今、アメリカでは、あるフルーツが大人気となっています。
日本産のそのフルーツは、輝くオレンジ色で爽やかな香りも清々しい柑橘類の一つです。
アメリカでの販売数が右肩上がりに増えているこのフルーツ。
特徴のある形状から、現地では「スモウ・シトラス」と呼ばれています。
実は、日本人にはとてもなじみの深いフルーツなんですが、ネーミングが言い得て妙( *´艸`)
「スモウ・シトラス」とはいったい何なのでしょうか。
今回は、アメリカで人気急上昇中の「スモウ・シトラス」についてホリサゲます!
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ジェリー・キャラハンさんが、初めて「スモウ・シトラス」を試食したのは9年ほど前のことだそうです。
キャラハンさんは、あるスーパーマーケットチェーンの農産品・生花などを担当する副社長であり
フルーツや野菜に関して、トレンドを調査して見極める立場にありました。
仕事柄、世界中のさまざまなフルーツを食べた経験を持つキャラハンさんでしたが
この「スモウ・シトラス」だけは、独特の味と食感だったと言います。
スーパーマーケットチェーン・アルバートソンズの副社長ジェリー・キャラハンさん 出典:AndNowUKnow
一見すると、通常の柑橘類とさほど違いは感じられません。
しかし、その特徴ある形状。
頭にポッコリとでっぱりがあり、まるで相撲力士のまげを連想させます。
そこでこのフルーツは、「スモウ・シトラス」と名付けられました。
一般的にアメリカで流通しているオレンジとは違い、「スモウ・シトラス」は独特の風味を持っていました。
- ネーブルオレンジやブンタンの交配種で、甘さが強いことで有名なマンダリンに似た味。
- まげに例えられるでっぱりがあるおかげで、とても皮が剥きやすく食べやすい。
- 果汁はさっぱりしており、手指がベトベトになりづらい。
こんな特徴を持つ「スモウ・シトラス」は、キャラハンさんが試食した直後から人気が高まってきたのです。
しかし、まだまだ販売する店も量も、多くはありませんでした。
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キャラハンさんが一目惚れをした柑橘類とは、実は“デコポン”なんです。
日本ではなじみの深いフルーツですよね。
“デコポン”は1970年代に生まれ、1990年代にはその地位を確かなものにした人気フルーツです。
その栽培方法は、一つひとつの実に手間ひまをかける、とても大変なもの。
しかも旬のシーズンが短く、おいしく食べられる時間は限られています。
しかしアメリカ市場ではそんな難点も逆手にとって、「スモウ・シトラス」のセールス・ポイントにしているのです。
旬がやってくる直前に、大々的に売り場を展開。
「このチャンスを逃してはならない」
消費者にそう思わせることで、販売数を着実に増やしているのですね。
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日本では“デコポン”や“不知火”と呼ばれる、このフルーツ。
アメリカでは、あまりピンとこない人も多かったはずです。
しかし「スモウ・シトラス」と名前を変え、今は大人気となりました。
相撲力士のように、まげのようなでっぱりがあり重量感がある姿かたち。
インスタグラムで、影響力の大きいインフルエンサーに話題にしてもらったこと。
雑誌の広告や屋外広告に多大な投資をしたこと。
さまざまなアイテムが、「スモウ・シトラス」の知名度を上げることにつながっています。
これからも、愛嬌のある“デコポン”こと「スモウ・シトラス」を、アメリカの人に愛してほしいですよね。


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