この記事では、ドラマ「孤高の警部ジョージ・ジェントリー」のあらすじと見どころについてまとめています。
これから視聴を予定されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
それでは、ドラマ「孤高の警部ジョージ・ジェントリー」について詳しくご紹介します!
- 「孤高の警部ジョージ・ジェントリー」とは
- 「孤高の警部ジョージ・ジェントリー」の全話あらすじ
- 第1話「Gently Go Man」
- 第2話「The Burning Man」
- 第3話「Bomber’s Moon」
- 第4話「Gently with the Innocents」
- 第5話「Gently in the Night」
- 第6話「Gently in the Blood」
- 第7話「Gently Through the Mill」
- 第8話「Gently Evil」
- 第9話「Peace & Love」
- 第10話「Gently Upside Down」
- 第11話「Goodbye China」
- 第12話「Gently Northern Soul 」
- 第13話「Gently with Class」
- 第14話「The Lost Child 」
- 第15話「Gently in the Cathedral 」
- 第16話「Gently Between the Lines 」
- 第17話「Blue for Bluebird 」
- 第18話「Gently with Honour」
- 第19話「Gently Going Under」
- 第20話「Gently with the Women 」
- 第21話「Breathe in the Air」
- 第22話「Gently Among Friends 」
- 第23話「Son of a Gun」
- 第24話「Gently Liberated」
- 第25話「Gently and the New Age」(最終話)
「孤高の警部ジョージ・ジェントリー」とは
This is a gentle reminder that #InspectorGeorgeGently is sliding gently back onto your tellies at 8.30pm. Be gentle. pic.twitter.com/JUp325k2q3
— BBC One (@BBCOne) February 6, 2014
「孤高の警部ジョージ・ジェントリー」概要
「孤高の警部ジョージ・ジェントリー」は、1960年代を舞台にアラン・ハンターさんが書いたジェントリー警部の小説を大まかに原作とするイギリスのドラマシリーズです。
カンパニー・ピクチャーズがBBCOneのために制作した作品です。
2007年4月8日にパイロット版として第1話が放送され、2017年のシーズン8まで全25話が公開されました。
原作ではイギリス・ノーフォークが物語の舞台となっていますが、ドラマではイングランド北東部が中心となりニューカッスル・アポン・タイン、ノーサンバーランド、ダラム郡などの地域が登場します。
1960年代のイギリスで横行していた人種差別問題や移民問題、また死刑廃止にかかわるエピソードが展開します。
当時の暗い部分を真っ向からとらえた、BBCお得意の重厚なミステリードラマです。
「孤高の警部ジョージ・ジェントリー」スタッフ
製作総指揮
ピーター・フラナリー、ポリー・ヒル、ジョージ・フェイバー 他
プロデューサー
フェイ・ドーン、スーザン・ハリソン、ヨハン・クノーベル 他
監督
ユーロス・リン、キアラン・ドネリー、ダニエル・オハラ 他
脚本
ピーター・フラナリー、ミック・フォード、ジミー・ガードナー 他
撮影
ピーター・ロバートソン、ウルフ・ブラントス、ジェームズ・アスピナル 他
音楽
レイ・ハーマン、マーク・ラッセル、ジョン・E・キーン 他
