小さな大自然「テラリウム」!初心者でも簡単に始められる方法が知りたい!

なかなか外出もままならず、家で過ごす時間が多くなっている方は多いのではないでしょうか。

 

気持ちが沈んでしまいがちな今、お部屋にきれいな緑があるだけでもずいぶん変わると思います。

かと言って、これまで経験のない人がいきなり観葉植物を育てようと思っても難しいですよね。

 

そんななか、最近静かなブームとなっているのが「テラリウム」と呼ばれる植物栽培です。

 

初心者でも簡単に始められる園芸のスタイルとして、愛好家も増えてきました。

見た目もおしゃれでかわいらしく、現代人にピッタリの技術だと思います。

 

今回は、小さな自然の世界「テラリウム」についてホリサゲます!

 

そもそも「テラリウム」とは?

「テラリウム」の意味

「テラリウム」とは、陸上の植物(は虫類・両生類・節足動物などを入れる場合も)をガラスの入れ物のなかで栽培・飼育する方法です。

 

植物を栽培する園芸の一技術として、また小動物を飼育する技術として多くの愛好家のあいだで製作されています。

 

自分だけの小さな自然の世界を作って、楽しむ。

考えると、とてもぜいたくな楽しみ方だと思いませんか?

 

室内でも気軽に始められる「テラリウム」は、おしゃれでインテリア性も抜群!

まるで芸術作品のような、あなただけの「テラリウム」を完成させることができますよ。

 

「テラリウム」とは、ラテン語でtera(テラ:大地、陸地)とrium(リウム:場所)を組み合わせた造語。

ガラスの容器のなかで陸上の生物たちが力強く生きる様子を、楽しみながら学ぶことができるのです。

「テラリウム」の歴史

「テラリウム」の発祥は、19世紀までさかのぼります。

発明したのは、イギリス・ロンドンの外科医ナサニエル・バグショー・ウォード

 

彼は密封されたガラス容器のなかで、水分が日光により温められ、水蒸気となり、さらにそれが水滴となって土へ帰っていくことを発見

 

この発見により、当時のきれいとは言えなかったロンドンの空気環境のなかでも植物を育てられることがわかりました。

そして何日も水を与えなくても植物が育つのであれば、遠隔地から植物を輸送することも可能となります。

 

18~19世紀にかけての欧州では、世界中にある珍しい植物を求めて多くの「プラントハンター」を派遣していました。

 

これは単に観賞用としてではなく、薬用としてまた工業用として、高い価値を持った植物がアジアや中南米にあったから。

それを自国にもたらすために「プラントハンター」は世界をまたにかけ、有用植物を探し歩いていたのです。

 

輸送用の飛行機などなかったこの時代に、ウォード医師の発見は大きな転機となり「ウォードの箱」の成功に至りました。

ウォードの箱(ウォードのはこ、英語名:Wardian case)は、ナサニエル・バグショー・ウォード1791年1868年)が1829年頃にイギリスの首都ロンドンで発明したガラス器。発明はウォードの偶然の発見によるものであった。ウォードの箱は主に植物の運搬に使用され、近代における先駆的な植物栽培用の容器となった。

引用元:Wikipedia ウォードの箱

この運搬用の箱が、「テラリウム」の起源とされています。

 

『植物を、水分不足と運搬時のストレスから保護するための箱』が、「テラリウム」の生まれた歴史だったんですね。

 

「テラリウム」の特徴は

「テラリウム」は初心者でも簡単に始めることができます。

 

多肉植物やエアプランツ(土がなくても育つ植物)など、基本的に毎日の水やりが必要ない植物で始められるからです。

仕事に家庭に、何かと忙しく時間のない現代人にはピッタリなんですね。

 

面倒くさがりの自分に、ちゃんと育てられるかなぁ…。

大丈夫!

