろにされていると語っていた。

サーガは殺人犯のウェブサイトを追うようにヨーンに命じたが、さかのぼってみるとデンマークのコペンハーゲン警察のサーバーから発せられたものであることが判明する。
マーティンは1年以上前に失踪したデンマークの娼婦、オーレスン橋で見つかった遺体の下半身の持ち主である2人目の被害者の事件を再開、彼女の日記を手に入れた。

そんななかシャーロッテは彼女の最愛の夫に、心臓移植手術を受けさせることに成功した。
ところが麻酔から目覚めたヨーランシャーロッテに別れたいと告げ、その直後容態が悪化し絶命した。

一方ダニエルは、殺人者から連絡を受けていた。
彼はダニエルに、自分の言い分が正しいことを裏付ける資料を提供する。

ダニエルは資料の調査結果を発表、殺人犯の動機についての議論が引き起こされ世間は騒然となった。
殺人犯は“真実のテロリスト(ST)”として知られるようになる。

そんなおりステファンは偶然に若いホームレスの女性の記録を発見し、それが長いあいだ行方不明になっていた彼の妹ソニアと認識する。
ステファンは彼女を探し始めるが、見つけた瞬間に彼女は倒れ昏睡状態となった。

そしてサーガが死体の手がかりを発見したちょうどそのとき、ダニエルは殺人犯から再び連絡を受け…。

第3話「広がる事件」

元船員で乱暴者のホームレス、ビョルン・ラスムセンが、何者かにスタンガンで撃たれ拉致された。
その後ビョルンが拘束され痛めつけられている様子が、”真実のサイト”で生中継された。

サーガマーティンビョルンがさらわれた場所を特定、向かってみるとスタンガンの残骸を発見する。
悪用防止のために発射されたカートリッジには製造番号が記された紙が入っており、撃った者の名前や発射した時間がわかるはずだ。

そんななかコペンハーゲン警察署長リリアンは、手柄を自分たちのものにしようと躍起になっていた。
というのも、コペンハーゲン警察の警官が容疑者を殺害した容疑で告発されていたからだ。
以前にも似たような事件を起こしていたコペンハーゲン警察では、評判を取り戻すために今回の事件を解決する義務があったのだった。

一方毒殺未遂から生還し病院で目を覚ましたソニアは、ステファンの名前を呼ぶもののサーガの取り調べに応じることは不可能だった。
ステファン本人が姿をあらわし身分証を見せたうえ、事件とは無関係であると主張、サーガはそこから去らざるを得なかった。

そんなおりビョルンの動画には4人の不動産王の画像も写っており、そのなかのひとりは心臓移植手術後亡くなったヨーランであることが判明する。
「4人がビョルンを助けられる」というSTの音声が入っており、彼の身代金の要求をつきつけた。
見ず知らずのホームレスの身代金など、不動産王たちが払うわけがないとほくそ笑むように。

サーガが精神科医の協力を得てSTのプロファイリングを決行、彼は緻密な計画を立てそれに沿って行動していることがわかる。
逆に考えれば、STの弱点は計画外の事態が発生することだ。
つまりヨーランの死はSTの計画外のことであり、計画が崩れることは彼にとってもっともイヤなことなはず。

サーガマーティンSTについての考察を進めていたとき、ビョルンが自力で逃げ出すことに成功する。
しかしすぐにSTに見つかって再びイスに縛り付けられると、また彼の動画が流されるようになった。
そしてSTは、ビョルンの体から血が流れだすように器具を取りつけたのだ。

改めて不動産王たちにビョルンの身代金を払うよう要求するST、一方ビョルンは唯一動かせる目の瞬きを使ってモースル信号を送っていた。

第4話「犯人との接触」

マーティンビョルンの送る信号から、”イステツ通りの男性の家”というメッセージを読み取った。
イステツ通りには”男性の家”という福祉施設があり、ビョルンはそこへ通ううちにSTと出会った可能性が高い。

マーティンがすぐに”男性の家”に向かうと、偶然ステファンと出くわした。
ステファンが社会福祉士であることを初めて知ったマーティンだったが、とても疑わしく思えマルメ警察に来るように命じるのだった。