「孤高の警部ジョージ・ジェントリー」キャスト
ジョージ・ジェントリー(演:マーティン・ショウ)
ダラム郡警察主任警部。
元々はスコットランド・ヤードの刑事だったが、警察内の汚職を暴くため捜査していたところ、妻イザベルを殺害された。
妻の殺害に関与していると思われるギャングのボスがあらわれたと聞き、ダラムへ向かった。
そこで知り合ったジョン・バッカス巡査部長といっしょに、現地で発生した事件を追うようになる。
警察を辞めるつもりだったが、バッカスの成長を助けたくなったためダラム郡警察に残り刑事を続けることを決めた。
冷静沈着、信念のもと正義を貫く。
ジョン・バッカス(演:リー・イングルビー)
ダラム郡警察巡査部長→のちに警部。
本部長の娘リサと結婚し将来有望と思われていたが、本人はヤードへ行くことを希望している。
野心家で手柄を挙げようとするあまり証拠を捏造したこともある、現代風の若者。
初めはジェントリーを疎ましく思っていたが、次第に彼の冷静で精密な捜査から学ぶようになる。
ダラム郡警察関係者
テイラー(演:サイモン・ハバード) 巡査。
レイチェル・コールズ(演:リサ・マクグリリス) 巡査部長。
トム・レイノルズ(演:トム・ハッチ) 巡査。
イザベラ・ジェントリー(演:マリア・テッチェ)
ジェントリーの妻。
警察内の汚職事件を捜査していたさいちゅう、ギャングの車に轢かれ殺害される。
リサ・バッカス(演:メラニー・クラーク・プーレン)
ジョンの妻、警察本部長の娘。
家庭内は、あまりうまく行っていない様子。
チャイナ(演:トニー・ロール) ジェントリーの情報屋。
他
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「孤高の警部ジョージ・ジェントリー」の全話あらすじ
@BBCOne‘s Inspector George Gently was seen by more than a third (34%) of all TV viewers NE & Cumbria last night pic.twitter.com/wFm4Zsdbdw
— BBC North (@BBCNorthPR) April 30, 2015
第1話「Gently Go Man」
1964年ロンドン。
スコットランド・ヤード(警視庁)に勤務していたジョージ・ジェントリーは警察内部の汚職を暴こうと、上層部に金を渡しているギャングに近づきつつあった。
ところがそのことが知られ、ギャングに命を狙われることになり最愛の妻を亡くす。
子どもがおらず妻がすべてだったジェントリーは、傷心のなか刑事退職を決意する。
そんななか妻の殺害に関与したと思われるギャングのボスが、イギリス北東部の町ダラムで若いバイカーの葬儀に出席したとの情報が入った。
ジェントリーは妻の敵を討つべく、ダラムへ向かうことに。
そこで知り合った警視庁での勤務を夢見る若きジョン・バッカスを相棒に、「最後の事件」の捜査に乗り出す。
ジョー・ウェブスター(演:フィル・デイビス)
リッキー・ディーミング(演:リチャード・アーミテージ)
ローレンス・エルトン(演:ショーン・エヴァンス)
ビリー・リスター(演:クリスチャン・クック)
ヴァレリー・リスター(演:クレア・ラッシュブルック)
第2話「The Burning Man」
イギリス・ハクスフォード空軍基地の近くで、男の焼死体が発見される。
被害者は額を撃ち抜かれ、焼けて骨だけが残った状態だった。
非番だったジェントリーは、バッカスの報告を受け現場に急行した。
この被害者の唯一の遺留品は、ワンダ・レーンと刻まれた指輪。
捜査が進むにつれ、この指輪が運送屋のルアイリ・オコネルにつながることが判明する。
時を同じくして、基地に勤めるオショネシーという男が行方不明になっていたことがわかる。
オコネルとオショネシー、ふたりの接点はアイリッシュクラブに行っていたこと。
そしてふたりは、IRAに銃の横流しをしていた疑惑が浮上した。
