この記事では、ドラマ「刑事ウルリケ~連続猟奇殺人事件~」のあらすじとレビュー・感想をまとめています。
これから視聴を予定されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
それでは、ドラマ「刑事ウルリケ~連続猟奇殺人事件~」について詳しくご紹介します!
「刑事ウルリケ~連続猟奇殺人事件~」とは
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— serienjunkies (@serienjunkies) October 13, 2023
「刑事ウルリケ~連続猟奇殺人事件~」概要
「刑事ウルリケ~連続猟奇殺人事件~」は、2023年10月13日ドイツRLT+にて全6話が公開されたダークスリラードラマです。
RLT+専用に製作されたこのドラマは、1990年代の東西ドイツ統一後の時代が舞台となっています。
原題は「Die Quellen des Bösen」、英題は「The Sources of Evil – Hunt for the Rune Murderer」。
全6話の構成で描かれる「刑事ウルリケ~連続猟奇殺人事件~」は、ゴシックミステリーの要素と社会派ドラマを巧みに融合させた意欲作。
少女の遺体にまつわる不気味な神話や謎解きが進むなかで、東西ドイツ統一後の人間関係や過去の因縁と現在の選択が交差する様子を深く考えさせられます。
歴史や社会の本質を描き出た本作は、「ミステリーと人間ドラマの融合作品」として高く評価されるのではないでしょうか。
「刑事ウルリケ~連続猟奇殺人事件~」スタッフ
プロデューサー
ビョルン・フォスゲラウ、ラウラ・フォン・ポルタティウス
監督
シュテファン・リック
脚本
エイダ・フィンク、キャタリーナ・ジャンク、エルケ・シュッフ
撮影
ヘンナー・ベシェフ
音楽
ラース・ヘンペル、ピーター・ヒンダトゥール、シュテファン・ウィル
「刑事ウルリケ~連続猟奇殺人事件~」キャスト
ウルリケ・バンドウ(演:ヘンリエット・コンフリウス)
地元警察の刑事。
養護施設育ちで母親とは疎遠、現在は弟マルクとともに暮らす。
両親は旧東ドイツ人で、ウルリケとマルクも東側で育った。
父親も警察官で、ウルリケの上司ドゥッベは同僚だった。
少女の変死事件捜査の担当になる。
コーライ・ラーセン(演:ファーリ・ヤルディム)
ハンブルグ出身の刑事。
ウルリケの署に異動してきたとたん、少女の変死事件に遭遇する。
妻と子どもがひとり。
なにやら隠し事をしている様子。
クリスタ・シュライバー(演:アンジェリーナ・ヘンチュ)
ガソリンスタンド兼自動車修理工場を切り盛りしている。
ウルリケと同じ養護施設で育った。
サブリナ(演:ソーニャ・ヨアンヌ・ゲラー)
クリスタの娘、マルクの恋人。
小さいころから母に育てられ、父親の顔を知らない。
フランク・ライネルト(演:カルステン・アントニオ・ミルケ)
クリスタのボーイフレンド、サブリナとは血がつながっていない。
ラルフ(演:パトリック・ハインリッヒ)
クリスタたちのガソリンスタンドの従業員。
ウルリケの家族
マルク(演:フィリップ・シュナック)
ウルリケの弟、サブリナと付き合っている。
ヴェロニカ(演:ニーナ・ペトリ)
ウルリケの母親、現在は離れて西側で暮らしている。
警察関係者
ユルゲン・ドゥッベ(演:イェルク・ヴィッテ)
ウルリケの上司、ウルリケの父親の同僚だった。
アンナ(演:カトリン・シュヴィンゲル)
ユルゲン・ドゥッベの妻、末期がんに侵されている。
サイモン(演:ジョナサン・ワーツ)
ウルリケの同僚刑事。
パメラ・ミッデンドルフ(演:ベッティーナ・ランプレヒト)
連邦警察警視。
ハイスラー家の人々
イングリッド(演:クロエ・ハインリッヒ)
少女の遺体の第一発見者。
ラグナル(演:ミシェル・ホッペ)
イングリッドの弟。
ゲッツ(演:ティル・ウォンカ)
イングリッドの父親。
イェンス・ヴィーゼ・ヴィダール(演:ニコ・エーレンテイト)
クリスタの旧友、同じ養護施設にいたことがある。
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「刑事ウルリケ~連続猟奇殺人事件~」の全話あらすじ
Die Quellen des Bösen: Free-TV-Premiere im November bei RTLup #DieQuellenDesBösen https://t.co/7hflte5FTM pic.twitter.com/JvVtT2oD1q
