【海外ドラマ】「ポゼッションズ 血と砂の花嫁」について知りたい！あらすじ・見どころを考察！

この記事では、ドラマ「ポゼッションズ 血と砂の花嫁」のあらすじと見どころについてまとめています。

これから視聴を予定されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

それでは、ドラマ「ポゼッションズ 血と砂の花嫁」について詳しくご紹介します！

「ポゼッションズ 血と砂の花嫁」とは

It’s time to lift the veil. Possessions streaming January 28 on HBO Max. pic.twitter.com/PwE9Z5daJa

— HBO Max (@hbomax) January 19, 2021

「ポゼッションズ 血と砂の花嫁」概要

「ポゼッションズ 血と砂の花嫁」は、2020年11月2日から全6話がストリーミングサービスHBO maxにて公開されたスリラー・ミステリードラマです。

物語の舞台はイスラエル。
ユダヤ教の古い慣習、家族のなかの秘密など、見るポイントが多い作品です。

またサイコスリラーや超自然現象などのモチーフも用いられ、視聴者を飽きさせないドラマになっています。

本作の監督を務めたのは、トマ・ヴァンサンさん。
大人気ドラマ「ボディガード －守るべきもの－」の監督も務めた方です。

本作はイスラエルとフランスの合作ということで、ストーリー内ではフランス語・ヘブライ語が使われています。
またそれに加えて、英語とアラビア語も使われエキゾチックな雰囲気が感じられます。

「ポゼッションズ 血と砂の花嫁」スタッフ

プロデューサー
シモン・アルナル、キャロライン・ベンジオ、バーバラ・レテリエ　他
監督
トマ・ヴァンサン
脚本
シャハル・マゲン、ヴァレリー・ゼナッティ
撮影
ヤロン・シャーフ
音楽
フィリップ・デシャリース、ライオネル・フレアーズ、ブノワ・ロー　他

「ポゼッションズ 血と砂の花嫁」キャスト

ナタリー(演：ナディア・テレツキェヴィチ)
イスラエルに住むフランス人、三姉妹の末っ子。
フランス駐在員の父と、チュニジアのジェルバ島出身の母・姉妹と暮らす。
自身の結婚式の最中に夫が殺害され、第一容疑者となった。

カリム(演：レダ・カテブ)
テルアビブにあるフランス領事館の副領事。
ナタリー逮捕を受けて、彼女をサポートするため警察に駆け付けた。
若く美しいナタリーに、次第に惹かれていく。
アルジェリア系フランス人。

ナタリーの家族
ジョエル(演：チェッキー・カリョ)
ナタリーの父、フランス駐在員。
事件が発生してから、母ロザに代わり懸命に娘を守ろうとする。
しかしカリムにあらぬ疑いをかけられる。
ロザ(演：ドミニク・ヴァラディ)
ナタリーの母、とても信心深い。
精神的に不安定なところがあり、ナタリーに対して過干渉。
ナタリーの結婚に反対し続けていた。
ジェシカ(演：アロイズ・ソヴァージュ)
ヨハンナ(演：ジュディス・ケムラ)
ナタリーの姉。

警察関係者
エスティ(演：ノア・コーラー)
イスラエル・ベエルシェバ警察刑事、ナタリーの事件を担当。
冷静で聡明、つねに公正な捜査をする。
ラフィ(演：ツァヒ・グラード)
エスティの相棒。

ルイーザ(演：アリアン・アスカリド)
ナタリー一家の、長年の友人。
昏睡状態の息子の世話をしている。
エラン(演：イムリ・ビトン)
ナタリーの婚約者、イスラエル人。
結婚式の最中、殺害された。

他

「ポゼッションズ 血と砂の花嫁」のあらすじ・全話紹介

HBO Max Acquires Studiocanal’s Psychological Thriller ‘Possessions’ (EXCLUSIVE) https://t.co/mUuzrX88rh pic.twitter.com/sGLQFUr1uz

