この記事では、ドラマ「ザ・ステアケース－偽りだらけの真実－」のあらすじとレビュー・感想をまとめています。
これから視聴を予定されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
それでは、ドラマ「ザ・ステアケース－偽りだらけの真実－」について詳しくご紹介します！
「ザ・ステアケース－偽りだらけの真実－」とは
Não há verdade sem mentiras. #TheStaircase estreia dia 6 de Maio, na #HBOMax. pic.twitter.com/3LoBAcfTML
— Max Portugal (@StreamMaxPT) April 21, 2022
「ザ・ステアケース－偽りだらけの真実－」概要
ドラマ「ザ・ステアケース－偽りだらけの真実－」は、ジャン・グザヴィエ・ド・レストレードさんが制作した2004年のドキュメンタリー映画「ザ・ステアケース 〜階段で何が起きたのか〜」をもとに、アントニオ・カンポスさんが制作したアメリカの伝記犯罪ドラマテレビミニシリーズです。
ドラマは、2022年5月5日にHBO Maxで初放送されました。
「ザ・ステアケース－偽りだらけの真実－」は、2022年度エミー賞での主演男優賞・主演女優賞ノミネートを通じて大きな注目を集めました。
特にコリン・ファースさん演じる主人公マイケル・ピーターソンの奥深い心理描写と迫真の演技が、高い評価を受けています。
実際の事件を繊細に描写したドラマであると同時に、社会的テーマを扱った脚本の完成度やHBOの映像技術のクオリティの高さの結果だと考えます。
「ザ・ステアケース－偽りだらけの真実－」スタッフ
エグゼクティブプロデューサー
アントニオ・カンポス、マギー・コーン、ジャン・グザヴィエ・ド・レストレード 他
プロデューサー
クリスティーナ・M・フィッツジェラルド、エミリー・カズマレク、クレイグ・シロウィッチ 他
監督
アントニオ・カンポス、リー・ジャニアック
脚本
アントニオ・カンポス、マギー・コーン、エミリー・カズマレック 他
撮影
ライル・ヴィンセント、マイケル・スヴィタク
音楽
ダニー・ベンシ、サンダー・ジュリアンス
「ザ・ステアケース－偽りだらけの真実－」キャスト
マイケル・ピーターソン(演：コリン・ファース)
ノースカロライナ州ダーラムに住む歴史小説家。
地元の政治家でもある。
ふたりめの妻キャスリーンが亡くなり、殺人で起訴される。
キャスリーン(演：トニ・コレット)
マイケルの二番目の妻。
家族や地域の人々に愛される女性であり、優秀な企業経営者でもあった。
ある日自宅の階段の下で血まみれになって亡くなっているのが見つかり、夫によって殺害されたと思われた。
マイケルとキャスリーンの家族
クレイトン(演：デイン・デハーン)
マイケルと最初の妻の息子。
以前から、法的な問題を抱えていた。
トッド(演：パトリック・シュワルツェネッガー)
マイケルと最初の妻の息子、クレイトンの弟。
ケイトリン・アトウォーター(演：オリヴィア・デジョンジ)
キャスリーンと最初の夫の娘。
事件直後は、継父マイケルを支えようとしていたが。
マーガレット・ラトリフ(演：ソフィー・ターナー)
マイケルの養女。
マーサ(演：オデッサ・ヤング)
マイケルの養女、マーガレットの妹。
ビル・ピーターソン(演：ティム・ギニー)
マイケルの弟。
キャンディス・ハント・ザンペリーニ(演：ローズマリー・デウィット)
キャスリーンの妹。
ロリ・キャンベル(演：マリア・ディッツィア)
キャスリーンとキャンディスの妹。
デヴィッド・ルドルフ(演：マイケル・シュトゥルバーグ)
マイケルの弁護士。
フレダ・ブラック(演：パーカー・ポージー)
ダーラム郡検事。
ジム・ハーディン(演：カレン・モス)
マイケルに批判コラムを書かれたことがある、ダーラム郡検事。
ラリー・ポラード(演：ジョエル・マッキノン・ミラー)
ピーターソン家の隣に住む弁護士、親しい友人。