そんなあなたにも、難しいことはありません。

 

「テラリウム」は比較的、入門しやすい園芸技術なんです。

 

「テラリウム」で親しまれている植物は、乾燥に強く丈夫な種類が多いので置き場所もあまり悩まないでくださいね。

手のひらくらいの大きさのものからスタートしてはいかがでしょうか。

 

「テラリウム」は、ガラス容器で植物を育てる栽培方法。

 

透明ですから、一目でガラスのなかの様子を確認することができます。

とかく初心者には難しい水分量の管理も、「テラリウム」なら適切に行うことができますよね。

 

「テラリウム」の作り方

それでは、「テラリウム」を実際に作ってみましょう!

まずは作りたい「テラリウム」の種類を決めてくださいね。

 

多肉植物の「テラリウム」

多肉植物は品種のバリエーションが豊かで、選ぶだけでもワクワクします。

プニっとした愛らしい葉を持つものや、ギザギザでワイルドなもの。
フォルムがかわいらしいサボテンも多肉植物の仲間。

組み合わせによってかわいらしくも野性的にも、スタイリッシュにも。
どんなお部屋にもマッチする「テラリウム」ができあがりますよ。

エアプランツの「テラリウム」

エアプランツは根元から外へ向かって、放射線状に広がる葉が特徴です。

細長い葉は、それだけで都会的な空間を作ります。

エアプランツはその名のとおり、土がなくても空中で育つ植物。

乾燥に強いのは多肉植物と同じですが、実は水が大好きでもあるんです。
霧吹きでシュッと水分を吹きかけてあげれば、すぐにイキイキと元気になります。

天井からぶら下げて楽しむ「ハンギングプランター」に向いています。

苔の「テラリウム」

苔は最近、人気が高まってきました。

落ち着いた緑色とたたずまいが、和風でしかもモダンな雰囲気を作り出します。

種類によっては乾燥にあまり強くない品種もありますので、注意が必要です。

乾燥に強いものであれば、水やりをしなくても平気。
カラカラになっても数ヵ月は生きられます。

ただ直射日光に当てることは避けましょう。

 

ここでは、多肉植物の「テラリウム」についてご紹介します。

材料をそろえよう!


「テラリウム」を作るのに必要な材料は、最低限3つ。

・ガラス容器(ガラスのビン・小物入れ・ジャムポットなどガラス製ならどんなものでもOK)
・なかに飾る植物
・容器の底に敷き土台とする、土や小石

あとは、流木・貝殻・フィギュアなど植物といっしょに飾るものを準備すると、さらに楽しみは広がります。

 

飾るものが小さいときは、ピンセットがあると便利ですね。

植物を切るためのハサミや、園芸用のミニスコップなどがあると作業しやすいです。

多肉植物の「テラリウム」を作る手順

まず、ガラス容器の底に土台となる小石を敷きます。

土よりも粒子が大きい小石を底に敷くことで、水はけがよくなり「根腐れ」を避けることができます。

 

小石の上に、「多肉植物用の土」を入れます。

普通の園芸用の土では、自ら水分を溜め込んでおける多肉植物にとって水分含有量が多すぎて良くありません。
「多肉植物用の土」を使うことをおすすめします。

土を入れるときには、あらかじめ霧吹きで水を含ませておきましょう。

 

土台ができたら、選んだ多肉植物を植えていきましょう。
細かい作業は、ピンセットなどを使うと便利です。単体でもステキですが、大小さまざまな多肉植物のサイズ感を持たせて配置するととてもおしゃれ!
さらに流木や貝殻など飾り付けるアイテムがあると、すばらしいインテリアになりますね。

植えた直後は、根が定着するまで水をやらず、日の当たるところで様子を見てください。

 

できあがりです。簡単ですよね(^^)/

 

「テラリウム」についてまとめ

室内にたった一つ緑があるだけで、心が癒されます。

 

土を触るのは苦手…と言う人には、エアプランツやプリザーブドフラワーを使った「テラリウム」なら

園芸用土も使いませんので、手も室内も汚すことなく「テラリウム」を作ることができますよ。

 

あなたにピッタリの「テラリウム」、ぜひ見つけてくださいね。

 

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