ジェントリーたちは、特捜部のエンプトンと協力して捜査にあたることに。
エンプトン(演:ロバート・グレニスター)
ワンダ・レーン(演:プーキー・クェンネル)
カーメル・オショネシー(演:デカ・ウォムスリー)
ルアイリ・オコネル(演:フィンバー・リンチ)
第3話「Bomber’s Moon」
ノーサンバーランドの港で、ドイツ人実業家グンターの遺体が発見された。
状況を見てひとめで他殺と見抜いたジェントリーは、バッカスと捜査を開始する。
被害者グンターは船旅の途中だった。
彼は20年前に戦争捕虜としてこの地で過ごしており、息子夫婦とともに当時世話になった養豚場を営むハーディメント家を訪問していたのだ。
しかし地元住民の中には戦争以来、ドイツ人を快く思わない者も多かったようだ。
町では、戦争に対する人々の思いが複雑に交錯しており…。
グンター・シュマイケル(演:ウルフ・カーラー)
ヴィルヘルム(演:クリスチャン・オリバー)
トゥルーディ(演:ナタリー・ボルト)
ロバート・ストラットン(演:ケビン・ドイル)
オールド・ジム・ハーディメント(演:ティム・ヒーリー)
マブス(演:ジリアン・ハンナ)
ジミー(演:ケビン・ワセン)
第4話「Gently with the Innocents」
ジェントリーとバッカスのもとに、老人が惨殺されたとの連絡が入る。
被害者は、老朽化した邸宅で一人暮らしをしていたアルフレッド。
現場となった邸宅は古いとは言え今もまだ堅牢な建物だったが、アルフレッドの意に反して不動産開発業者コーラ・デヴィッドソンに売却されようとしていた。
捜査が進むにつれ、この建物はもともと児童養護施設だったことが判明する。
そしてコーラは、そこで育った児童のひとりだと明らかになった。
ジェントリーとバッカスは過去に児童養護施設で起きたことが、アルフレッド殺害事件に関係していると推理した。
アルフレッド・ピーチメント(演:ブライアン・デ・サルボ)
イーニッド(演:ジョージーヌ・アンダーソン)
コーラ・デヴィッドソン(演:ジル・ハーフペニー)
ブラックスミス(演:マーク・ストッバート)
ハリー・カーソン(演:マシュー・マクナルティ)
ローラ・フェンウィック(演:シャロン・モーガン)
第5話「Gently in the Night」
教会で、若く美しい女性の遺体が発見された。
被害者の名前はオードリー・チャドウィック。
両親の話では看護師だというが、実は男性向けのクラブ「レークス」で働くホステスだった。
そして殺される数週間前、オードリーは不法な中絶手術を受けていたことが判明する。
実はバッカス、このクラブの常連客だった。
ジェントリーとともにクラブへ赴き、ホステス仲間のフォーンに話しを聞くことに。
しかし彼女は、話すことをためらっているようだった。
オードリーを取り巻く、複雑な人間模様をひも解くと…。
オードリー・チャドウィック(演:シアン・ブレッキン)
ロニー(演:ビル・フェローズ)
フォーン・グレンジャー(演:ニコラ・バーリー)
パトリック・ドノバン(演:ブレンダン・コイル)
ヘレン(演:クレア・カルブレイス)
マーガレット・ビショップ(演:トレイシー・ウィルキンソン)
フラワーレディ(演:マーガレット・ジャックマン)
第6話「Gently in the Blood」
マギーという若い母親の遺体が発見され、近くには彼女の赤ん坊が瀕死の状態で放置されていた。
イギリス人であるマギーの赤ん坊は、アラブ系の顔立ちをしている。
人種差別が当然のように行われていたなかジェントリーは、マギーの子どもに対する差別がらみの犯行だとにらむ。
そしてマギーの恋人で、行方をくらましたジミーを探し始めた。
捜査が進むにつれ、トーマス・ジャミール・アリというアラブ人の名前にたどり着く。
マギーが会っていた、40代のアラブ人だ。
そんななかマギーの子どもの父親が判明、事態は急変する。
マギー・アルダートン(演:ロビン・アディソン)
