この記事では、ドラマ「カーニバルの殺人鬼」のあらすじとレビュー・感想をまとめています。
これから視聴を予定されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
ネタバレはありませんので、最後まで安心してお読みください。
それでは、ドラマ「カーニバルの殺人鬼」について詳しくご紹介しましょう!
「カーニバルの殺人鬼」の基本情報
⏰11/23(土・祝)午後0:00
— WOWOW海外ドラマ (@wow_kaigaidrama) November 12, 2024
\全6話を一挙にお届け/
『カーニバルの殺人鬼』
映画『#恋をするなら今宵のディナーで』のマッテオ・マルタリほか出演!
カーニバルでにぎわう街で起きた殺人事件。
心に傷を抱えた刑事が犯人に迫る緊迫のクライムスリラー💥
あらすじ▷https://t.co/geT4LRCM6r#WOWOW pic.twitter.com/i3tiPJJnX9
「カーニバルの殺人鬼」概要
ドラマ「カーニバルの殺人鬼」は、2023年12月5日にViaplayにて全6話が初公開されたクライムスリラードラマです。
本作はスイスで制作されたクライムドラマであり、特に本格的なクライムスリラー作品が少ないスイスでは、珍しいジャンルを描いた作品です。
6話構成で配信されたこの作品は、多層的なストーリー展開と人間の複雑な心理描写が特徴です。
華やかなカーニバルで賑わうスイスの美しい城塞都市ベリンツォーナを舞台に、地元の名士の娘が殺害される事件が発生。
心に深い傷を負ったベテラン刑事レオナルド・ブルムが、11年前の未解決事件との奇妙な符合に直面しながら真相を追う本格クライムスリラーです。
スイスを舞台にしたクライムドラマとして、独特の地域性を取り込みつつ、高い映像美と緻密な脚本で視聴者を引き込みました。
事件を解決する過程で主人公の過去の影響や心の葛藤が深く掘り下げられている点が、この作品をただの謎解き物語から一歩進んだ人間ドラマへと昇華させています。
「カーニバルの殺人鬼」キャスト
レオナルド・ブルム(演:ジャン・マルコ・トニャッツィ)
ベテラン刑事で階級は警視。
今回発生した殺人事件の捜査を担当する一方で、11年前に起きた連続殺人事件の捜査にも携わっていました。
その事件で犯人と対峙した際に大ケガを負い、命をとりとめた過去を持っています。
その経験が彼に深いトラウマを残し、今回の事件の発生時期や手口が過去の事件と酷似していることに強い疑念を抱きます。
私生活では、仕事に没頭するあまり家庭を顧みず、妻とは離婚、娘との関係もぎくしゃくしています。
ミケーレ・ノヴァク(演:マッテオ・マルタリ)
冷静で分析的な犯罪学者。
過去の犯罪パターンを研究し、心理的な側面から犯人像を構築する専門家で、特に連続殺人事件の分析に長けています。
彼のアプローチは純粋にデータと心理学に基づいており、直感や経験を重視するブルム警視とは対照的です。
また彼は個人的な秘密を抱えており、捜査が進むにつれて彼自身の過去が事件と絡み合っていきます。
警察関係者
ラウラ・タッティ(演:マリア・アノルフォ)
ブルムの相棒。
クルト・レンゲン(演:ルカ・ディ・ジョバンニ)
科学分析官。
トンマーゾ・ガブッツィ(演:ロベルト・シトラン)
ブルムの同僚、車いすに乗っています。
カミーユ・オーブリー(演:アンナ・ピエリ)
優秀な検視官、ブルムの捜査の協力のためやってきます。
家庭内での問題を抱えているようです。
ブルムの家族
サラ(演:ロベルタ・フォッシル)
離婚したブルムの元妻で、イラーリアの母親。
イラーリア(演???)
ブルムとサラの娘。
今回の殺人事件の関係者
エレオノーラ・フォンタナ(演:???)
