【ネタバレなし】「ウーゼドム・ミステリー罪深き母の捜査ファイル」とは？

この記事では、ドラマ「ウーゼドム・ミステリー罪深き母の捜査ファイル」のあらすじと見どころについてまとめています。

「ネタバレ」はありませんので、最後まで安心してお読みくださいね(^^♪

それでは、ドラマ「ウーゼドム・ミステリー罪深き母の捜査ファイル」について詳しくご紹介します！

「ウーゼドム・ミステリー罪深き母の捜査ファイル」とは
「ウーゼドム・ミステリー罪深き母の捜査ファイル」のあらすじ・全話紹介
「ウーゼドム・ミステリー罪深き母の捜査ファイル」の見どころ
「ウーゼドム・ミステリー罪深き母の捜査ファイル」についてまとめ
海外ドラマ好きなあなたに

「ウーゼドム・ミステリー罪深き母の捜査ファイル」とは

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— seriesTVnews ▶️ (@seriestvnews) December 9, 2017

「ウーゼドム・ミステリー罪深き母の捜査ファイル」キャスト

カーリン・ロッソウ(元検事、夫を殺害した罪で服役)：カトリン・サス

ユリア・ティール(地元警察官、カーリンの娘)：リサ・マリア・ポットホフ

ステファン・ティール(ジュリアの夫)：ペーター・シュナイダー

ソフィー・ティール(ジュリアとステファンの娘)：エマ・バディング

ブルナー(カーリンの後任検事)：マックス・ホップ

ホルム・ブレンデル：レイナー・セリエン

エレン・ノルガード(ウーゼドム島出身のデンマーク人刑事)：リッケ・ライロフ

「ウーゼドム・ミステリー罪深き母の捜査ファイル」スタッフ

プロデューサー：ティム・ジェールケ

監督：アンドレアス・ヘルツォーク、オリヴァー・シュミッツ、ヨヘン・アレクザンダー=フライダンク

脚本：マイケル・ヴェルシニン、スカーレット・クライント、マリア・エルセグ　他

「ウーゼドム・ミステリー罪深き母の捜査ファイル」の概要

「ウーゼドム・ミステリー罪深き母の捜査ファイル」は、2014年10月30日からドイツの公共放送ARDで公開されたドラマです。
原題は「Der Usedom-Krimi 」、英題は「Baltic Crimes」です。

元検事の母と刑事の娘が事件解明に挑む、ミステリードラマ・シリーズ。

現地ドイツでは2019年2月21日までに8話が放送され、いずれも高い視聴率を誇っています。

母娘が協力して捜査をする、よくあるバディものでしょ？と考えた方もいると思いますが
本作がこれまでのドラマと違うのは、「母はかつて犯罪者で、服役していた」という点です。

バルト海に浮かぶ美しい島ウーゼドム島を舞台に、殺人事件の捜査にあたる母と娘。
しかし母の過去を受け入れられず、冷たい態度で距離を置いてしまう娘のユリア。

ストーリーが深まるにつれて、ふたりの関係がどうなっていくのかにも注目です。

「ウーゼドム・ミステリー罪深き母の捜査ファイル」のあらすじ・全話紹介

#NW Baltic crimes #MyCanal pic.twitter.com/xjBw9ZaUbP

— Hervé (@herve45450) February 25, 2021

第一話「殺人犯の家族」(Morderhus)

元検察官のカーリン・ロッソウは、6年の服役を経てウーゼドム島に帰ってきました。
彼女は自分の夫を銃で撃ち命を奪った罪で、収監されていたのです。

実の娘で警察官のユリア・ティールを含め、島民のほとんどはカーリンを歓迎してはいませんでした。
事件が起こったかつてのカーリンの家は、“殺人の家”とまで呼ばれています。

そんななか、車いすで生活をしていたトーマス・クレンツリンが溺死する事件が発生。

数年前、彼はふたりの10代の少女を死亡させた責任を問われていました。

捜査にあたったユリアは、トーマスの死に疑問をいだきます。
殺人事件の線を追い始めたユリアでしたが、一方カーリンはその捜査に干渉せずにいられず…。

第二話「親子の原罪」(Schandfleck)

ウーゼドム島ポーランド領のシフィノウイシチェの公園で、女性の遺体が発見されました。
この犠牲者は、スーパーマーケットの社長マヌエラと判明。

彼女は衣類を身に着けておらず、タクシーに轢かれてこと切れていました。

ユリアはポーランド警察の刑事とともに、性的殺人の線で捜査を始めます。
司法解剖の結果マヌエラの死因は、頭部を強く殴られたことによる外傷であることがわかりました。

マヌエラといざこさがあった数人に容疑者をしぼったユリアでしたが、決定的な証拠が見つからないまま。

そんなおり、遺体が見つかった現場近くのシフィノウイシチェの森に不審者がいるとの通報があり…。

第三話「命の選別」(Engelmacher)