— serienjunkies (@serienjunkies) November 2, 2023
ベルリンの壁が崩壊した直後の1993年。
かつて東ドイツと呼ばれていた地域で、少女の変死体が発見される。
事件は連続猟奇殺人事件に発展、東ドイツ出身のウルリケ・バンドウと西ドイツ出身のコーライ・ラーセンのふたりの刑事が、なぞの解明に挑む。
第1話:芸術的な遺体
ジャックドーの森で、少女の遺体が発見された。
少女は花が敷きつめられたベッドに寝かされており、体中にルーン文字が刻まれていた。
西から異動してきたラーセンと合流したウルリケは、遺体が何かの儀式のようだと考える。
ラーセンが連続殺人犯を疑う一方で、ウルリケはネオナチに傾倒している地元の男たちにつながる手がかりを追いかけていた。
その過程のなかで、ウルリケはかつての親友クリスタと会う。
クリスタの様子から、彼女の内縁の夫フランクが被害者の少女に関与していることが明らかになった。
しかしウルリケは、自分の過去が事件につながることを恐れ、ラーセンにも重要な詳細を隠していた。
第2話:次の犠牲者
次なる少女が行方不明となり、ウルリケとラーセンには時間が残されていなかった。
第二の犠牲者となる前に、少女を救出しなければならない。
しかし連続殺人事件に発展した一連の事件について、少女の遺体の第一発見者であるイングリッドは何かを隠しているらしかった。
彼女は話すこと以上の何かを、知っているようだ。
一方ウルリケは、弟マルクが事件にかかわっていることを知る。
そんななか少女の体に刻まれた文字は、神話に出てくる人物の名前「ヴィーザル」であると判明した。
第3話:過去の記憶
捜査が進むうち、ウルリケは自分が子どものころ巨大なオオカミの怪物に出会ったことを思い出す。
しかし同じ養護施設で育ったはずのクリスタは、その話に固く口を閉ざした。
ウルリケは、もっと詳細な情報を持っているであろう母親を訪ねる決意をする。
しばらく疎遠になっているが、母ヴェロニカは西側で働いている。
一方ラーセンは、ずっと求めていたものをようやく手に入れ、町を離れることを決める。
家族のために、何もかも捨てて逃亡しようと考えていたのだ。
第4話:蘇る秘密
犠牲となった少女の靴から、マルクの指紋が見つかった。
弟が事件の重要参考人となり、ウルリケはいら立っていた。
ウルリケはラーセンとともにイングリッドに話しを聞きに行くが、突然カラスに襲われイングリッドは片目を失ってしまう。
ウルリケとラーセンは、未知の力が自分たちの捜査を難しくしていると感じていた。
一方イングリッドは犯人を探すためひとりで森に入り、みずからを大きな危険にさらす。
第5話:父の影
ウルリケの父とドゥッベが隠した古いファイルが見つかり、長い年月を経てカーラ・リップの頭蓋骨が見つかった。
これはウルリケが自分自身の罪悪感に直面する新しい洞察だったが、彼女を埋めたのが父であるということをウルリケは信じられなかった。
一方ドイツからの逃亡を決めていたラーセンの計画は、上司ミッデンドルフの知るところとなり、彼は捜査を覆す決定に直面する。
そのかん殺人犯は、次の犠牲者を手元に置き、ただその瞬間を待っていた。
第6話:儀式の時
突然クリスタのところにあらわれたイェンスが、自動車事故を起こした。
マルクは病院に運ばれ、サブリナは連れ去られてしまう。
森で様子をうかがっていたイングリッドから、制限区域の地下壕に女性が連れていかれたとの証言を得たウルリケは救出に向かう。
しかしウルリケも、捕らえられ拘束されてしまった。
一方懲戒処分を受けたラーセンは、銃もIDも奪われ刑事ではなくなった。
今度こそ家族そろって逃げようと、ラーセンは考える。
しかしラーセンは思い直し、ウルリケ救出へ向かうことに。
そのころウルリケは、連続殺人犯が無慈悲な計画に取りつかれて、ウルリケとサブリナの命を奪うことに迷いがないと悟っていた。
ヴィーザルの儀式が、始まろうとしていた。
U-nextで「刑事ウルリケ~連続猟奇殺人事件~」を視聴する!→
2025年2月3日時点の情報です。
配信・放送・レンタルが終了している場合がありますので、サイトにてお確かめください。
「刑事ウルリケ~連続猟奇殺人事件~」視聴後のレビュー
Der Sechsteiler “Die Quellen des Bösen” hat von Ritualmord über Wölfe bis Actionfinale vieles, was an deutschen Krimis so nervt. Dank der Charaktere aber unterhält @RTLplus dennoch auf leise Art gut.https://t.co/L2WcIo1Yst pic.twitter.com/mnEs6ezUto