ソフィー・ブリュネ(演：ジュリエット・ビノシュ)
フランスのオリジナルドキュメンタリー編集者。
デニス・ポンセ(演：フランク・フェイズ)
ドキュメンタリーのプロデューサー。
ジャン・グザヴィエ・ド・レストレード(演：ヴァンサン・ヴェルミニョン)
ドキュメンタリーの監督。
他
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「ザ・ステアケース－偽りだらけの真実－」の全話あらすじ
Shhhh, não contem a ninguém mas estas são as primeiras imagens de #TheStaircase. pic.twitter.com/dpKOzfxmqO
— Max Portugal (@StreamMaxPT) April 4, 2022
第1話：911
2001年12月9日ノースカロライナ州ダーラムに住む小説家で地元の政治家マイケル・ピーターソンは、階段の下で血まみれになって倒れている妻キャスリーンを発見、あわてて911に電話をかけた。
数分後救急隊が到着したものの、すでにキャスリーンは息絶えていた。
しかしキャスリーンの頭部の傷はまるで”頭が爆発したよう”に甚大で、警察は彼女の死が事故ではないと考える。
地元の法執行機関は、マイケルがキャスリーンの死に関与していると結論付け、彼は殺人罪で起訴されることになった。
マイケルは子どもたちや弟ビル、キャスリーンの妹たちを呼び寄せた。
そして法廷での代理人として、弁護士のデヴィッド・ルドルフを雇う。
大陪審で、マイケルはキャスリーン殺害の罪で逮捕、収監されることになった。
第2話：コウモリ
フランス人監督ジャン・グザヴィエ・ド・レストレードと彼のチームは、マイケルの事件に興味を持ち新しいドキュメンタリーの制作に取りかかった。
一方刑務所に入ったマイケルの無実を信じて、子どもたちは彼を支えることに決め帰りを待ちわびていた。
しかしビルは、マイケルの秘密を家族に説明する任務を負うことになった。
マイケルの秘密を知ったケイトリンは、彼が家族にうそをついていたことに憤り不信感を募らせていく。
そんななかマイケルが保釈され、彼の無実を証明するためにデヴィッドは犯罪現場の分析官と法医学の専門家のチームを結成した。
そこで階段から落ちたキャスリーンが起き上がって助けを呼ぼうとしたが、再び転倒し死に至ったという結論が導き出される。
しかし彼女の甚大なケガと骨折の理由を見つけることはできなかった。
マイケルが無実であるというケイトリンの思いは、キャスリーンの検視報告書を見たあとに打ち砕かれる。
一方キャンディスは、ある独自の推論を思いつく。
第3話：偽善者
2002年ジャン・グザヴィエと彼のチームは、ドキュメンタリーの撮影をするためダーラムに到着した。
またマイケルの最初の妻パトリシア・スーも、ドイツからやってきている。
そのころ検事局ではマイケル自身を深く掘り下げ、彼と何度もベッドをともにしたと語るデニス・ロウを発見した。
しかしロウの証言に信憑性はなく、ハーディン検事は彼を除外せざるを得なくなる。
一方マイケルはビルに自分のことを告白するが、キャスリーンはすべて知っていたと主張した。
そんななかマイケルの養女マーガレットとマーサの母方の叔母が、重大な証言をする。
20年前、姉エリザベス(マーガレットとマーサの母)が亡くなったとき、彼女も階段の下で倒れており第一発見者がマイケルだったと言うのだ。
検事は裁判に役立つと考え、エリザベスの墓を掘り起こすことにする。
そしてついに、マイケルの裁判が始まった。
Nosotros compartiendo nuestras teorías de #TheStaircase con nuestros amigos: pic.twitter.com/ssBtt6K96j
— Max España (@StreamMaxES) May 18, 2022
第4話：常識
キャスリーンの検視を行った法医学者は、彼女は撲殺された可能性が高いと証言する。