ジミー・コクラン(演:アンドリュー・リー・ポッツ)
フィリップ・セイント(演:ジョー・シンプソン)
トーマス・ジャミール・アリ(演:スチュワート・スカダモア)
ハメド(演:タリク・ジョーダン)
ラナ(演:ジョナサン・ボニチ)
第7話「Gently Through the Mill」
製粉工場の工場長パトリック・フラーが自死を図り、工場内で発見された。
遺書は残されておらず、遺体のポケットからはオフィスの鍵だけが見つかった。
ところがオフィスには鍵がかかっておらず、金庫から現金が盗まれていたことがわかる。
折しも町では選挙戦がくり広げられており、労働党候補のジェフリー・パーショアは製粉工場の経営者、自死したフラーは工場の元経営者だった。
フラーの死の裏に真相が隠されていると、ジェントリーは考える。
パトリック・フラー(演:ジョー・ダッティン)
ジェフリー・パーショア(演:ティム・マッキナニー)
サム・ドレイパー(演:トム・グッドマン・ヒル)
ヘンリー・ブライスリー(演:ニコラス・ジョーンズ)
ニコラス・マンディ(演:トレバー・クーパー)
ジェド・シンプソン(演:ジャスティン・マクドナルド)
第8話「Gently Evil」
30代の女性ドメニカが頭部を殴られ、遺体となって自宅で発見された。
当初犯人は別居中の夫アランと見られ自白も得られたが、ジェントリーは違和感を覚える。
ジェントリーは、アランと現場にいた娘アグネスがともに何かを隠していると感じていた。
この事件の4か月後、キャンプ場で男の子の連れ去り事件が発生する。
驚くべきことに同じキャンプ場では1年前に、女の子が崖から落下する事故が起きていた。
ところがどちらの現場にも、ドメニカの兄ダレンがいたことが判明する。
アラン・チャールトン(演:ダニエル・ケーシー)
アグネス(演:ナタリー・ガーナー)
ダレン・ペイジ(演:ショーン・ドゥーリー)
サラ・シモンズ(演:ネーヴ・マッキントッシュ)
第9話「Peace & Love」
1966年、ポラリス原子力潜水艦の入港に反対するCND(核軍縮運動)のデモ隊が警察と衝突した。
その翌朝、CNDの主導者だった大学講師フレイザーの水死体が埠頭で発見される。
フレイザーは自由恋愛の理想を掲げており、学内の教授や生徒たち大勢と関係を持っていたことが判明する。
ジェントリーとバッカスは、フレイザーが女性から恨みを買って事件に巻き込まれた可能性があるとみて、捜査を始めたのだが…。
フレイザー・バラット(演:エムン・エリオット)
マロリー・ブラウン(演:サラ・ランカシャー)
アドリアナ・ドイル(演:マイアンナ・ビュリング)
エリザベス・ヒッグス(演:ケリー・ヘイズ)
チャールズ・ヘクストン(演:ウォーレン・クラーク)
デビッド・スウィフト(演:ジェームズ・アサートン)
第10話「Gently Upside Down」
女子高生メアリーが死体で発見される。
遺体は手を組まされ、丁寧に埋められていた。
現着したジェントリーとバッカスは、遺体の様子からメアリーに深い愛情を持っていた人物の犯行と考える。
彼女の友人からは、”メアリーには心に傷を負った恋人がいた”との情報を得ることができた。
しかし事件の鍵を握っていそうな”恋人”は、架空なのか実在するのか判然とせず秘密の多い彼女の恋人捜しはなかなか進まない。
殺害される前に書き残していた手帳の文章や、親友にほのめかしていたヒントから疑わしい人物が次々と挙がるが、全員確たる証拠がなかった。
何かを隠していそうな彼女の親友に話しをさせようとしたジェントリーとバッカスだったが、彼女もまた心を固く閉ざしていた。
メアリー・クラバートン(演:シャノン・ターベット)
ヘーゼル・ホールドウェイ(演:ケイト・ブラッケン)
ピーター(演:ヴィンセント・リーガン)
マーガレット(演:ルイーズ・デラメア)
シェリー・マーシャル(演:ジェイド・バーン)
トニー(演:ニール・モリッシー)
第11話「Goodbye China」