マルメ警察には4人の不動産王が呼び出され、ビョルンの身代金を払うように説得される。
話し合いのすえ彼らはビョルンを見捨てることに決めるが、シャーロッテが考えを翻しビョルンの身代金をひとりで払うと断言した。

そんななかビョルンの送る信号からは、数字とアルファべットを読み取ることができた。
それが電力メーターの型番であることに気づいたサーガは、ビョルンが拘束されていそうな場所にいくつか目星をつけ急ぐ。

そのなかのひとつに、犯人がいた。
シャーロッテが身代金を払ったため、ビョルンを解放する必要があり現場にあらわれたのだ。

ところが鉢合わせしてしまったマーティンが犯人に倒され、後頭部に銃を突きつけられる。
“撃たれる”とマーティンが覚悟した瞬間、犯人は発砲するかわりにマーティンの股間を思いきり蹴とばして走り去った。

一方コペンハーゲン警察の警官による、容疑者殺害事件の公判が開かれようとしていた。
被害者は移民のハーディ、証言するのは警官のヘニング
ヘニングは何かを知っているようだったが、ハーディを死に至らしめた同僚をかばっているようであり、マーティンはこのことを激しく責めるのだった。

そんななか家出した少女アニアは、見知らぬ男ラッセの家で目を覚ます。
彼はアニアを連れてきたことを忘れており、精神的な問題を抱えているようだった。

そして”明日、大きい仕事がある”と告げる。
ラッセの家を出たアニアは、外で見知らぬ男とすれ違った。

第5話「犯人を見た少女」

精神科クリニックを受診したラッセは担当医のエーミルを日本刀で殺害、自分も自死しようとしていたところを取り押さえられた。
同時に別の場所でも精神科施設に通う患者たちが、殺人傷害事件を起こし自死していた。

“精神を患う者を薬漬けにするだけ”と、精神医療の予算削減を問題視したSTラッセたちを操って起こした犯行だ。
犯行を起こした患者たちはすべて命を絶っていたが、ラッセだけは助かった。

ラッセは予約をしてクリニックを訪れていたことから、この犯行は8週間前に計画されていたことが判明。
ビョルンSTと面識があったと推定できるため、エーミルやオーレスン橋で遺体で発見された女性たちもそうではないかとサーガは考える。

ラッセのアパートの検分で、アニアの存在が明らかになる。
アパートに取り付けられた防犯カメラの映像にはアニア以外には映っていなかったが、隣接する毛皮店のカメラにはアニアとすれ違った男の映像が残っていた。

ラッセは犯人に脅されているのか、ひどく恐れていた。
威圧的なマーティンの取り調べにも、犯人については口をつぐむ。

サーガアニアが書いたラッセの似顔絵を思い出し、彼の情に訴える作戦に出る。
これまでの犯人の残虐な犯行写真を並べて見せ、次の被害者はアニアかもしれないと語りかけたのだ。

この作戦は功を奏し、ラッセは犯人の特徴を話し始めた。
“背が高く目が青い、髪の毛は茶色、チェックのコート・手袋・マフラーを身につけている”。

アニアが男とすれ違ったなら、彼女が犯人の顔を見ている可能性がある。
そんななかラッセのアパートへ戻れず街をさまようアニアを警官が発見したが、サーガが到着したとき銃声が聞こえアニアが倒れた。

一方容疑者殺害事件の裁判は、警官が無罪となって終了していた。
判決に不服のハーディの父は上訴すると決めたが、そのころ偽証したヘニングが自宅で何者かに襲われていた

第6話「巧みな罠」

アニアが書きかけた犯人の似顔絵を見たマーティンステファンだと確信するが、サーガは否定した。
ステファンのアパートの検分では、大量の医療器具と薬品、そして床の羽目板からは血痕が見つかった。

逮捕されたステファンは殺人を否定、医療器具と薬品は社会から見捨てられた人たちを救うために使っていると説明した。
また血痕は、かくまった難民のものであると主張する。

血痕の分析結果からこれまでの被害者とは無関係であると証明され、ステファンは釈放された。
それでもマーティンは、ステファンが何かを隠していると疑っていた。

そんななかスクープを提供すると言ってダニエルを呼び出したマーティンは、彼の携帯電話のSIMカードを盗み出すことに成功する。
SIMカードをすり替えダニエルを帰した直後、犯人から電話がかかってきた。

