第11話「明かされた本心」
ユンモの楽譜が盗まれた事件はチェ弁護士の策略であったことが判明し、ジホの無実は証明されました。
しかしこの悪だくみの黒幕がヨンランであることも、ジホは知ってしまったのです。
ジホは父マンセの遺志を継ぐため会社に入ることを決意、本部長に就任します。
一方厳しい練習で手を痛めたイナは、別のピアニストに演奏させ、自分の演奏であると偽ってデモテープを録音します。
しかしこれを見抜いたユンモは激怒、後継者の件は白紙に戻すと宣言。
後継者争いに、再びジホが参戦することに…。
第12話「初めてのキス」
14年前の火事で、なぜヨンランはイナではなく自分を助けたのか。
本当の理由を知ってしまったジホは、ユンモの後継者選びの競演会に参加することに。
ところがほどなくユンモから送られてきた課題曲の楽譜を、イナが中身をすり替えてジホに渡したのでした。
イナとの競演会において実力で勝るジホは勝利を収めますが、ヨンランとイナの本心を知ってしまった今はジホの心に喜びはありません。
ジホは深い悲しみに沈んでいたのです。
一方実子である自分の演奏を聞きわけられなかった母に、イナは憤りを感じ…。
第13話「嫉妬から憎しみへ」
ユンモの後継者の座もダミの愛も、何もかもジホに奪われてしまったイナ。
ジホへの恨みを、さらに募らせていました。
そんなイナを哀れに思うヨンランは、弟のためにダミをあきらめてほしいとジホに告げます。
自分につらく当たる母に、ジホの悲しみは深まるばかり。
一方ナムジュから、“マンセの命を奪ったのはヨンランだ”と聞かされたウジンは、チェ弁護士が隠している証拠を手に入れるため彼に近づきます。
そんななか作曲コンクールの期日が迫り、どんな手を使ってでも自分が優勝したいイナは…。
第14話「盗作の濡れ衣」
イナから盗作の濡れ衣を着せられたジホは、音楽会からの追放の危機に陥ります。
また会社の命運をかけた”名画ピアノ”を再現しなければならない責務も、ジホを追い込んでいきました。
そんななか作曲コンクールで大賞を受賞したイナは、披露ステージで受賞曲を演奏すればジホを助けてやるとダミに提案。
しかしジホの無実を信じるダミは、その提案をきっぱりと断るのでした。
一方ヨンランは理事会でジホを執拗に攻撃、本部長の座をイナに譲るように迫ります。
それを聞いたジホは、“名画ピアノを分解する”と言いだし…。
第15話「名画ピアノの秘密」
名画ピアノを分解し秘密を探ろうとしたジホでしたが、組み立てに失敗してしまいます。
ヨンランはその責任を、激しく追及するのでした。
一方イナは、父の遺言から名画ピアノ作製に必要な木材を大量に入手。
そんななかジホがピアノのなかから、謎のカギを発見したことにイナは気づきます。
そのころウジンは、クムダン建設会長エルビン・キムが持っていた“名画ピアノ作製日誌”を材料にプソンとの契約を急いでいて…。
第16話「14年前の真実」
イナは、名画ピアノをとうとう完成させました。
ジホが保有していた会社の株を手に入れ、プソン・グループの最大株主になります。
そんなおりヨンランは、かつての恋人ジョンウクとのあいだに生まれた子どもが今も生きていることを知り激しく動揺。
ときを同じくして妹ダミのことを心配するウジンは、ジホに交際をやめるよう忠告、14年前の火事の真相を明らかにしたのです。
この話しに衝撃を受けたジホは、ヨンランにマンセの死について問いただしたのですが…。
第17話「許されない愛」
マンセ殺害を目撃した者の、証言録音を聞いたジホ。
そのことを告げても、ヨンランはしらを切り通しました。
ジホとの言い争いをイナに見られたヨンランは、あろうことかマンセを殺害したのはダミの父親だとイナに告げたのです。
そんななかヨンランとの因縁に苦悩したダミは、身を切られるような思いでジホとの別れを決意。
一方ジョンウクは、スピョの無実を証明する決定的な証拠をチェ弁護士から入手しました。
ウジンはその証拠をネタに、ヨンランを呼び出したのですが…。
第18話「果たせない約束」
