この記事では、ドラマ「ピストリウスの捜査～南アフリカ初の連続殺人プロファイラー 」のあらすじと見どころについてまとめています。
これから視聴を予定されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
それでは、ドラマ「ピストリウスの捜査～南アフリカ初の連続殺人プロファイラー 」について詳しくご紹介します！
「ピストリウスの捜査～南アフリカ初の連続殺人プロファイラー 」とは
Si vous aimez des séries policières comme Mindhunter ! La série Catch Me a Killer est faites pour vous 💯 pic.twitter.com/bo2myWV0lp
— Le Club (@Leclubofficiel) March 19, 2024
「ピストリウスの捜査～南アフリカ初の連続殺人プロファイラー 」概要
「ピストリウスの捜査～南アフリカ初の連続殺人プロファイラー」は、1990年代に心理学者で警察の捜査官であるミッキー・ピストリウスさんが手がけた事件を題材に、南アフリカを舞台にした実録犯罪テレビシリーズです。
英題は「Catch me a killer」。
このドラマは1990年代後半に、多くの連続殺人犯の有罪判決を得るのに尽力した南アフリカの心理学者で警察の捜査官であるミッキー・ピストリウスさんの同名の自伝に基づいています。
本作の主人公ミッキー役は、イギリスの俳優シャーロット・ホープさんが演じました。
ミッキー・ピストリウスさんは作品のコンサルタントも務めており、撮影中のシャーロット・ホープさんに多大なサポートを提供しました。
差別や偏見が色濃く残っていた1990年代の南アフリカで、男性優位の世界に足を踏み入れたミッキー。
警察や地域社会の部外者としての地位に葛藤しながらも真実に近づくため革命を起こす姿は、とても力強く驚異的です。
「ピストリウスの捜査～南アフリカ初の連続殺人プロファイラー 」スタッフ
製作総指揮
ボブ・コンテ、サイモン・ハウリー、ヨリサ・ファーレ 他
プロデューサー
グレイグ・バックル、ジェームズ・コップ、ロバート・ナイドゥ 他
監督
ルネ・ファン・ルーエン、トレイシー・ラーコム、ブレット・マイケル・イネス
脚本
ジェシカ・ラストン、エイミー・ジェフタ、オリバー・フランプトン 他
撮影
ディノ・ベネデッティ、ファヘマ・ヘンドリックス
「ピストリウスの捜査～南アフリカ初の連続殺人プロファイラー 」キャスト
ミッキー・ピストリウス(演：シャーロット・ホープ)
南アフリカ初のプロファイラーとなった女性。
大学で犯罪心理学を教える講師を務めていたが、1994年に発生した連続児童殺人事件の解決のため警察に招聘される。
一度は迷宮入りした事件の殺人犯が再び動き出し、打つ手のない警察が別視点から捜査できるミッキーを呼び寄せた。
昔ながらの職人気質の刑事たちは、心理学を応用したミッキーのやり方を疎んじていたが、結果を出すミッキーを見直すようになる。
難事件が発生するたびあちこちの警察に出向くようになったミッキーだったが、大きなプレッシャーから次第に自分を見失っていく。
エリカ・ボーセス(演：ドナ・コーマック・トムソン)
ミッキーの助手であり相棒。
ブリクストン署での事件を手がけたとき、ミッキーのサポートをするために行動をともにするようになる。
あまりにも事件が多発したため、エリカ単独でも事件を担当することに。
ペトルス・ブリンク(演：アルバート・マリッツ) 南アフリカ警察部長。
スザーン(演：ゼツケ・ファン・プレッツェン) ミッキーの姉。
ハッティング教授(演：ラジン・ダダ) ミッキーの恩師。
ロバート・レスラー(演：ショーン・キャメロン・マイケル) アメリカFBIで活躍するプロファイラー。
マーク(演：スティーブン・ジョン・ウォード)
ブドウ園の責任者。
殺人犯のプロファイリングに恐怖を感じ始めていたミッキーは、マークのもとで多くの時間を過ごすようになる。
ふたりは恋に落ちたものの、ミッキーが仕事を忘れられず別離。
他
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「ピストリウスの捜査～南アフリカ初の連続殺人プロファイラー 」の全話あらすじ
CATCH ME A KILLER 🎞️| STILLS | @showmaxonline
— Actor Spaces (@actorspaces) February 5, 2024