受けたサーガは、アニアのことを知っていたのはなぜなのかと問う。
公表されていないアニアを犯人が見つけたことを考えると、情報が洩れている可能性が高い。

しかしSTは何も答えないまま電話を切り、サーガは答えを知ることができなかった。
さらに警察にチクったと疑われたダニエルは、これまで代弁者として情報を提供してくれていた犯人とのあいだに緊張感が走る。

ダニエルの釈明を聞いた犯人はダニエルとの協力関係を続けることにし、第4の問題を提起した。
それは移民が迫害されていることについてだった。

そんななかヘニングが拉致されたことが明らかになり、大捜索が始まった。
彼はSTの手によって、ハーディの父が経営する雑貨店の地下に拘束されていた。
ハーディの父と兄に復讐させるため、STがそこに縛り付けたのだ。

しかし父兄はヘニングを傷つけることなく解放、ヘニングは外に出たところで対暴走鎮圧部隊の警官に保護されたかに見えたがその場で射殺される。
警官に化けた人物がパトカーで逃亡するのを、ハーディの兄が目撃していた。

その後ヘルシンゲル署のパトカーが、乗り捨てられているのが見つかる。
ハーディの兄が目撃したパトカーだ。

サーガSTと称する犯人が、警察官なのではないかと考え始める

第7話「第5の社会問題」

5人の子どもたちを乗せたスクールバスが行方不明となった。
STがバスを乗っ取ったもので、子どもたちの様子が”真実のサイト”に生配信された。

元気に遊んでいる子どもたちの映像とともに企業のリストが公開され、これらの企業は児童労働に関与しているのだとSTが言う。
“チョコレート、家具、おもちゃ、洋服、スポーツ”
5つの業種をリストアップし、オーレスン地域の複数の企業が間接的に児童を搾取しているのだと言うST

そして2時間以内に、該当する企業の建物を燃やすように続ける。
1社の建物を燃やすごとに、子どもをひとりずつ解放するのだと。

詳細な内容はダニエルのもとにメールで届けられたが、記載されていた企業名が新聞社のスポンサーだったため、ダニエルの上司はリストを警察に渡して公表はしないと決める。
ところが名誉欲にかられたダニエルは上司に反してリストを公開、即時解雇された。

一方犯人がデンマークの警官であると仮説を立てたサーガは、該当する人物をピックアップしていく。
そのなかで、犯人が乗っていたパトカーと本部との無線通信記録が見つかった。

犯人はアメリカFBIで使われる特殊な用語を使っており、このことから該当者を絞り込もうとしたが、デンマークの警官は全員FBIで訓練を受けていたことが判明。
スウェーデン側にも、該当者は7人にのぼった。

そんななか匿名の情報源からスクールバスの場所がわかり、サーガマーティンが急行。
爆発物処理班も出動し、確認のためバス周辺は徹底的に調べられた。

カメラを使ってなかを見ると“ご協力ありがとう”と書かれたメモが残されており、バスが置かれていた倉庫はリストにあった家具会社フールボスのものであると判明。

急いで退避したが、バスのドアを開けると自動的に爆発する仕掛けがしてあった。
けが人はいなかったものの倉庫は炎上、すると子どもたちの配信映像にあったリストから家具の文字が削除されたのだ。

次は洋品店、続いておもちゃ会社の倉庫。
次々に、リストに書かれていた企業の関連施設が放火されていく。
そのたびに映像から企業の名前が削除され、すべての企業名が消えると子どもたちがいる場所の座標が送られてきた。

サーガSTの言いなりになっている警察や市民に、危機感を強める。
子どもたちの救助に向かうものの、犯人は変装していて人相がわからずじまいだった。

第8話「新たな手がかり」

STが主張する社会問題の5つが出そろった。
法の下の平等、精神医療の予算削減、格差、移民政策の失敗、労働犠牲になる児童

これまでSTの代弁者として利用されてきたダニエルが、他殺体で発見される。
彼はもう用済みになったのだと、サーガマーティンは悟った。

覚醒したソニアが写真を見て激しく拒絶した態度から、防犯地域コーディネーターとして表彰もされていた元警官イェスパー・アンダーソンが逮捕された。
イェスパーは警察に連行されたものの、内通者の協力を得て逃亡、追跡したサーガに射殺される。

