この記事では、映画「search/サーチ(原題:Searching)」のあらすじと見どころについてまとめています。
「ネタバレ」はありませんので、最後まで安心してお読みくださいね(^^♪
それでは、映画「search/サーチ(原題:Searching)」について詳しくご紹介します!
「search/サーチ」とは
Addicted to Social Media? What was she hiding? Text “SEARCHING” to 36009 (Standard messaging and data rates may apply. Reply STOP to cancel.) Don’t miss #SearchingMovie in theaters this August. pic.twitter.com/dvqyPp8dL4
— Searching (@SearchingMovie) July 25, 2018
「search/サーチ」キャスト
「search/サーチ」スタッフ
「search/サーチ」の概要
「search/サーチ(原題:Searching)」は、2018年にアメリカで公開されたサスペンススリラー映画です。
全編を通して、コンピュータとスマートフォンの画面のみに設定された異色の作品です。
カリフォルニアに住む父親が行方不明になった娘を必死に探す様子を、第三者的な目線で追っていくストーリー。
淡々と父親の姿を映しているだけの画面は、逆に底知れぬ恐ろしさを感じさせました。
主人公デビッド・キムを演じるのは、韓国系アメリカ人のジョン・チョーさん。
彼の顔を見てすぐに思い浮かぶのは、映画「スター・トレック」のヒカル・スールー(日本名:カトウ)役ではないでしょうか。
俳優はもちろん、声優・ミュージシャン・コメディアンなど幅広い活躍をする人です。
本作においては、異常な状況で行方不明になってしまった娘を探す父親を熱演。
その濃厚な演技とユニークな内容は、全世界で高評価を受け7550万ドルの興行収入を叩きだしました。
辛口評価で知られるレビューサイト「Rotten tomatoes」においても、91%の承認率を保持。
平均評価は7.4/10となっています。
アジア系アメリカ人が、初めて主人公を演じたスリラー映画である本作。
ラストに控えるどんでん返しに、大いに驚いてください。
「search/サーチ」のあらすじ
What’s in your digital footprint? David Kim (@JohnTheCho) makes a startling discovery in this clip from #Searching. Watch on the Sony Pictures Home Entertainment YouTube Channel now and subscribe for more! https://t.co/S8iLlErw1J pic.twitter.com/h3oz7TEbwq
— Searching (@SearchingMovie) July 5, 2020
デビッド・キムは、カリフォルニア州サンノゼに娘マーゴット・妻パムとともに暮らしていました。
パムは突然の病に倒れ、マーゴットが高校へ入学する前に他界。
思春期を迎えたマーゴットと、ぎくしゃくしながらも生活していたある日の真夜中
デビッドのスマホに、マーゴットから3回着信がありました。
眠っていたデビッドは着信があったことに気づいた翌朝、娘と連絡を取ろうとしますが彼女は電話に出ません。
ピアノのレッスン日であることを思いだしましたが、先生の話ではマーゴットは半年前にピアノ教室を辞めたとのこと。
キャンプの計画を立てていた幼なじみのもとにも、マーゴットは姿をあらわしていなかったのです。
デビッドはその時点で、マーゴットの身に何かあったのだと確信。
すぐに警察に通報し、ローズマリー・ヴィック刑事が「マーゴット行方不明事件」の専任担当になりました。
マーゴットの背景に何があったのか、デビッドは娘のSNSを調べてみることに。
するとそこには、父親の知らないマーゴットがいました。
パムの死後、マーゴットは孤独と悲しみを抱えながらもそれを悟られないように暮らしていました。
心のすきまを埋めるように、くりかえされるSNSへの投稿。
そんななか、ヴィック刑事はマーゴットがニセのIDを作成していたこと
そして街の外へ逃亡した可能性があることを、デビッドに告げます。
(逃亡…?まさか、そんなことが…!)
確信が持てないデビッドが改めて彼女のSNSを調べたところ、マーゴットが行きそうな場所の手がかりを見つけ…。
「search/サーチ」の見どころ
Can you help us find Margot? Follow along on our Facebook and Twitter today at 2pm PST/5pm EST as we reveal clues to her whereabouts. #SearchingMovie is available on Digital now & Blu-ray 11/27. https://t.co/HiG3kFVycc pic.twitter.com/kKWsFdSYt4
— Searching (@SearchingMovie) November 14, 2018
本作のもっとも注目すべき点は、コンピュータ画面のギミックがほとんどを占めていること。
インターネット上でのスリラーであり、すべてコンピュータ画面を通してなぞが解かれていきます。
本当の顔が見えない、SNSでの「友だち」。
ネットのなかだけでつながり、すべて知っているようでいて実は何も知らないんですね。
デビッドにとっては、マーゴットを探すうえでSNSは最大の障害であり、そのなかに生きる人々は実在していないのと同じなのです。
マーゴットの顔もよく覚えていないくせに、「親友だった」と動画サイトで大泣きする女生徒。
ネット上でひときわ目立つために、マーゴットをことさら悪しざまに言う若者。
「父親が犯人だ」と、ハッシュタグをつけて拡散されるツイート。
彼の疑問に答えをくれる人は、SNSには誰ひとりいないのです。
本作の内容に隠された教訓は、SNSにどんな情報をアップするかは相当な注意を払わなければいけないのだということ。
デビッドがマーゴット行方不明の真相に徐々に近づいていくとき、私たちの身にも起こり得ることだと認識しました。
劇中では害になるよりも役に立った部分が多かったかもしれませんが、私たちも気をつけないといけませんよね。
そしてエンディングは、私たちの予想をはるかに超えたものになっています。
デビッドが娘を取り戻すために見当違いのところを攻撃する前半は、ちょっと退屈するかもしれませんが
後半に何度も来るどんでん返しとスピード感は、並ぶものがないと思いました。
「search/サーチ」についてまとめ
元々の構想は、8分の短編映画だったという本作。
撮影はわずか13日で終了しましたが、製作としては2年かかっています。
と言うのも、ドイツ・フランス・スペイン・ロシアなど8か国語で編集されたからです。
劇中に登場するテレビ・電話・コンピュータの画面が再作成され、すべての入力シーンにおいてキーストロークごとに再現されました。
本作はアニーシュ・チャガンティさんの、長編映画監督デビュー作品です。
ものすごい熱意が感じられますね。
「search/サーチ」をフル動画で見るには?

この作品を全篇見たいけど、どうしたらいいかしら…。
「search/サーチ」、DVDやBlu-rayで見るのもいいのですが、動画配信サービスの視聴がおすすめです。

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