— Variety_Film (@Variety_Film) October 14, 2020

第1話「血塗られた結婚式」

イスラエルに住むフランス人ナタリー。
彼女は今日、最愛の婚約者エランとの結婚式を迎えました。

信心深い母ロザは結婚式当日になってもこの結婚に反対し、式への出席を拒否します。

父ジョエルのとりなしによりどうにかロザも出席することになり、盛大な結婚式が始まりました。

ウェディングケーキ入刀になったとき突然室内の照明が消え、真っ暗に。
再び明るくなったとたん、そこには首から血を流したエランが倒れていたのです。

ナタリーのウェディングドレスは血で真っ赤に染まり、彼女の頬も血まみれでした。
しかもナイフを手にしていたナタリーは、エラン殺害の第一容疑者となったのでした。

フランス政府はナタリーを助けるために、フランス領事館副領事のカリムを警察に派遣し…。

シャイ(演：ロイ・ニック)
サリム(演：シャディ・マリ)
サラ(演：ハンナ・アズーレイ・ハスファリ)

第2話「悪魔」

警察はナタリーを事件現場に立ち会わせ、実況見分を行いました。
エスティとラフィが事件を再現して見せたものの、ナタリーの記憶はぼやけており明確な証言は得られませんでした。

一方ロザは、エランの弟シャイを訪ねました。

ユダヤ教には、子どもを持たずに亡くなった男性の兄弟はその未亡人と結婚しなければいけない、という義務があります。
ロザはナタリーと彼をその義務から除外することを、説得しに行ったのです。

そんななかカリムは領事の助言に反して、ナタリーが暴力を受けていた可能性について彼女の姉に質問しに行きました。

そしてエスティは、結婚式のケーキカットのとき照明を消した人物を突きとめたのです。

ナディン(演：ヤラ・エルハム・ジャラー)
アレックス(演：コランタン・フィラ)
ダヤン(演：ウリ・ガブリエル)

第3話「妄想」

ナタリーは自宅軟禁となり、ジョエルはひどく心配しています。
娘の安全を考えたジョエルは、フランスに帰国できるよう手はずを整えました。

一方カリムは、行方不明のはずのナタリーの元彼アレックスが結婚式の写真に写っていることに気づきます。
カリムはフランスにいる友人のひとりに、ニースでのナタリーの過去を探ってもらうことにしました。

そんななかエスティは、シャイの家を捜索。
捨てられたパソコンを発見します。

ところがエランの葬儀が行われている墓地に、アレックスが姿をあらわし…。

ベンツィ(演：ベツァレル・ボロホフ)
ラバニット(演：イリット・シェレグ)

第4話「憑依」

アレックスのことを警察に伝えたカリム。
ところがその矢先、アレックスはパレスチナに逃亡したことがわかりました。

このことから、カリムはアレックスが今回の殺人事件に深くかかわっていると確信しています。

一方ナタリーは自分の体に奇妙な痕跡を発見し、アレックスを探し始めました。
ロザはそんなナタリーの呪縛を解くため、新しい結婚相手を見つけようと驚きの行動に。

そんななか墓地で危険な目にあったカリムを心配し、領事はカリムを担当から外そうとしたのですが…。

領事(演：エレーヌ・アレクサンドリディス)
フムサ(演：エヴェリン・ハゴエル)

第5話「呪縛」

エランに続き、ナタリーを愛した男に悲劇が訪れました。

カリムはジョエルが長年ナタリーを虐待してきたと確信、警察へ彼を突き出しました。
しかしジョエルは、ロザの狂気がこの事態を引き起こしたのだと供述します。

そんななかエスティは、ナタリー一家と長年の付き合いがあるルイーザのもとを訪ねました。
そこで、昏睡状態のエリという息子がいることを知ります。

一方ナタリーを助けるべく、ロザはある儀式を行うことを決意。
ナタリーにその儀式を行ってもらうため、彼女が住む集落にナタリーを呼び寄せ…。

エリ(演：ヴァシリ・シュナイダー)
リュドミラ(演：ナターシャ・マナー)

第6話「解放」(最終話)

昏睡状態のエリとナタリーの婚儀が行われました。

式が済むとルイーザは、かつて2家族が休暇を過ごした思い出のコテージにナタリーたちを連れて行きました。

一方ナタリーを救うようジョエルから託されたカリムは、そのコテージを訪れます。
しかしカリムを危険な目に合わせたくないナタリーは、わざと冷酷な態度で彼を追い返すのでした。