今回の殺人事件の被害者。
ピエトロ(演:アントニオ・ザヴァッテリ)
エレオノーラの父親。
不動産業や金融業を手がける、町一番の有力者です。
ルクレツィア(演:ジョルジア・ヴルト)
ピエトロの妻で、エレオノーラの母親。
「カーニバルの殺人鬼」スタッフ
エグゼクティブプロデューサー
オルガ・ラモンタナーラ、ミケーラ・ピーニ、アメル・ソウダニ
監督
エリック・ベルナスコーニ、ロバート・ラルストン
脚本
カルロッタ・バルストリネリ、エリック・ベルナスコーニ
撮影
ピエトロ・ツルヒャー
音楽
エドガー・アイアコレンナ
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「カーニバルの殺人鬼」の全話あらすじ
第1話:傷跡
スイス南部の町ベリンツォーナ。
年に一回、6日間行われるカーニバルで、町全体が盛り上がっています。
町がカーニバルで狂騒的な賑わいを見せるなか、地元の名士フォンタナ家の娘エレオノーラが遺体となって発見されました。
被害者の両親とも顔見知りの地元警察刑事レオナルド・ブルムが捜査を担当することに。
被害者の様子や犯行の手口から、ブルムは犯人の自死で捜査が終了した11年前の連続殺人事件に酷似していると考えます。
この連続殺人事件には、ブルム自身も捜査に携わっていました。
すでに終わったはずの事件でしたが、ブルムは今まで釈然としない思いを抱えていました。
そこに検視官や犯罪学者も加わって特別捜査チームが結成され、ブルムは複雑な捜査に乗り出します。
しかし事件解決に向かって動き出したブルムは、暗い影と癒えない傷をはらんだ過去に対峙することに。
第2話:亡霊
エレオノーラの父親ピエトロが、脅迫を受けていたことが明らかになりました。
このことからブルムは、ピエトロの友人である実業家が自死したことについて調べを進めます。
しかしこの脅迫者が、エレオノーラ殺害に関与している決定的な証拠は見つかりません。
捜査チームが焦り始めるなか2件目の殺人が行われ、エレオノーラの知人アマンダが新たな犠牲者となってしまいました。
ブルムたちは11年前の事件との共通点を見つけますが、相違点もあり、捜査は困難を極めていきます。
第3話:悪夢
エレオノーラとアマンダの死が11年前の連続殺人事件に関係性があることが判明し、ブルムたちは改めて過去の事件を洗いなおすことに。
タッティはノヴァクとともに、11年前の事件の犯人パオロ・ロシャの遺族に会いに行きました。
そこには今もロシャの息子が住んでいましたが、タッティたちは門前払いを食らいます。
しかし捜査が進むにつれ、ロシャの死の関係者も今回の事件とつながりがあることがわかります。
ブルムはそのなかのひとりに話しを聞こうとしますが、その人物は娘とともに行方不明になってしまいます。
第4話:矛盾
ブルムたちは、11年前の取り調べ映像を見直します。
すると連続殺人犯パオロ・ロシャの死に関わった者たちが、協調していたことに気づきました。
検視官のカミーユは、ロシャの遺体を掘り返して再度の検証をするべきだと提案します。
ブルムたちがロシャの遺体を調べなおしたところ、新たな疑問点が浮かび上がりました。
失踪したマイヤーと娘にも、危険が迫っています。
何年にも渡る沈黙と、恐ろしい殺人事件のすえに浮かび上がった秘密は、ブルムたち捜査チームに新たな手がかりと動機を考えさせることになりました。
一方夫から虐待を受け続けてきたカミーユは、ある重大な決断を下します。
第5話:共犯
ブルムたちは、11年前の事件にこれまで隠されていた事実を突き止めます。
そんななか警察署に、当時の検視官が解剖結果を改ざんしたと自白するビデオテープが届きました。
マイヤー親子の捜索が急務となるなか、ブルムはロシャの息子フィリッポの取り調べを行います。
フィリッポはアリバイがあると主張、マイヤー親子の捜索は新たな局面を迎えることに。
第6話:決着(最終話)
ブルムたちは、ついに今回の連続殺人の真犯人にたどり着きます。
タッティとノヴァクは犯人の過去やロシャとの関係を探り、どうにか犯人逮捕につなげようとします。
ところがそんな刑事たちに、動画が送られてきました。
そのなかには、別の被害者が拘束されている様子が映されています。
殺人者は、復讐を実行し最後の打撃を与えるまで止まるつもりはないと、ブルムは考えます。
「カーニバルの殺人鬼」視聴後のレビュー
ドラマ「カーニバルの殺人鬼」の舞台は、スイス南部の町ベリンツォーナです。
この町はユネスコ世界遺産にも登録されている、美しい城塞都市として知られています。
そして作中では、この町の象徴的なイベントであるカーニバルの期間中に悲劇的な事件が発生します。
ベリンツォーナのカーニバルは6日間にわたって行われ、市民が仮装してにぎやかに騒ぎ立てる空間ですが、それが一転して不気味な舞台へと変わるのです。
華やかな祭りの裏で繰り広げられる殺人事件は、物語全体に特有の緊張感を与えています。