ある日、ジェントリーがスコットランド・ヤード時代に情報屋として使っていたチャイナの訃報が舞い込む。
ジェントリーがダラムへ来てから、チャイナはウェラビーで路上生活をしていたようだ。
検視報告によれば、チャイナは廃墟のそばで泥酔して転倒、頭を打って死亡したのだと言う。
彼と別れてから数ヵ月、どのような暮らしをしていたのかを知るため、ジェントリーはウェラビーへ行くことを決めた。
しかしチャイナの遺体を確認し関係者に話しを聞いたジェントリーは、彼の死に数々の不可解な点があることに気づく。
ダニー・シェパード(演:ジェームズ・アクトン)
デビッド・ブラックバーン(演:ジェイ・ミラー)
ジョン(演:ニーク・フェルスティーグ)
リズ・トンプソン(演:ルーシー・アクハースト)
ノーマ(演:ジェーン・ホルマン)
ラファティ(演:ショーン・プレンダーガスト)
テリー・モロイ(演:クリスティン・ボトムリー)
第12話「Gently Northern Soul 」
1968年、イギリス国内では移民問題や人種差別問題が浮き彫りとなりつつあった。
そんななかニューカッスルのカールトンというクラブでは、人種の壁を越えて若者が集まりノーザン・ソウルという黒人音楽に合わせて朝まで踊っていた。
ある日カールトン近くの空き地で、黒人女性ドロレス・ケニーの遺体が発見される。
それがきっかけとなり、カールトンの内部で保たれていた人種平等が崩壊し…。
ドロレス・ケニー(演:ピッパ・ベネット・ワーナー)
ジョセフ(演:ゲイリー・カー)
アンブローズ(演:イーモン・ウォーカー)
キャロル・モーフォード(演:レノラ・クリロウ)
ゲイリー・ワッツ(演:クレイグ・コンウェイ)
チャーリー(演:フィリップ・コレイア)
バーニー(演:ジョン・ボウラー)
アルフレッド・ブラクストン(演:クリフ・リー)
マチルダ・ブレイスウェイト(演:マギー・オニール)
Inspector George Gently starts now on @BBCOne Gently (Martin Shaw) investigates a committed suicide with Bacchus pic.twitter.com/pfyzFflv7q
— TVPlayer (@TVPlayer) May 6, 2015
第13話「Gently with Class」
川に転落した車のなかから、エレン・マラムという美しい若い女性の溺死体が発見された。
この車の所有者は広大な土地を持つブラックストーン伯爵で、亡くなったエレンは英国王立音楽大学の学生だった。
村で行われるコンサートのため、帰省していたエレン。
エレンを車に乗せたのは誰なのか、また転落した車のなかに置き去りにしたのは誰なのか。
ジェントリーたちは、一見恵まれているように見える上流階級の者たちがいかに苦悩しているのかを知ることになった。
エレン・マラム(演:エボニー・バックル)
ビリー(演:クリストファー・フェアバンク)
ヘクター・ブラックストーン(演:ロジャー・ロイド・パック)
アリシア(演:ジェラルディン・サマーヴィル)
ジェームズ(演:ジェームズ・ノートン)
ボブ・アンダートン(演:ドン・ギャラガー)
アンドニー・ボー(演:ニック・ヘンドリクス)
第14話「The Lost Child 」
白昼堂々、グローブス夫妻の養女フェイスが誘拐された。
夫スティーブンは庭仕事中、妻フランシスは買い物をしているときの出来事だった。
ジェントリーたちの調べにフランシスはあやしい人物を見かけたことはなかったと言ったが、スティーブンは外に青い車が停まっていたと証言する。
フェイスが養女だと聞いたジェントリーたちは、赤ん坊が保護されていた母子ホームを調べることに。
捜査が進むうち、この赤ん坊(フェイス)を欲しがっていた夫婦が他にもいたことが判明する。
そしてフェイスの実の母親は、赤ん坊を手放したくなかったこともわかる。
この養子縁組の経緯に不審な点が浮上、また母子ホームそのものにもあやしい点が浮かび上がる。