しかし弁護側は殴られて死に至った被害者のいくつかの検視ファイルを提出、頭蓋骨を骨折させず脳に損傷を与えずに殺害することはほぼ不可能であると主張した。
ところがマーガレットとマーサの乳母だった女性が、マイケルに不利な証言をした。
またキャスリーンがマイケルからの打撃により殺害されたとの検察側の説をデヴィッドがひっくり返したにもかかわらず、検察はマイケルのバイセクシュアルに焦点を集中させた。
凶器を明らかにしたり決定的な証言や証拠を提示するよりも、マイケルが殺人を行う不道徳な存在として陪審員に印象付けることを選んだのだ。
キャスリーンの妹キャンディスが、ふたりの結婚生活についてうまくいっていなかったようだと示唆したこともあり、陪審員はマイケルをキャスリーン殺害の罪で有罪とした。
第5話：高鳴る胸
服役中のマイケルのもとに、ドキュメンタリーの編集者ソフィーからたびたび手紙が届くように。
ソフィーはマイケルの無実を信じており、キャスリーンの検視を行った法医学者の調査結果を信じていなかった。
そんななかマイケルの家族は、彼の控訴審の費用や事件に関するニーズに備えて資金を集め始める。
キャスリーンの死により屋敷の価格は暴落したものの、クレイトンに子どもが生まれると聞いたマイケルはおじいちゃんになるという知らせに喜んでいた。
一方ソフィーがマイケルに手紙を送っていると知ったデニスは、ソフィーが偏った考えを持っているのではないかと疑う。
マイケルに不利な映像をドキュメンタリーに含むように命じても、ソフィーが拒否していたからだ。
しかしソフィーは彼らのドキュメンタリーのために、マイケルに手紙を書くことをやめると告げる。
そしてマイケルに会うために、ソフィーはフランスからアメリカに行くことに。
第6話：新たな仮説
マイケルは、最初の控訴に続き二回目の控訴も却下される。
デヴィッドはすべての訴えが退けられ、一生刑務所で過ごすことになるかもしれないと告げた。
またデヴィッドは個人的な懸念からマイケルの弁護を辞任、マイケルの子どもたちにも控訴が却下されたことが伝えられる。
そんななかマイケルとの仲が深まりいっしょに暮らし始めていたソフィーに、隣人のラリーが接触してくる。
彼はキャスリーンの死亡現場の写真と証拠リストから、誰も思いつかなかった仮説を立てていたのだ。
キャスリーンの死亡現場から見つかった証拠品から、ラリーとソフィーは手がかりを追うようになる。
彼らの仮説があり得るのかを調べるために、ふたりは検視官デボラ・ラディッシュ博士に会いに行くことに。
そしてキャスリーンの傷からDNAを見つける必要があるため、ケイトリンにキャスリーンの遺体を掘り起こす許可を得ようとした。
しかしマイケルが殺人犯だと信じているケイトリンは、ラリーとソフィーの仮説など聞く耳を持たなかった。
第7話：真実の追求
2010年6月、ひとりの男が撲殺される事件が発生。
ソフィーはダーラム郡の遺体安置所の匿名の情報提供者から、この殺人事件に関するニュースと検視報告書を受け取る。
マイケルを救えないことに絶望しフランスへ帰ることさえ考えていたソフィーは、この新たな探求の機会を得てラディッシュ博士のもとへ行く。
そしてこの事件の被害者が、頭部に裂傷を負っているものの頭蓋骨は陥没しておらず脳にも損傷がないまま死亡したことが判明した。
これはキャスリーンの遺体と同じ状況であり、同一犯の犯行ではないかとソフィーは推察する。
しかしラディッシュ博士は、これが頭蓋骨や脳に大きな損傷をあたえずに撲殺できる証拠とみなし、キャスリーンを殺害したのはマイケルだとの信念をさらに強固にしただけだった。
ソフィーは地元警察の上級警部に面会し、そこで被害者と犯人の名前が明らかになる。
そして彼らふたりともが、マイケルと性的な関係を持っていた可能性が高くなった。
刑務所にマイケルを訪ねたソフィーは、そこで初めて彼の誠実さに疑いを抱く。
マイケルはソフィーの質問に確信を持って答えず、殺害犯の名前も知らないと言うのだった。