ところが彼の身辺を調べてみると、女性虐待をしていたことが判明したが連続殺人犯ではなかった。
ソニアの拒絶反応は、彼女も虐待されていたからだろう。

そんなおりオーレスン橋で見つかった遺体の上半身の持ち主エークヴァルが検事だったころ、ある事件を担当していたことがわかった。
オーレスン橋で、飲酒運転と見られる車にぶつけられた母子が事故死していたのだ。

車は盗難車だったため所有者のロックスタトは責任に問われず、捜査を打ち切ったのがエークヴァルだった。
そして亡くなった女性の夫がデンマークの警官イェンスマーティンの友人であることも明らかになる。

イェンスSTではないかとサーガは考えるが、妻と子を亡くした直後自死したイェンスの遺体を見たマーティンは断固として否定した。
しかしイェンスは自分で自分の頭部を撃って亡くなったと見られ、判別できないほど顔が損傷していたのだと言う。

誰が見ても自死だと考えられたことから、遺体のDNAや指紋の照合、検視なども行われていなかった。
イェンスが死を偽装していたとしても、疑う者はいなかっただろう。

サーガイェンスについての情報を徹底的に調べ上げ、これまでのすべて被害者とイェンスとのあいだに接点があることを突きとめる。
サーガの推理は、確信に変わった。

おそらくイェンスは整形して顔を変えているだろう、しかも自死を偽装し5年もの時間をかけ計画を練っている。
ダニエル殺害で事件が終わるとは、サーガには思えなかった。

第9話「犯人の素顔」

マーティンSTが直接対峙したとき、STマーティンを撃たなかった。(股間を蹴り上げたが)
マーティンの友人だったイェンスであると考えれば納得がいく。

そしてオーレスン橋で事故死したイェンスの妻ミカエラは、イェンス以外に好きな男がいたことが判明する。
一方イェンスの整形手術をしたと思われる整形外科医カール・エリク・ヘルマンソンの名前も突き止めた。

その当時看護師だった女性に話しを聞くと、カールはすでに自死していると言う。
カールがみずから命を絶つという選択をしたことに、元看護師は疑念を抱いていた。
手術の直後クリニックが火災にみまわれすべて燃え尽きたことも、彼女にとっては納得できない様子だった。

サーガたちが見せたイェンスの写真を見て、元看護師は大きく反応した。
名前をそらんじるほど、彼のことを覚えているのだと言う。
元の顔がわからないほど劇的に顔を変化させる手術を受けたイェンスを、彼女は今も強烈に覚えていた。

イェンスカールを殺害し、自分が自死したように見せかけた。
そして以前の面影がまったくない、別人になっているようだ。
サーガたちは、イェンスの特定を急ぐ。

そのころマーティンがしばらく帰っていなかったローデ家は、大きく変化していた。
メッテはコンピュータソフトの営業セバスチアンと関係を深め、長男アウグストはチャットでやり取りをしていた元カノのフリーダと直接会うことになった。

ところがフリーダとの会話が、まったくかみ合わない。
アウグストは、何者かがフリーダになりすましてチャットをしていたことに気づく。

第10話「橋の上の対決」(最終話)

イェンスは復讐計画を綿密に練り上げ、整形した顔とその後の犯罪を利用してマーティンの家族に近づいた。
オーレスン橋で妻子が事故死したのは、マーティンのせいであると考えたのだ。

彼はメッテアウグスト以外の子どもたちを誘拐、マーティンは彼らの救出を優先せざるを得なくなる。
一方サーガは、イェンスの本当のターゲットがアウグストであることを突きとめた。

そんななかアウグストイェンスに誘拐され、おそろしい”棺桶”に閉じ込められた。
「息子を助けたければひとりで来い」と命じられたマーティンが、オーレスン橋でイェンスと対峙する。

そこには体に爆弾を巻き付けたイェンスが女性を人質に取って立っており、その様子は用意していたカメラで生配信されていた。
イェンスアウグストを助けたければ、女性を撃て」と命じる。

マーティンに代償を求めるイェンス
女性を撃てばアウグストは助かる、しかし職も地位もすべて失うだろう。
選択を迫られたマーティンは、配信されていることを知らず女性を撃ってしまった。

