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「マーダー・イン・マインド殺意が芽生える時」全エピソードの概要と見どころをまとめました

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「マーダー・イン・マインド殺意が芽生える時」の見どころ

「マーダー・イン・マインド殺意が芽生える時」は、他に類を見ないミステリースリラーです。

エピソードごとに異なるストーリーが与えられ、それぞれの殺人の形が描かれています。
そしてすべてのキャラクターは、殺人に関係しているのです。

おもしろいのは、すべてのエピソードが“殺人者の視点から描かれている”というところ。

計画された、意図しない、残忍な、思わず犯人に同情してしまうような。
あらゆる形の殺人が、見る人の心の奥をえぐっていきます。

普通に生活していたら、殺人に手を染めることはないでしょう。
しかしそんな心のすきを突いて、負の感情が入り込んでしまうんですね。

誰もが持つ心の闇を、ちょっと皮肉を込めて表現している本作。
さすがアンソニー・ホロヴィッツさん、唸らせてくれます。

以下は、各話の見どころについて紹介します。

第1話「Teacher」の見どころ

主人公エドワードを演じたのは、デビッド・スーシェさん。
「名探偵ポアロ」で有名な俳優ですね。

これまでまじめ一辺倒で生きてきた校長先生が、魅力的な青年に出会ってしまったことで起きた殺人。
それだけに自首することを考えますが、ひとり娘がそれを拒否します。

これは娘カトリンが、母を亡くしてから受けてきた仕打ちがあまりにもつらかったからです。
ここへきてさらに父までをも失ってしまうのか、とカトリンは絶望したに違いありません。

ところが父を思う(自己保身もあったかもしれませんが)カトリンの行動は、最悪な結果を迎えてしまうのです。
どこかで引き返せたのではないか、どこかで思いとどまれたのではないか、と考えてしまいますね。

一方マーティン役のジェームズ・マカヴォイさんは、出演当時21歳くらいでした。
色気のある俳優ですが、本作出演当時からものすごい妖艶さを持っていたのですね。
エドワード先生が、思わずついていってしまったのも無理ないです(^▽^;)

第2話「Flame」の見どころ

冴えない夫が、妻の浮気を知り殺意を抱く…というのは使い古されたシチュエーションです。
しかしこのエピソードの見どころは、殺人を依頼した人が実在するのかしないのかハッキリしないところ。

ジェームズ(ジム)・ネイプワースはインターネット上で「問題解決人」と名乗り、困っている人を助けているようです。
でも彼は本当に”助けている”のでしょうか?
憎しみと怒りに負けて、妻と愛人の殺害を依頼したジョーにさらなる苦しみを与えただけですよね。

もしかしてジョーが持つ悪の心が、人間の姿になって具現化したのかとも思ったのですがそれも違う様子。
なかなかに考えさせる、ホラーチックな内容でした。

このエピソードが言いたかったことは、「人を呪わば穴二つ」
それとも、「インターネットは怖い」

第3話「Motive」の見どころ

こちらは、物語の初めから「誰が」「いつ」「どこで」「どうやって」殺人を犯したのかが詳細に描かれています。
ところが最後までわからないのが、「なぜ」の部分です。

視聴者は犯人が誰なのか知ったうえで、物語を進めていくのです。
おもしろい構成ですね。

デイビス夫妻がなぜダナを殺したのか殺す必要があったのかは、結末まで明らかにされません。
だからこそ、視聴者はグイグイと引き込まれ彼らの心理を読み解こうとするのです。

最後は「え?そんなことで?」と思った方もいるかもしれませんが、絶体絶命の事態にさらされると人間の本性が見えてくるものなのですね。

第4話「Mercy」の見どころ

「マーダー・イン・マインド」もっとも興味深かったのは、この第4話だと思います。

はじめは愛し合う夫婦のヒューマンストーリーだと思いながら、見始めた方も多いかもしれません。
ところが、それはまったく違っています。

ストーリーの前半は、事件について語る犯人の口調にも愛情がこもっていて自信があるように見えました。
しかし後半になって真相が明らかになってくると、犯人の声は低くなり顔にも影が差していきます。

この描写の仕方が、実におもしろいと思います。
撮影の仕方ひとつで、ここまで正反対のことを表現できるのかと感心しました。

第5話「Vigilante」の見どころ

このエピソードは、とても暗示的だと思いました。

それは登場人物の名前です。
リアム→意志が強い者
ジャック→力強い者
デヴィッド→愛された者  という意味を持ちます。

彼らはこの名前が持つ意味どおりの行動をし、そして結果を招きます。

3人はこれまで仲の良い友達だったのでしょう。
そして、自信過剰ぎみの正義感でヘンダーソン宅まで押しかけてしまいました。
そこで起こった、予期せぬ殺人。

バランスを保っていた3人の輪が、これで壊れてしまったのです。
正直に言って結末は筆者が考えていたとおりになりましたが、やるせなさだけが残りました。

第6話「Neighbours」の見どころ

このエピソードは、かわいそうなナイジェルを演じたケビン・ウェイトリーさんの芸達者ぶりを楽しむ回です(笑)。

ミステリー好きならご存知だと思いますが、「ルイス警部」で有名なケビン・ウェイトリーさん。
このイメージが強くて、本エピソードのナイジェルのキャラクターとズレがあるんですね。

そして迷惑な隣人に辟易して盗み撮りをしてしまったり、大騒音に対抗して自分も狂ったようにエアギターを弾いてみたり。
真剣なナイジェルを見れば見るほど、笑ってしまうんですよ。

ケビン・ウェイトリーさんの感情的な姿を見られるのは、実に貴重です。
ケビン・ウェイトリーさんご自身は、ミュージシャンとしても活躍していたことがありました。

第6話は他のエピソードとは違って、ブラック・コメディです。
ナイジェルの限界突破は、きっと私たちも共感できると思います。

第7話「Sleeper」の見どころ

このエピソードの主人公は、夢遊病で自分が何をやったかをまるで覚えていないデボラ
眠っているつもりが、ベッドを抜け出して友人の服を着てみたり外へ出かけて行ったりします。

そんな彼女が恋人とケンカした翌日、血まみれのハンマーを握りしめている状態で目覚めました。
何も覚えていないデボラは、「彼氏を殺害したのだ」と言われそれを信じ込んでしまうのです。

デボラ役を演じたのは、キーリー・ホーズさん。
「ライン・オブ・デューティ汚職特捜班」ではとても印象的な方でした。
しかし本作では、彼女の魅力をあまり発揮できていなかったのでは…。

というのも、残念なことに物語の中盤ですでに結末が予想できてしまったからです。
他のエピソードと比べて「まぁ、そうなるよね」という感想が先立ち、緊張や興奮が少なかったと感じました。

キーリー・ホーズさんの使い方が、ちょっともったいなかったように思います。

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「マーダー・イン・マインド殺意が芽生える時」みんなの感想は?

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「マーダー・イン・マインド殺意が芽生える時」についてまとめ

イギリスBBCの作るミステリードラマは、王道であり奇抜でもあります。
次の犠牲者が誰なのかを待ち遠しく思わせるのは、このシリーズ独特の魅力ですよね。

「さまざまな殺人の形」を、ときには率直にときには皮肉っぽく描く「マーダー・イン・マインド殺意が芽生える時」
あまりミステリーは見ないという方も、きっとこの世界観にハマってしまうと思います。

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