Premieres 12th February 2024 on Showmax . #ActorSpaces #Streaming#CatchMeAKillerFirstLook pic.twitter.com/vKYViqVhr6
第1話
南アフリカのミッチェルズプレインという町で、ひとりの少年が行方不明になる。
この地域では1986年から21人の少年が犠牲になった連続殺人事件が起こったが、犯人はわからないまま迷宮入りとなっていた。
その殺人者が再びあらわれたと考えた地元住民は動揺、いまだ手をこまねているばかりの警察に怒りの矛先を向けた。
そんな警察が犯人逮捕に向けて新たに迎えたのが、犯罪心理分析官だったのだ。
大学で犯罪心理学を教えていたミッキー・ピストリウスは、南アフリカ初のプロファイラーとして連続殺人犯を特定するためミッチェルズブレインに行くことに。
ジョーイ・アダムス(演：コナー・アイザックス)
ノーマン・アフザル・シモンズ(演：カギソ・カイバース)
A・J・オリバー(演：ヴォーン・ルーカス)
ジャニー(演：グラント・ロス)
ルイ・ルソー(演：クリス・ヴァン・レンスブルク)
クリス・エクスティーン(演：イワン・ツィンマーマン)
コーネリアス・フェンター(演：ギャビン・ワーナー)
第2話
少年を標的にした連続殺人犯は「駅の絞殺魔」と名付けられ、行方不明になったエヴァン・プリンスルーの行方とともに警察は彼の特定を急いだ。
そんななか犯人をかたる手紙が新聞社に送りつけられ、警察は送り主を突きとめ男の家に突入する。
一方ミッキーは、遺体となって発見されたジョーイの検視結果を聞きに検視官のもとへ。
話しを聞いたミッキーは犯人像を明らかにするため、その手口から犯人の幼少時代を分析する。
またジョーイが連れ去られたときにいっしょにいた、ジョーイの親友ティノと話しに行く。
ティノは犯人を目撃していたが、警察では子どもの言うことは信頼に値しないと彼の証言を詳しく聞こうとしていなかったのだった。
ウォーレン・バーンズ(演：エイダン・ジョン・クリーナン)
リロイ・パウルズ(演：アンブローズ・アワーズ)
エレイン(演：クリオ・リンクウェスト)
ティノ(演：ドンテ・フィッシャー)
第3話
自身のプロファイリングによって、警察に入って初めて手がけた「駅の絞殺魔」事件を解決したミッキー。
休む間もなく、プレトリアにあるふたつの警察署の捜査チームに派遣されることになった。
鉱山で8人目の遺体を発見したブリクストン署では、捜査線上に複数人の容疑者が浮かんでおりミッキーに絞り込みを依頼する。
一方デルマズ署が逮捕した男は、殺人は認めるものの自白の記憶がないという奇妙な人物だった。
ミッキーはブリンク部長が投入した新しい相棒エリカとともに、容疑者との面接に向かった。
シャロン・ロウ(演：メーガン・オーバーホルツァー)
ンジマンデ主任警部(演：セコアティ・SK・ツバネ)
ヘニー(演：ビョルン・スタインバッハ)
第4話
南アフリカは、初の黒人大統領の誕生やラグビーの話題で大いに盛り上がっていた。
そんななかアッテリッジヴィルで、15人の女性の他殺体が発見される。
しかし容疑者の手がかりをまったくつかむことができず、警察はマスコミの批判にさらされていた。
またボクスブルクでも複数の遺体が見つかり、ミッキーがその手口から犯人のプロファイリングに乗り出す。
そしてミッキーの要請に応じて、アメリカからロバート・レスラーが捜査の応援にやってくることになった。
モーゼス・シットホール(演：チャーリー・エドゥアルド)
ルアン・クロッツ(演：ロウ・ベンター)
第5話
ミッキーはドニーブルックという小さな町に呼ばれ、連続殺人の容疑者であるクリストファー・ジコデの面接をすることになった。
この男は複数の女性を殺害したうえ、遺体を損壊した容疑をかけられていた。
ジコデの勾留期限が迫るなか、ミッキーは彼の自供を引き出すという重要な任務を負っていた。
そんなジコデは幼児期から少年時代にかけての話をするうち、家族について怒りをあらわにし、すべてを責任転嫁する態度を取る。
ジコデとの面接を終えたミッキーは、女性の遺体が最後に見つかった現場に行ってみることに。
クリストファー・ジコデ(演：ジャブラニ・ムテンブ)
カテリナ(演：アビゲイル・クベカ)
ニコ・ランゲフェルダー(演：マーク・ペンウィル)
ソロモン・ジュワク(演：マブソ・シメラネ)
第6話
ミッキーは初めて事件を手がけたケープタウンの町に戻り、新しいケースを担当することになった。
16人の娼婦が絞殺された連続殺人事件だ。
ミッキーは主任刑事のA・J・オリヴァーと再会、いっしょに最後の遺体の発見場所である農地に向かった。