事故のあとようやく仕事に復帰したユリアは、行方不明になった少女の捜索事件を担当することに。

一方ユリアの父ユルゲンの愛人だったカミンスカが死亡、再びカーリンに殺人の容疑がかかり勾留されてしまいます。

カミンスカには息子がおり、その父親はなんとユルゲンだったことが判明。
ユリアの娘ソフィーは祖母であるカーリンを信じていますが、ユリア自身は母親の無実を信じられずにいました。

そんななか、亡くなったカミンスカと行方不明の少女に接点があったことがわかり…。

第四話「裁かれざる過去」(Nebelwand)

ユリアは、ひとりのホームレスが大やけどを負ったマリーナのヨット火災の捜査をしています。

このヨットは、身寄りのない青少年たちの支援をする団体が所有するものです。

火災が発生した当時、ひとりの少女が現場にいたことがわかりました。
その少女に放火の疑いがかけられましたが、少女は強情に証言を拒みます。

一方、10年前にも同じヨットが事故に巻き込まれたことを覚えていたカーリン。
海上で衝突事故を起こし夫婦が死亡、6歳の息子だけが生き残ったという痛ましい事故でした。

この息子が最近ソフィーとつきあい始めた男ではないかと、カーリンは疑い…。

第五話「真実の重み」(Trugspur)

ペーネミュンデの港で、違法なカーレースを開催していた若者たち。
警察に発見された彼らは、村の若者に致命傷を与えるひき逃げ事件を起こしそのまま逃走しました。

一方カーリンは、数日間世話をしている友人の息子トマスを預かることに。

ところがカーリンもまた、トマスともに乗った車を運転中に事故にあってしまったのです。
カーリンは意識を取り戻しましたが、トマスの姿は消えていました。

現場の痕跡から、村の若者ひき逃げ事件とカーリンの事故は同一人物の犯行と推測されました。

捜査が進められる一方、マリーナのヨット火災の放火を疑われた少女の裁判が開かれることになり…。

第六話「母と娘の別離」(Winterlicht)

ステファン・ティールは妻からの連絡が途絶えたことに、不安を募らせていました。
ユリアは警察を離れ、休暇をとると言って家を出ていたのです。

カーリンは、ユリアがある人物をさがすためにポーランドへ向かったことを知ります。
そこでステファンとともに、カーリンはポーランドへ行くことを決めました。

彼らは、ジュリアが最近オートバイクラブ「MCホワイトイーグルス」のボスに雇われたことを発見。

ユリアが宿泊していたホテルについたカーリンたちは、ユリアが探していたらしい人物が危険な犯罪者であることを突きとめます。

ユリアの無事を祈りながら、彼女の行方を必死にさがすカーリンたち。
そんななか、ウーゼドム島の近くで切断された遺体が見つかり…。

「ウーゼドム・ミステリー罪深き母の捜査ファイル」の見どころ

物語は、カーリンが刑務所から出るところから始まります。
彼女の罪は、「夫を殺したこと」。

どんな理由があるにせよ、父親を失ったユリアがカーリンとの関係を再構築するのは容易ではないと思います。

しかしカーリンは、元検事。
事件捜査に対しての洞察力と経験を積んだものにしか得られない勘が、彼女には備わっています。

そんな力を駆使して、事件解決に奔走する娘を助けるんですね。
影となり日向となり娘の捜査に協力するカーリンに、母としての深い愛を感じました。

はじめは反発していたユリアとの距離が、すこしずつ縮まっていく過程が見どころです。

事件は単純そうに見えますが、ストーリーが進行するにつれてどんどん複雑になっていきます。
一話完結ですので、それぞれで違う事件を捜査するのですが、どれもグイグイと引き込まれますよ。

アメリカ、カナダ、英国、フランス、スペイン、スイスで放送された、大人気のミステリー。
バルト海にあるリゾート地・ウーゼドム島の美しい風景と合わせて、謎解きに挑戦してみてくださいね。

実はこのドラマ、6話で完結しているわけではありません。
最終話を見ても、中途半端なラストに納得できない方も多いかもしれません。

日本では放送されていませんが、「baltic crimes」自体は現在も続いています。
2022年11月4日時点で、第19話まで放送されているんです。

回収しきれていない伏線もありますので、日本でも続編の放送があるといいですね。

「ウーゼドム・ミステリー罪深き母の捜査ファイル」についてまとめ

“Der Usedom-Krimi” lief im Ersten schon immer gut, in diesen Tagen erreicht er aber neue Bestwerte. Am Donnerstag sahen fast siebeneinhalb Millionen Menschen zu. Spät am Abend punktete Carolin Kebekus zumindest bei Jüngeren https://t.co/ivfOPgbty9 pic.twitter.com/JvwNQyrNYJ

— Medienmagazin DWDL (@DWDL) October 21, 2022

ポーランドとの国境に近い、ドイツ東部にあるウーゼドム島。
「死ぬまでに一度は訪れてみたい島」と言われるほど、美しいリゾート地です。

目をみはるような砂浜は42㎞にもわたり、海岸沿いに設けられた遊歩道は欧州一の長さなんだとか。
海外に旅行にも出かけられない今、こんな風景を眺めるのも目の保養になるかもしれませんね。

そしてもちろん、物語の中心をなす謎にも注目。
衝撃のラストに、あなたもきっと驚くはずです。