スティーブン・グローブス(演:マーク・ゲイティス)
フランシス(演:ヘレン・バクセンデール)
リー・アン・バッカス(演:ケイティ・アンダーソン)
ピーター(演:トニー・ヘイガース)
ヘーゼル・ジョイス(演:フェイ・キャステロー)
エスター・ダンウッディ(演:アリソン・ステッドマン)
スーザン・フォークナー(演:ホリー・ルーカス)
アンドリュー・フレミング(演:アンドリュー・フレーム)
ガレス(演:ジョーダン・ドーズ)
第15話「Gently in the Cathedral 」
立ち往生していた車のなかに死体を見つけたヘンダーソン巡査が、射殺される事件が発生する。
しかし巡査の死は殉職ではなく、汚職に関与したための自死ではないかとのうわさが署内に広まった。
一方ジェントリーに告発され、故殺罪で禁固30年の刑を受けていた汚職警官メルビン・ラティガンが控訴した。
ジェントリー自身も汚職犯罪者であり、ラティガンを失脚させるために証拠をねつ造したと主張したのだ。
さらにはジェントリーが地元のギャングに潜入していた捜査官リバースを、殺害したとの容疑が浮上。
ロンドン警視庁本部の警察官たちは、ジェントリーを告発するためにバッカスに協力を要請する。
警視庁での面談をでっちあげ、バッカスからジェントリーの情報を聞き出そうとしたのだ。
そんななかジェントリーを訪ねて、ある人物がやってきた。
ギャビン・ヘンダーソン(演:リー・アームストロング)
アレック・パウエル(演:マイケル・ホジソン)
オーウェン・ガリフォード(演:ケマル・シルベスター)
フラニー・ヒルストン(演:ブレット・アレン)
メルビン・ラティガン(演:ラルフ・ブラウン)
ギッタ・ブロンソン(演:ダイアナ・クイック)
キーラン・ローソン(演:モーガン・ワトキンス)
トレバー・ステイサム(演:ナイジェル・リンゼイ)
ドナルド・マギー(演:ケビン・ウェイトリー)
第16話「Gently Between the Lines 」
ジェントリーは復職したものの、バッカスが退職届を出したことを知り、驚がくし怒りを覚えていた。
辞めるには一か月前に申し出ないといけないと、ジェンリーはバッカスに考え直す猶予を与える。
ジェントリーはバッカスに、ある事件の捜査を手伝ってほしいと言い聞かせることに。
それはニューカッスルの留置所内で起こった、謎の死亡事件についてだった。
ニューカッスルの貧困地域で始まった再開発工事で、立ち退きに反対した住民たちの暴動のさなか解体予定の建物の中で血を流し倒れている警官が見つかった。
暴徒化した者たちは署に連行され、そのなかのひとりが勾留中に亡くなったのだ。
ジェントリーとバッカスは、ふたりで捜査にあたることに。
サイモン・トーマス(演:ポール・ディングウォール)
ロニー(演:スティーブ・エベッツ)
ニール・シドウェル(演:チャーリー・リッチモンド)
テリー・ハンソン(演:アラン・レンウィック)
クリス・ストックデール(演:クリストファー・コネル)
チャーリー・セドン(演:フィン・バーリッジ)
ロビー(演:リアム・キャフリー)
アーチー・ドーソン(演:マイケル・ホジソン)
第17話「Blue for Bluebird 」
ブルーバード休暇村の制服を着た若い女性が、海辺で遺体となって発見された。
この被害者はメーガン・ウェッブという休暇村で働く女性であることを両親が確認するが、なぜか母親は冷ややかな態度だった。
ジェントリーとバッカスは休暇村を運営するトッド・ストレッチのもとを訪ねるが、どうも何かを隠している様子。
また従業員のひとりでメーガンの元カレであるガリーの態度はとても反抗的で、もうひとりのゲイルは秘密を抱えているようだった。
ジェントリーとバッカスは、新入り巡査コールズをともなって捜査を開始する。
メーガン・ウェッブ(演:ピクシー・ロット)
ガリー・マナーズ(演:ニール・マクダーモット)
ゲイル・アーノルド(演:アメリア・ヤング)
トッド・ストレッチ(演:リー・ボードマン)