地元の名士の娘であるエレオノーラ・フォンターナが殺害され、主人公であるレオナルド・ブルム警視は、過去の未解決連続殺人事件のトラウマを抱えながらも事件解明のため捜査を開始します。
彼の過去と現在が複雑に交錯するなかで新たな殺人が発生、さらなる謎が浮かび上がるのです。
巧妙に織り込まれた伏線と、多様な人物が絡み合うストーリー展開が、このドラマをより魅力的なものにしています。
人間味あふれるキャラクターと演者のパフォーマンス
スイス発のクライムドラマ「カーニバルの殺人鬼」の主人公であるレオナルド・ブルム警視は、物語の中心に立つ複雑なキャラクターです。
彼は殺人事件を捜査する一方で、自身の過去とも向き合っています。
11年前に起きた連続殺人事件では犯人とされる男がみずから命を絶ったと思われていましたが、この事件はブルムの心に深い影を落としました。
捜査中にその影がよみがえり、彼は心のなかで葛藤し続けます。
またブルムは娘とうまくいっていないという点でも、見る人にその人間性の脆さと複雑さを感じさせます。
しかしそれが彼の強い正義感や捜査における鋭い洞察力と相まって、キャラクターとしての魅力を生み出しているのです。
カーニバルの喧騒と事件の謎解きが進行するなか、ブルムの探る真実は彼自身の過去に対する贖罪とも言えるでしょう。
このブルムを演じるのは、スイスの俳優ジャン・マルコ・トニャッツィさん。
彼の演技は、作品のなかでブルムの持つ内面的な苦悩や葛藤を鮮やかに描き出しています。
無駄を省いた表情の演技や低いトーンの声を巧みに使い分けることで、主人公の心の迷いや強い正義感を繊細に表現。
視聴者が、ブルムの感じる孤独や苦悩を共感しやすい形で表現しています。
複雑に絡み合う伏線と心理描写
本作のストーリーの核には、11年前の未解決事件が深く関わっています。
この過去の事件は、当時連続殺人犯として逮捕された人物が自殺したことで幕を閉じたかのように見えました。
しかし真相は、今も闇のなかに隠されています。
現代で新たに起こったエレオノーラ・フォンタナの殺人事件が、この古い事件とどのように絡み合うのかが物語全体のカギとなっているのです。
視聴者を引き込むヒントが随所に散りばめられ、過去の出来事が現在にどのように影響を及ぼしているのかが解き明かされていくストーリー展開。
カーニバルの華やかな雰囲気とは裏腹の不穏な空気に包まれていくさまは、息を飲むほどに見事です。
また主人公以外のキャラクターの行動や発言が伏線として機能するため、細部に至るまで油断できません。
これら多層的なストーリーテリングは、スイスドラマの完成度の高さを示していると言えるでしょう。
「カーニバルの殺人鬼」みんなの感想は?
12本目
— ほの (@mebixusa) February 23, 2025
カーニバルの殺人鬼(ドラマ6話)
スイスのドラマだったようで似たような名前が多くてプチ混乱
ストーリーはシンプルでそこそこの殺人鬼だった模様
『カーニバルの殺人鬼』viaplay。さすがスイス、いろは坂よりすごそうなカーブの山道が続きすぎ…。観ているだけで酔ってくるすごさ。世の刑事のお父さんはひとこと「仕事なので行けない」と言えないのか…絶対行けないじゃん…という約束がまた飛び出したドラマでもあった。当たり前に車椅子の人や
— tsukika (@Tsukika_m) December 13, 2024
カーニバルの殺人鬼 完走。仮装パレードなどで賑わうスイス南部の町を舞台にした猟奇殺人スリラー。話自体は陰惨でやや古臭い印象だけど、主人公が闇と傷を抱えた初老警視で渋いし登場人物は皆クセが強め。見所はアルプスの山々と美しい古城と町並み。スイスのドラマって初めて観たかも。 #海外ドラマ pic.twitter.com/F6EsrZjzFO
— ドスティ (@drinkbarkamo) November 28, 2024
「カーニバルの殺人鬼」についてまとめ
本作のエンディングには、予想を覆す衝撃的な展開が待ち受けています。
最終話で明らかになる犯人の動機は、人間の持つ暗い内面を存分に描き出しており、視聴者に深い余韻を残します。
その一方で、犯人のサイコパス的な描写や解釈をリアルすぎると感じる視聴者と、あくまでフィクションとしての表現の範囲と受け止める視聴者のあいだで、賛否が分かれる部分もあるかもしれません。
しかしこの結末が伝えるメッセージは、「正義の本質とは何か」「人間の真の罪とはどこにあるのか」といった深く鋭いテーマであり、心の奥に問いかけられる内容となっています。
スイスの美しい背景やカーニバルの華やかさとの絶妙なコントラストが、このドラマの印象をより一層強いものにしていると感じました。
本格クライムドラマや、人間の内面を深く描く作品がお好きな方には、ぜひこの「カーニバルの殺人鬼」を体験していただきたいと思います。
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