ところがマーティンは、これがイェンスのうそだったことを知る。
そこにサーガが到着、イェンスに向かって照準を定めていた銃を下ろすようマーティンに言った。

アウグストは見つけた、生きている」とサーガが言う。
彼女といっしょに長い時間を過ごしてきたマーティンは、それがサーガなりのうそであることに気づいてしまい…。

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「THE BRIDGE/ブリッジ」の見どころ

「THE BRIDGE/ブリッジ」の物語は、スウェーデンとデンマークを結ぶ象徴的なオーレスン橋で発見された切断遺体の事件から始まります。
このオーレスン橋はスウェーデンとデンマークを結ぶ重要な交通路であり、国境線上に位置しています。

ドラマの第1話において、この橋の中心部分でスウェーデンの上半身とデンマークの下半身からなる遺体が発見されるという衝撃的なシーンが描かれます。
これは両国の捜査機関に緊張感を与える、事件の始まりを告げる瞬間です。

事件の概要

被害者は実際にはふたりの女性であり、上半身はスウェーデンの有名な政治家、下半身はデンマークの娼婦という異なる背景を持つ人物の身体が組み合わされていました。
単なる殺人事件ではなく、犯人が意図的にメッセージを伝えようとしていることを示唆しています。

この複雑な状況により被害者の特定は捜査の初期段階で大きな課題となり、物語の進行に不可欠な重要ポイントとなりました。
そしてスウェーデンのサーガ・ノレーン刑事とデンマークのマーティン・ローデ刑事が共同で捜査にあたることになるのです。

捜査が進むにつれて犯人が次々と新たな犯罪を犯し、その度にメディアを通じて社会問題を取り上げるメッセージを発信するという特徴的な行動が見られるようになります。
またそれと並行して別のキャラクターが事件に巻き込まれ、それらは関係がないように思われました。

しかしそれらがすべて結果的に一点に集まっていく過程は、複雑に絡み合うなぞ解きをリアルに見ることができました。
殺人事件の周辺で起こる別の事件も絶対に見逃すことができないほど、物語の芯に関わっているのがわかると思います。

緊迫感あふれるストーリー

本作は、その緊迫感あふれるストーリーが視聴者を一瞬たりとも離しません。
オーレスン橋というスウェーデンとデンマークを結ぶ国境線上で発見される衝撃的な殺人事件を軸に、サーガマーティンという異なる背景を持つ刑事たちの協力と対立が描かれています。

ひとつ(実際はふたり分でしたが)の他殺体の発見から物語が動き出し、私たちは複雑に絡み合うなぞ解きの過程に引き込まれます。
リアリスティックな犯罪捜査の描写とともに、社会問題や人間関係の深層に迫る展開が続き、常に緊張感が維持されています。

なかでも現代社会において世界中で問題となっているテーマを犯人が求める正義とともに描き出し、私たちを深く考えさせる内容となりました。
政治的な側面や社会的課題に関する背景も、捜査を困難にさせる要素となっていることが理解できます。

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「THE BRIDGE/ブリッジ」についてまとめ

「THE BRIDGE/ブリッジ」は、ハンス・ローゼンフェルトさんが製作・脚本を手がけたノルディック・ノアールの犯罪テレビシリーズです。
スウェーデンのSVTとデンマークのDRの合弁作品で、100カ国以上で公開されています。

原題はスウェーデン語で「Bron」デンマーク語で「Broen」といい、国境を超えた協力捜査がテーマとなっています。
オーレスン橋の国境線上で発見された切断遺体から始まる衝撃的な事件が視聴者を引き込み、緊迫感のあるストーリーが展開されます。

本作の成功を受けて、いくつかの国でリメイク版が製作されました。
アメリカとメキシコの国境を舞台にした「The Bridge/ザ・ブリッジ~国境に潜む闇」や、イギリスとフランスを舞台にした「The Tunnel/トンネル-国境に落ちた血」がその代表例です。

いずれのリメイク版も元のドラマの持つ緊張感とスリルを引き継ぎつつ、それぞれの国の特色を生かした設定で製作されています。
比較してみるとおもしろいかもしれませんね。

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