— Medienmagazin DWDL (@DWDL) October 14, 2023
ベルリンの壁崩壊後のドイツ社会は、劇的な変化の真っただなかにありました。
1989年の壁崩壊は、東西ドイツが40年以上にわたって分断されていた冷戦時代に終止符を打つ歴史的出来事でした。
これによりドイツ統一に向けた道が開かれましたが、統一の過程は決してスムーズなものではなかったはずです。
旧東ドイツ地域では経済格差や失業率の上昇、急速な社会変革がもたらす心理的ストレスなどの多くの課題があらわになりました。
この影響は地方部や産業が衰退した地域において深刻で、人々の間には失望感や孤独感が広がったと思われます。
ドラマ「刑事ウルリケ~連続猟奇殺人事件~」は、このような混乱が渦巻く1993年という時代設定のもとに連続猟奇殺人事件を通じてその社会背景を描き出していきます。
背景の異なるふたりの刑事
事件捜査にたずさわるウルリケとラーセンの背景は、大きく異なっています。
ウルリケにとってこの事件は、恐ろしい記憶を呼び覚ますもの。
彼女もまた、子どものときに怪物のようなオオカミに遭遇しています。
事件によってウルリケは、始まりの地に戻ってきたように感じています。
北欧神話の世界に根差したなぞを解くために、ウルリケは超自然的な可能性に直面しなければなりません。
一方ラーセンは、自分の父性と息子との関係に悩んでいます。
犯罪の背景にある社会的側面も次第に浮き彫りになり、文化的・政治的な対立や不信感が見え隠れするのです。
自分の直感と原則に従うのかどうか、ふたりはつねに難しい決断に迫られることになります。
互いに異なる価値観を持つふたりの刑事がどのように協力し、深い絆を築いていくのかが見どころです。
恐怖と不気味さの演出
「刑事ウルリケ~連続猟奇殺人事件~」は旧東ドイツ地域の静寂な森や荒廃した街並みなど、90年代初頭の雰囲気を巧みに描き出しています。
その舞台となる人里離れた場所は、ベルリンの壁崩壊後の急激な社会変化とそれに伴う不安感を象徴しているように見えました。
少女の遺体が発見された森の場面では、どこか息苦しく不吉な空気感が漂ってみる人の緊張感を否応なく高めています。
特異な風景は、物語全体に陰鬱でミステリアスな雰囲気を与えていると言えますね。
そしてその演出は、当時のドイツ社会の変化と密接に結びついています。
人々が抱える孤独感や不安が捜査を進めるウルリケたちの描写に反映され、物語に深みを与えているのです。
東西ドイツ統一後の雰囲気と、まったく異なるメンタリティが及ぼす緊張感が、完璧にとらえられていると感じました。
ただ「東西ドイツ統一」「ネオナチ」「北欧神話」「テロリスト」など、物語のなかに恐怖の要素を詰め込みすぎているような気もしました。
もう少し絞り込んでもよかったように思います。
「刑事ウルリケ~連続猟奇殺人事件~」みんなの感想は?
#刑事ウルリケ
— 樺森 (@100e200e) January 24, 2025
東西ドイツ統一から間もない1993年、旧東の田舎町で起きた猟奇的な少女殺人事件を地元の(ウルリケ)バンドウ刑事と、ある事情を抱えてハンブルクから来た他所者刑事ラーセンがコンビ(というか互いに勝手に)捜査する全6話のTVドラマ
原題は「Die Quellen des Bösen」(悪の根源)
RT
刑事ウルリケ面白そうだな(好みそうだ)
— ちゃーこ (@cha_ko27) January 1, 2025
「刑事ウルリケ~連続猟奇殺人事件~」についてまとめ
「刑事ウルリケ~連続猟奇殺人事件~」は、2023年10月13日ドイツRLT+にて全6話が公開されたダークスリラードラマです。
RLT+専用に製作されたこのドラマは、1990年代の東西ドイツ統一後の時代が舞台となっています。
物語の中心となる連続猟奇殺人事件は、急激な社会的変化への恐怖や過去の価値観と現在の価値観が衝突する現象を可視化しているように感じられます。
また事件の捜査を通じて、旧東ドイツ出身で過去を抱える刑事ウルリケと統一後の「新しいドイツ」に馴染もうとする相棒ラーセンの対比が鮮明に描かれています。
事件そのものよりも、社会や人々の内面に潜む「影」がテーマとなっている作品なのではと思いました。
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