第8話：幕引き(最終話)
2011年12月、州捜査局に対する内部調査から証言に不備があったことが認定され、陪審員はそれが最終評決にとって重要であるという意見を述べた。
そして2017年2月、ついにマイケルは再審が行われる1か月前にアルフォードの嘆願書を裁判所に提出した。
(無実を主張しながらも、争っても勝ち目がない状況であることを認める)
この嘆願書が認められ、マイケルは過失致死罪で有罪となり86か月の懲役刑を言い渡された。
マイケルが収監されていた期間はそれを超えており、マイケルは刑務所に戻ることなく自由に歩くことを許されたのだ。
この結審は、キャンディスやキャスリーンの他の家族を大いに落胆させた。
一方でダーラムを離れパリに定住することを計画していたソフィーは、事件終結に興奮し喜びを隠しきれない。
しかしマイケルは心変わりを示し、ソフィーを愛していたのかもわからなくなったと告げる。
ソフィーはこのことばに心を痛め、すぐにふたりの関係を終わらせフランスに戻った。
そしてマイケルは、残りの人生を過ごすためにダーラムに戻り…。
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「ザ・ステアケース－偽りだらけの真実－」視聴後のレビュー
The story unfolds as the case continues…
— Crave (@CraveCanada) May 26, 2022
A new episode of HBO Max’s #TheStaircase is now streaming only on Crave. pic.twitter.com/lmNq4HM6xU
「ザ・ステアケース－偽りだらけの真実－」は、実際に発生した2001年の凶悪事件をもとにして制作されました。
この事件は、ノースカロライナ州ダーラムの自宅で作家マイケル・ピーターソンの妻キャスリーンが階段下で転落死しているのが発見されたことから始まります。
事件現場の状況や遺体に残された痕跡は転落死には不自然な点が多く、検察はこれを「偶然の事故」ではなく「殺人事件」として捉えマイケルを殺人罪で起訴しました。
しかし裁判を進めるなかで、家族に隠された秘密が明らかになっていきます。
事件は単なる犯罪の枠を超え、多くの謎と衝撃を社会にもたらしたのです。
階段からの転落事故、ドキュメンタリー映画とドラマ表現の違い
ドラマ「ザ・ステアケース－偽りだらけの真実－」は、実際の事件を元にしながらも独自の脚本や演出が加えられています。
例えば事件や裁判の展開を忠実に再現する一方で、家族の心理やその内情により焦点を当てた描写がされています。
実録ドキュメンタリーでは見られなかったキャラクターの内面の表現、ドラマならではの緊張感を醸し出す演出。
それらが見る人を引き込む、重要なポイントとなっているんですね。
また事件の「真相」があえて明確にされないことで、私たち自身が真実を考察し追求する余地を残しています。
ドキュメンタリーとしてのリアリティとフィクションの持つ感情的な訴求力が、ここで融合することに成功したのだと思います。
原作ドキュメンタリーに描かれた実際の出来事に、より深いドラマ性を持たせて表現しているのです。
また主人公のマイケル・ピーターソンを演じるコリン・ファースさんの演技は、本作の最大の見どころのひとつ。
映画「英国王のスピーチ」PRU-NEXTで「英国王のスピーチ」を視聴する！→などで知られる彼は、冷静でありながらも心の奥に複雑な感情を抱えるマイケルを見事に演じました。
愛する家族を失った男の表情や裁判を通じて追い詰められる心の葛藤を表現したシーンは、見る人に強い緊張感を与えています。
彼の演技は単に「犯罪者役」ではなく、人間としての弱さやうそのなかに取り残される姿をリアルに描写していると思いました。
魅力的なキャストとその演技、見る人を引き込むサスペンス要素
ドラマ「ザ・ステアケース－偽りだらけの真実－」の最大の魅力のひとつは、実力派キャストによる緻密で説得力のある演技です。