犯人が殺害後に遺体を別の場所に移動させて手を加えていることが意味を持っていると考えたミッキーは、この点から犯人像をプロファイリングする。
そんななかエヴァたち娼婦への聞き込みをきっかけに、ある男が捜査線上に浮上する。
エヴァ(演：シャーリーン・ル・ルー)
フローラ(演：シモーネ・リースリング)
リクス・ヴィッサー(演：アダム・ニール)
ウィリアム・トルーター(演：カレル・ネル)
カリス博士(演：マーク・プレアス)
ナディーヌ(演：ナタリー・ロビー)
第7話
東ケープ州の町で、12歳の少年が行方不明となった。
彼を殺したのはスチュワート・ウィルケンという男で、悪名高い「人食い殺人鬼」。
ウィルケンはこれまでに、自分の娘を含めた6人の子どもと4人の娼婦を殺していた。
ミッキーは、このウィルケンという男に強い興味を惹かれる。
ひとりの殺人犯が異なった種類の人々を標的にすることや、まったく違う手口を使うことに、研究対象として関心を持ったのだ。
しかしミッキーは、犯人に面接を拒否されてしまう。
そんななかウィルケンとは話をしないまま公判が始まり、ミッキーは専門家として証言台に立つことになったのだが。
ジャスティス・ノード(演：デビッド・ベニー)
アモス・ニューシ(演：クリス・ガサラバ)
テウニス・ホフマイヤー(演：フランキー・ナッシンベニ)
マーティン・カウッド(演：ジャック・セロン)
ハーダス・ヴァン・ラグーン(演：ジェームズ・ファン・ヘルスディンゲン)
スチュワート・ウィルケン(演：アルバート・プレトリウス)
第8話
国内のさまざまな地域で、重大な事件を追うミッキー。
エリカも担当の事件を抱えているため、ひとりで多くの殺人犯を追うことにプレッシャーを感じるようになっていた。
そんななかミッキーは、激しいパニック発作に襲われるものの誰にも告げずに次の事件へ向かう。
ダーバン・フェニックスのサトウキビ畑で焼死体が見つかった事件で、捜査に行き詰まったチームからの要請だった。
犯人の逮捕、事件の解決という使命感で体に鞭打つようにプロファイルと向き合うミッキー。
しかし疲労感とパニック発作の回数だけが増えていく。
ミッキーの様子は、次第に変わっていった。
ルイス・カプーア(演：キロシャン・ナイドゥ)
ルース・フティニ(演：シンディスワ・ンドロヴ)
アルノ・デ・ビア(演：ゲオン・ネル)
エスター・ヴァン・ルーエン(演：バリンディル・ングコボ)
ペーテル(演：ヴァルデマー・シュルツ)
テンバ(演：リティンバ・スンドゥ)
第9話
多大な責任の重圧に耐えきれなくなったミッキーは、周囲には黙って捜査チームを離れてしまった。
そんななかサトウキビ畑からは新たな遺体が発見され、真犯人に結び付く手がかりが発見されていた。
エリカはミッキーと連絡が取れないまま、彼女の失踪を誰にも話さずに捜査を進めようとする。
しかしエリカにとっても、非常に困難な状況であることは間違いなく…。
シドニー(演：シドウェル・ダイアモンド・ラリツォーレ)
第10話(最終話)
ブリンク部長から、犯罪心理分析官の養成コースが創設されることを聞かされたミッキーは、エリカとともに大いに喜んだ。
そんななかふたりは新たな事件の分析のため、南アフリカの北東部にあるピートレティーフに向かうことに。
この町では連続銃撃事件が起きており、酒場で店主のシャロンたちが殺されたばかり。
どの犠牲者も、頭や胸を正確に狙われ致命傷を与えられていた。
そんな犯人の手がかりを掴めないまま、ミッキーは被害者のシャロンの娘の話しを聞きに行くことになった。
シャロン(演：マンディサ・ドゥナ)
ジョーイ・アダムス(演：コナー・アイザックス)
カニソ(演：エムピロ・ジャンテジー)
ムサ・ズングー(演：アフェレレ・ザ・リマインダー)
からのお申込みになります。「ピストリウスの捜査～南アフリカ初の連続殺人プロファイラー 」の見どころ
Parallel to the official delegation, several South African initiatives will also form part of the Series Mania programme in 2024. One of the highlights is Catch Me a Killer being the first series, entirely shot in South Africa, to be in competition at Series Mania Forum. pic.twitter.com/Z8nreKynhu
— French Institute of South Africa (@IF_SouthAfrica) March 17, 2024