ヨンランに突き飛ばされ、意識不明の状態で病院に担ぎ込まれたウジン。
直後に現場に駆け付けたジホが、容疑者として警察に連行されてしまいます。
ダミの証言によりヨンランとイナにも嫌疑がかかりますが、ヨンランは完璧なアリバイを用意して逃れることに成功。
しかしイナは、14年前の火事で自分を助けてくれたのがスピョであったことを思い出し、罪の意識にさいなまれていました。
ヨンランに、マンセの死の真実を問い詰めるイナ。
そのころ一命をとりとめたウジンが、病院で意識を取り戻したのですが…。
第19話「復讐の前奏曲」
ヨンランが裏で手を回し、ジホは釈放されました。
しかし“韓国を離れること”が条件です。
空港の出発ロビーでヨンランと別れたジホは、出国せずにその場を離れましたが、謎の男たちに連れ去られました。
連れて行かれた倉庫で、ある人物と面会したジホ。
一方ではイナが大量の睡眠薬を飲んだという知らせが、ヨンランのもとに伝えられたのです…。
第20話「宣戦布告」
1年後プソン・グループの社長に就任したイナとユンモの娘ソユルの婚約式が、盛大に行われました。
そこにあらわれたジホ、暴漢に襲われたヨンランをかばって代わりに刺されてしまいます。
ところがのちにジホの体には傷ひとつないことが判明、ヨンランはだまされたと激怒しました。
しかし招待客やメディアの目の前でおこった出来事に人々は”実に孝行息子である”と感銘を受け、ジホは世間からの信頼を一手に得ることに。
そしてダミとその家族のため、復讐を開始したのです。
一方ダミはジョンウクから、プソン楽器のライバル会社グローリー楽器の社長に面会するべきだとの助言を受けます。
そして面会の場へ向かったダミは、思いがけずジホと再会するのでした。
そんななか、作曲コンクールで大賞を受賞したイナに盗作疑惑が噴出し…。
第21話「破滅への足音」
ピアノ納品にかかわるコンペに、プソン楽器も参加することに。
コンペに向かったヨンランとイナは、ライバル会社グローリー楽器の社長としてジホがあらわれたことに驚がくします。
ジホは自信満々に、「最高の音色の低価格ピアノを開発中である」と宣言しました。
そんなジホの様子に不安を覚えたイナは、スパイをもぐりこませることを画策。
一方、兄ウジンを殺害したのはイナだと聞かされたダミは、真相を明らかにするためにイナに罠を仕掛けました。
また盗作疑惑で、イナは活動の休止に追い込まれ…。
第22話「目撃者の証言」
イナの前に、グローリー楽器本部長に就任したダミがあらわれました。
驚くイナにダミは、「兄を殺害した真犯人を知っている」と告げます。
衝撃を受けるイナ。
コンペのほうはプソン楽器が勝利、異例の大量発注を受けますが、なぜかイナは動揺しています。
一方でナムジュはジョンウクからジホが無実であることを教えられ、ウジン殺害事件の再捜査を勧められました。
ナムジュとジョンウクが密会していることを知り、いぶかしむヨンラン。
そんななかダミは、何者かに呼び出され倉庫に閉じ込められてしまい…。
第23話「終わらないゲーム」
ジホの復讐計画により、夫マンセの命を奪った真犯人としてマスコミに囲まれたヨンラン。
このニュースはまたたく間に広がり、世論は再捜査を望む声が大きくなります。
またプソン・グループの評判も地に落ち、会社は存続の危機にさらされていました。
イナは復讐をやめるようにジホに懇願しますが、ジホの気持ちが変わることはありませんでした。
追いつめられたイナは、愛していたはずのダミをも裏切り、警察に偽りの証言をします。
しかしそこにあらわれたジホ、手には一本のUSBが。
それにはスピョの無実を証明する、マンセの母バノルの証言が録音されていたのです…。
第24話「99%の確率」
ダミは兄ウジンを殺害した真犯人の追及のため、タクシーのブラックボックスに記録されていた映像を警察に提出します。
しかしすでにヨンランが裏で手を回していたため、逆にジホが窮地に陥ってしまいました。
そんななかでウジン殺害事件の初公判が開かれ、そこには思いもよらぬ意外な人物が姿をあらわしたのです。