主人公マイケル・ピーターソンを演じたコリン・ファースさんは、ハリウッド屈指の名優として知られ今回の役ではその演技力をさらに発揮しました。
また妻キャスリーンを演じるトニ・コレットさんも、その表現力で見る人に強烈な印象を与えました。
そのほかにも名優たちが脇を固め、真実がまるで現場で再現されているかのように感じさせるリアリティを作り上げています。
そして物語が進むにつれて、事件の真相に対する視聴者の想像力を大いにふくらませてくれました。
事件の不可解さを軸にしながらも単なる犯人探しのミステリーに留まらず、張り詰めたサスペンスで私たちを惹きつけてやみません。
本作は事件そのものの事実だけでなく、人間関係の複雑さや家族の絆そしてそれらが崩れる瞬間までを丹念に描かれています。
心理的な揺さぶりを与える脚本が見事です。
事件の真相が完全には解明されないという状況で私たちは裁判やマイケルの言動に翻弄され、「真実とは何か？」という普遍的なテーマについて考えることになるのです。
「ザ・ステアケース－偽りだらけの真実－」みんなの感想は？
U-NEXTで『ザ・ステアケース―偽りだらけの真実―』を観た。これは実話でNetflixにはドキュメンタリーがあるんだけど長くて断念。コリン・ファース演じる主人公の作家マイケル・ピーターソンがとにかくダメ男、紐男。妻役のトニ・コレットの皺がもう苦労の証みたいで見てて辛かった。 pic.twitter.com/YZLvKlwbxf
— ミキ (@yoku3137) February 11, 2025
ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-
— ヤマ.17号くらい (@yama_nanagou) April 1, 2024
家族・親族・関係者がみんな名演技に見えるのは私だけ？
親族関係がごちゃごちゃ、タイムラインが飛びまくり、裁判制度が複雑の上、フランスからドキュメンタリー映画の撮影が入るという超難度の高い設定と映像。
観る方の読解力を問われるから、敬遠する人…
ネトフリのドキュメンタリーも作られた2001年という呪われた年に起きたミステリー作家のカミサン階段転落不審死事件をHBOがドラマ化した『ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-』ですが、インチキ臭いが可哀想にも見えるしで困る絶妙なコリン・ファースが上手すぎて言葉もないです。子供たちが不憫ｗ
— Shit Happens (@Shit_T_H) February 10, 2023
「ザ・ステアケース－偽りだらけの真実－」についてまとめ
The final verdict is in. 👀
— Crave (@CraveCanada) June 9, 2022
Watch the season finale of HBO Max’s #TheStaircase, now streaming only on Crave. pic.twitter.com/V2gOkr1EnQ
ドラマ「ザ・ステアケース－偽りだらけの真実－」は、ジャン・グザヴィエ・ド・レストレードさんが制作した2004年のドキュメンタリー映画「ザ・ステアケース 〜階段で何が起きたのか〜」をもとに、アントニオ・カンポスさんが制作したアメリカの伝記犯罪ドラマテレビミニシリーズです。
このドラマは、2022年5月5日にHBO Maxで初放送されました。
実際に起きた事件を題材にした本作は、現代のメディア報道が持つ影響も描き出しています。
事件発生当初からマスコミは、ピーターソン家のプライバシーや未確定の証拠に基づいて過剰とも言える報道を行って世論や司法プロセスに直接的な影響を与えました。
メディアの持つ二面性に光を当てた本作は、情報に対する批判的思考の重要性をも訴えているように感じます。
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