1994年、南アフリカを舞台にした連続殺人事件の捜査を描いた「ピストリウスの捜査～南アフリカ初の連続殺人プロファイラー」。
物語の中心にいるのが、南アフリカ初のプロファイラーであるミッキー・ピストリウスです。
彼女は元々犯罪心理学者として学生たちに教える活動をしていましたが、その優れた洞察力と分析力からプロファイラーとしての才能を買われることになります。
300年以上も続いた白人支配体制が変わろうとしていたこの時期の南アフリカでは、犯罪と大量殺人が横行していました。
そんななかミッキーは、国中を震撼させた少年を狙った連続殺人事件の捜査に加わることに。
彼女の独自のアプローチで犯罪心理分析を行い、犯人の人物像を絞り込んでいく手法は、大きな注目を集めることになったのです。
独自の捜査手法
当時の警察は、刑事たちが目撃者の証言や遺留品を分析するという、従来の捜査手法に偏っていました。
そこには犯人の心理に対する理解はなく、単なる加害者でしかなかったのです。
しかしミッキーは、犯罪現場や被害者の心理状況から犯人像を推測し、犯罪者の心理を探るという独自の手法で犯人特定に貢献しました。
また犯罪者の行動パターンや殺人の手法、被害者の背景などを徹底的に分析し、犯人の逮捕に向けて的確な情報を提供しました。
その優れた洞察力と分析力が、多くの難事件を解決に導いたのです。
「犯人の頭に入り込める」ことが、彼女の強さだったのです。
懐疑的な目を覆して
ミッキーが警察にやってきた当初は、彼女は完全な部外者であり昔気質の刑事たちに疎外されていました。
おそらく「プロファイリング」ということばも知らなかったはず。
そんな旧時代的な刑事たちのなかで、ミッキーは自分の立場を確立していき警察の不可欠な部分になっていきました。
殺人犯を捕まえる方法に、革命をもたらしたのです。
アメリカFBIのロバート・レスラーに次ぐ、ふたりめのプロファイラー。
しかも女性として初めてであり、南アフリカ国内においても初めてのプロファイラー、ミッキー・ピストリウス。
懐疑的な目を覆し、犯罪捜査に新たな視点をもたらしたことは間違いありません。
「ピストリウスの捜査～南アフリカ初の連続殺人プロファイラー 」みんなの感想は？
#ピストリウスの捜査 を見てる
— jun (@ineedjun_arashi) March 31, 2024
面白いんだけど、現場の上司がいちいち主人公を否定し見下す態度にイライラする。
もし自分よりも立場が上だったらあそこまで否定しないんだろうな。
だったら彼女を思い切って昇進させてしまえばいいのにと思う。#ミステリーチャンネル
「ピストリウスの捜査～南アフリカ初の連続殺人プロファイラー」見る。前に南アのドラマを見た時も思ったがとにかく画が地味。動物ドキュメとかの壮大な自然のイメージと落差が大きいからなおさらだが人間が住んでる所は田舎も都会もとにかく地味で荒涼でよくワールドカップが開催できたと変に感心
— 裏木戸 (@krimzou691010) March 31, 2024
今日の一気見を録画しながら視聴中。実話なのが恐ろしい。こんな事件の数々、知らなかった…#ピストリウスの捜査
— Jupiter (@317Pegasus) March 30, 2024
「ピストリウスの捜査～南アフリカ初の連続殺人プロファイラー 」についてまとめ
Stream It or Skip It: ‘Catch Me A Killer’ on BritBox, a drama about South Africa’s first serial killer profiler https://t.co/bsyRRHRdem pic.twitter.com/sq5bXu59qT
— Decider (@decider) March 9, 2024
「ピストリウスの捜査～南アフリカ初の連続殺人プロファイラー」は、1990年代後半に多くの連続殺人犯の有罪判決を得るのに尽力した南アフリカの法医学心理学者で警察の捜査官であるミッキー・ピストリウスさんの同名の自伝に基づいたドラマです。
彼女の異なるアプローチや独自の捜査方法は、従来の捜査手法とは異なる切り口から犯罪を明らかにすることを可能にしました。
その結果として捜査の効率性や成功率が向上し、犯罪心理学の進化に寄与することになったと言えるでしょう。
この取り組みが、犯罪心理学の研究や実践に新たな展望を開く一助となったのではないでしょうか。
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