一方ヨンランの継母ゲファは、ヨンランとジョンウクのあいだに生まれた子どもはジホではないかと考えていました。
彼女はひそかに、DNA鑑定を依頼し…。
第25話「愛する資格」
ウジンの事件の公判が始まり、最後に証言台に立った人物はヨンランの罪が軽くなるような証言をしました。
ヨンランを追いつめるためにやってきたはずの人物の意外な行動に、ジホやダミたちは混乱するばかり。
この裏には、ジホとヨンラン、そして自分との関係を知ったジョンウクの手回しがあったのです。
しかし何も知らないジホは、行き場のない怒りをあらわにするのでした。
そんななかダミは「今も愛している」とジホに告白、戻ってきてほしいと伝えます。
一方でヨンランと継母ゲファの会話を聞いてしまったイナは、ジホの父親がマンセではないことを知り…。
第26話「悲劇の正体」
秘書の告白から、ジホが自分の血を分けた息子だと知ったヨンラン。
しかも父親はジョンウクであることは確定ですが、ここまできてもヨンランは事実を受け入れることができないでいました。
そんなヨンランに、DNA鑑定の結果を明かすゲファ。
それでもなおジホへの憎しみを消し去ることができないヨンランは、ジホを呼び出しました。
自首を拒むヨンランに、復讐は計画通りに実行すると宣言するジホ。
プソン楽器が主催する音楽会と同日にグローリー楽器もリサイタルを開き、舞台は大成功を収めたのです。
ところがそこにゲファがあらわれ…。
第27話「君を守れない」
クムダン建設の会長エルビン・キムが、ついに正体を明かしました。
ジョンウクにだまされていたヨンランは、大きなショックを受けます。
一方自分の実の母親がヨンランであると知ったジホは、ダミに冷たい態度を取るようになりました。
わざと距離を置くことで、ふたりの愛を終わらせようとしたのです。
イナも偶然この事実を知り、彼は再び孤独の暗闇に突き落とされました。
そんなおりプソン楽器が不渡りを出し、グローリー楽器と合併することに。
ジホは新会長に就任したのですが…。
第28話「戻せない歯車」
ジホから無下な扱いを受け、恨みを募らせたチェ弁護士がジホを襲いました。
ヨンランはジホをかばって重傷を負い、緊急手術を受けることに。
一命をとりとめ意識が戻ったヨンランは、わざと冷酷な態度で、見舞いに来たジホを突き放しました。
ところが手術後の精密検査で、ヨンランの視力がやがて失われることが判明。
徐々に視力がなくなっていくヨンランは、周囲に気づかれないよう気丈にふるまっています。
しかしそれを知ったジホは、ヨンランをこんな目にあわせたチェ弁護士への怒りを増幅させ…。
第29話「和解の時」
高所からチェ弁護士を突き落とそうとしたジホは、駆け付けたイナに制止されました。
弟の顔を見て、ジホは復讐を思いとどまります。
一方でチェ弁護士はジホとジョンウクを窮地に陥れようと、クムダン建設の違法行為を告発。
しかしヨンランとイナの証言、そしてジョンウク自身が出頭したことでジホの無実が証明されました。
ジホとイナそしてヨンランは、それぞれに家族の愛情と絆に気づき始めていました。
ジホは、もうすぐ視力を失ってしまうヨンランのために減刑の嘆願をしてもらえないかと、ダミの家族に頭を下げたのです。
ジホの苦しみを何とかしてあげたいとダミは考え…。
第30話「母に捧げるピアノ」(最終話)
1年後、ウジンは大学に復学しダミは音大に通い始め、穏やかな日常が戻ってきました。
そんななか、ウジンへの傷害罪で収監されていたイナが出所してきます。
しかし母ヨンランが、行方不明になっていることを知るのでした。
ジホとイナはヨンランを探すため、ジホが幼いころを過ごした済扶島(チェブド)へ向かうことに。
ふたりはヨンランを見つけ出したものの、”いっしょに家に帰ろう”という誘いを頑なに拒否するヨンラン。
そんな母の姿を見たジホは、時間が必要なのだと悟ります。
そして会社をイナに任せ、ドイツに留学することを考えたのですが…。
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