チェリー(演:アンドレア・ロウ)
ジャスティン・レイランド(演:ジョディ・カマー)
アグネス・ウェッブ(演:エマ・フィールディング)
パトリック(演:ショーン・ケニー)
第18話「Gently with Honour」
サウナで、ある男が近づいてきた別の客を撲殺し逃亡する事件が発生。
現場に残されていたIDから、犯人は元兵士スコット・タナーであるとわかる。
タナーは精神不安定で除隊していたことがわかり、ジェントリーとバッカスはタナーを診察していた精神科医のもとを訪ねた。
精神科医は何かを隠している様子であったうえ、タナーの医療費を除隊後も国防省が出していることが判明。
不審に思ったジェントリーたちが捜査を進めていくと、翌日精神科医が自死を遂げ、タナーのカルテも消えていた。
スコット・タナー(演:オリバー・ジョンストン)
ステファン・レスリー(演:ダニエル・ラペイン)
フランシス・ウォルシュ(演:セリン・ジョーンズ)
レナード・プライス(演:スティーブン・ハミルトン)
フィリップス(演:ピップ・トレンス)
マーク・タナー(演:ウィリアム・アッシュ)
ジェームズ・ダーウィン(演:オリバー・ミルバーン)
ジェニファー・ビング(演:ジェマ・レッドグレイヴ)
第19話「Gently Going Under」
閉鎖が検討されている炭鉱の坑道で、労働組合代表のアーサー・ホークスの遺体が発見された。
発見者のひとりで若い労働者のジョーは、アーサーから娘のハンナとの交際を猛反対されていた。
労働組合の仲間であるビリーとパンダは、アーサーがみんなを裏切っていたと主張。
アーサーのロッカーからは、月給の3ヶ月分にもあたる300ポンドもの大金が見つかった。
そんななかジェントリーは、現場検証中に坑道の崩落事故に遭い脚を負傷。
ジェントリーを疎んじる警察上層部は、昇進をネタに彼を閑職へ追いやろうと企んでいた。
アーサー・ホークス(演:ラルフ・イネソン)
ハンナ(演:ポピー・リー・フレイヤ)
ジョー・ターナー(演:マイケル・ソーチャ)
ピーター(演:サイモン・グリーナル)
マーティン・ランガム(演:ニコラス・ロウ)
デニス・モーデン(演:リック・ウォーデン)
ビリー・シェアーズ(演:ジャック・ディーム)
パンダ・ウィーラン(演:デール・ミークス)
第20話「Gently with the Women 」
バッカスとコールズは、娼婦を取り締まるために娼館のまえで張り込んでいた。
そこに、店に入ろうとする男がやってくる。
男のIDを見たバッカスは、その男が、彼の秘密の恋人ジェマの夫であるウォルター・ナン警部補であることを知って驚がく、逮捕しようとしたコールズを制止して男を見逃すことにした。
翌日娼婦のティナ・ホールが、性的暴行を受けたと言って警察に届け出る。
しかしバッカスはまともに取り合わず、ティナの聴取もそこそこに追い返してしまった。
そんななか同じように性的暴行を受けて殺害された、別の女性の遺体が川辺で見つかった。
ジャニス・バラード(演:マドレーヌ・ナイト)
アラン・ソルト(演:ロバート・ホワイトロック)
ウォルター・ナン(演:デレク・リデル)
ジェマ(演:アナベル・スコーリー)
ティナ・ホール(演:エミリー・ウーフ)
トミー(演:ドナルド・マクブライド)
第21話「Breathe in the Air」
草原で、女医バレリー・カレンの遺体が見つかった。
そばには睡眠薬入りの注射器が落ちており、自死のように見える。
同僚医師プラントはバレリーが難病に苦しんでいたと証言、バレリーの別居中の夫アンドリューも自死の可能性に言及した。
しかしジェントリーは納得できず、バレリーが夫と別居後に住んでいた家へ赴いた。
そこでは愛犬が殺されたうえ家じゅうが荒らされており、ジェントリーの疑念をさらに強めることとなる。
ジェントリーとバッカスは、元夫アンドリューが産業医を務めていた工場で何らかの不正行為があったため、バレリーを死に至らしめたのではないかと推理する。