そんななかロザはナタリーたちの居場所を聞き出すため、娘たちを連れてルイーザのところへ行き…。

「ポゼッションズ 血と砂の花嫁」の見どころ

Possessions – Tanıtım: Possessions, 2020 yılı sonlarında izleyiciyle buluşan İsrail-Fransa ortak yapımı bir dizi. İsrail’de Yes TV, Fransa’da ise Canal Plus yayınlamış diziyi. ABD’de HBO Max, Avustralya’da SBS gibi kanal ve… https://t.co/sAPVN8nHI3 #Türkçe #Sinema #Film pic.twitter.com/z8Hn67XgAk

— Turkce Sinema (@TurkceSinema) March 7, 2022

イスラエルのネゲブ砂漠にあるベエル・シェバでの豪華な結婚披露宴。
フランス人の花嫁とイスラエル人の花婿が、ケーキをカットする準備ができています。

突然明かりが消え、真っ暗に。
照明が戻ってくると、血が飛び散り手にケーキナイフを持つ花嫁が…。

何百人もの目撃者がいるにもかかわらず、謎はあらゆる方向に及んでいくんですね。

ストーリーが進んでいくにつれて裏付ける証拠が増え、カリムは想像もできなかった世界に引き込まれていきます。
カリムがそれに気づくとともに、視聴者の期待が高まっていくのです。

本作は単なる殺人事件ではなく、文化の衝突や民族間の壁が存在することを表現しています。

ナタリーの母ロザは、ナタリーとエランとの結婚に最後まで反対し、娘の結婚式への出席を拒否さえしました。

文化の衝突です。

またフランス人のカリムはアルジェリア系でありながら、イスラエル警察に協力することを余儀なくされています。
アラブ人とイスラエル人は互いに不信感を抱いており、互いに警戒しています。

民族間の壁ですね。

これらのことを前もって知っておかないと、このドラマは内容が複雑すぎると感じるかもしれません。

また一方で、超自然的な要素も折り込まれています。

イスラエル発のドラマ(フランスとの合作ですが)は初めて視聴したような気がしますが、低予算で製作され(だと思われます)派手で高価な効果ではなく、キャラクター・感情・動機に焦点を当てたドラマだと思いました。

「ポゼッションズ 血と砂の花嫁」は素晴らしい物語ですが、文化の違いを紛争の起点として位置付けることで新しい課題も示しています。
と言うのも、自分たちが理解していない文化のなかで自分たちの道を見つけようとしているのではないかと感じるのです。

「ポゼッションズ 血と砂の花嫁」みんなの感想は？

「ポゼッションズ 血と砂の花嫁」ちまちまと3話まで視聴。謎めいた予告に惹かれて見始めたけど、6話完結の折り返しまできたのにまだ謎めいてる。ミステリなのかオカルトなのか判然としない。毎話「全然わからない」と夫婦で言い合って終わる。わからないので続きが気になる。面白いドラマだと思う。

— ゆうき (@_yuukixxx) November 21, 2021

『ポゼッションズ　血と砂の花嫁』、舞台はイスラエルだが、冒頭起こる花嫁による花婿殺害の謎を追ううち、花嫁の母の出身地チュニジア・ジェルバ島のユダヤコミュニティの因習が関係しているのではという展開に。何が何にポゼッション（憑依）なのか
複層的で、怖さ寄りの不思議な感じで終わった。

— なかた ゆかり (@eucali_N) November 20, 2021

ポゼッションズ 血と砂の花嫁ってドラマに出てる主演の女の子とても可愛いな
調べたらあまり有名な人じゃなくて驚いた

— きるはちゅ🦎 (@kiru_hacyu) November 7, 2021

「ポゼッションズ 血と砂の花嫁」についてまとめ

新婦が結婚披露宴で夫を殺害したように見えるとき、彼女が無実だと信じている男性は1人だけです。

ナタリーを解放しようとするカリムの探求は、彼を次の犠牲者にするのでしょうか?

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