バレリー・カレン(演:ディアドラ・マインズ)
アンドリュー(演:ジェイソン・ドーン)
プラント(演:ジョナサン・カレン)
アンナ・ツヴァイク(演:スージー・ケイン)
インラー(演:イーモン・ボーランド)
第22話「Gently Among Friends 」
ゴミ回収業者のストライキが続き、街にゴミがあふれているニューカッスルで、橋の下に転落したと思われる男性の遺体が見つかった。
当初は橋から飛び降り自死を図ったのかと考えられたが、ジェントリーは他殺を疑う。
被害者はスコット・パーカーと判明、彼の幼なじみの男性ふたり(ピーターとマイケル)は誕生日パーティーでへべれけに酔っ払い、深夜に店から出ていったと証言した。
捜査を進めていくと、スコットは借金に苦しんでいたことがわかる。
スコット・パーカー(演:ニコラス・シディ)
マイケル・ウッドラフ(演:エイドリアン・バウアー)
ピーター・マガス(演:アンソニー・フラナガン)
ジョー・パーカー(演:ルイーズ・ブレアリー)
アニタ・マガス(演:エマ・カニフ)
第23話「Son of a Gun」
1969年のクリスマスイブに、銀行が襲撃された。
襲撃団は第二次大戦中に使われた機関銃で武装しており、その後逃亡。
ところがその翌日に逃亡した車が見つかり、なかから運転していたと見られる女性レクシーの遺体が発見された。
レクシーの周辺を調べたところ、彼女はジョン・バードン率いる“スキン・ヘッズ”の仲間だったことが判明する。
ジェントリーは、正式に刑事になることが決まったコールズに、“スキン・ヘッド”へ潜入しバートンに接近するように命じた。
ジョン・バートン(演:ジョディ・レイサム)
キット・マクドナルド(演:パトリック・マクナミー)
エディス(演:エリザベス・カーリング)
レクシー(演:エマ・ランディ)
スチュワート・マードック(ウィル・グラハム)
第24話「Gently Liberated」
工業用原料を扱う工場で、数年ぶりに廃液タンクが開けられた。
そのなかから元従業員アリスターの遺体が発見される。
アリスターが失踪した8年前に事件を担当したバッカスは、死体は見つからなかったものの妻イヴが殺害したものと断定、彼女は有罪となりすでに服役していた。
バッカスは”妻が犯人で間違いない”と主張するが、ジェントリーは遺体の状況から共犯者あるいは真犯人がいると考えた。
アリスターは地元の英雄と呼ばれていたが、問題点も多かった様子。
またイヴの有罪の決め手となった証言もあやふやだった。
ジェントリーは当時の捜査のずさんさに怒りをあらわにし、コールズも捜査のやり方に疑念を抱いていた。
イヴ・リデル(演:アナマリア・マリンカ)
マリオン(演:ヴィクトリア・ベウィック)
トミー・ノートン(演:スティーブン・エルダー)
パトリシア・ウィリス(演:メアリー・ストックリー)
ジャネット・エラリー(演:ハンナ・バリー)
第25話「Gently and the New Age」(最終話)
退職の日まで、あとわずかとなったジェントリー。
そんな彼はロンドン警視庁特捜部からの依頼で、レスリーという少女が殺害された4年前の未解決事件を再調査することになった。
一方ベイトソン・ドネリー建設に対する労働組合のストライキの渦中で、ジョニー・ウィルソンという男が刺殺される事件が発生する。
捜査が進むにつれ、このふたつの事件に関与しているらしい、地元の選出議員クレメンツの名前が浮上する。
ところがバッカスとコールズがウィルソンを調べたところ、彼は労働者になりすまし潜入取材をしていた記者だったことが判明。
事態は予期せぬ方向へ向かっていく。
ジョニー・ウィルソン(演:ジェフリー・ブルトン)
イアン・リスター(演:アダム・レヴィ)
オーウェン・トンプソン(演:スティーブン・ロバートソン)
マイケル・クレメンツ(演:リチャード・ハリントン)
アデル・ワトソン(演:ナオミ・フレデリック)
エディ・ペイトン(演:トム・アンドリュース)