北海道釧路沖で発見された「ウシマンボウ」!北限記録を更新しました!

昨年、NHKが北海道釧路沖で撮影に成功したマンボウの姿。

 

研究者の分析の結果、「ウシマンボウ」という種類のマンボウであること。

また、国内で「ウシマンボウ」の姿が記録された北限を更新したことがわかりました。

 

「ウシマンボウ」って、いったいどんなマンボウなの?

生態がよくわからない生き物だけに、謎が深まりますよね(;^ω^)

 

今回は、「ウシマンボウ」についてホリサゲます!

撮影された「ウシマンボウ」の姿

昨年9月、北海道釧路沖の800mでサケの定置網にかかっているマンボウが発見されました。

 

それは体長2mほどもある、「ウシマンボウ」

 

北海道では、2014年に函館沖で網にかかった記録が残っているばかり。

この釧路沖での発見は、国内で観察された「ウシマンボウ」北限の記録を7年ぶりに更新したものです。

「ウシマンボウ」ってどんな生き物なの?

ウシマンボウ

出典:Wikipedia ウシマンボウ

「ウシマンボウ」はとにかく大きい!

「ウシマンボウ」はよく私たちが見聞きする、いわゆるマンボウの仲間です。

 

世界中の海に生息し、マンボウよりもあたたかい海を好むとされています。

日本では北海道以南の海に住んでいます。

 

これまで見つかった「ウシマンボウ」の最大の個体は、全長272cm体重2,300㎏!(ギネス世界記録)

 

巨大すぎて、逆に大きさを把握できませんが(笑)。

 

写真に写っているように、ダイバーとの比較でなんとなくわかってもらえるかもしれません。

「ウシマンボウ」の特徴は?

「ウシマンボウ」は、頭やあごが盛り上がった独特の形状が特徴です。

 

体は全体が灰白色で、生息地域によっては淡灰色の模様が出現したりします。

  • 頭が隆起していること
  • 下あごの下部が隆起していること
  • 尾びれのように見える「舵びれ」という部分に、波型がないこと

 

この三点が、「ウシマンボウ」見分けるポイントです。

「ウシマンボウ」はなぜ寒い北海道で発見されたの?

2014年「ウシマンボウ」が函館で捕獲された様子 出典:UMAファン~未確認動物

そもそも、「ウシマンボウ」あたたかい海域を好んで生息しているはずです。

2014年以来とは言え、なぜ北海道釧路沖で発見されたのでしょうか。

 

近年、北海道太平洋側でマンボウ類が見つかる機会が増えてきました。

これは、海水温が上昇していることが理由としてあげられます。

 

NHKのニュースでこの「ウシマンボウ」の件が放送されたときも

テーマは「ウシマンボウの発見」よりも、「海水温の上昇は漁業にどんな影響を与えるのか」というものでした。

 

このニュースを見ていたマンボウ博士こと澤井 悦郎さんが、「え?あれって『ウシマンボウ』じゃないの⁈」と気づかなかったら

貴重な「ウシマンボウ」の北海道での発見の事実は、そのままスルーされていたかもしれません。

2020年11月下旬。「釧路にマンボウ!? 海洋熱波が変える漁業web」というニュースが配信された。マンボウ類に関するニュースだ!と思って喜々として拝見すると、ニュースに使われているマンボウ属の映像の中に、頭部が明瞭に隆起した個体がいた。これは……ウシマンボウじゃないのか? しかし、ニュースにはウシマンボウとは書かれていない。何度も写真を見直して、ウシマンボウの可能性が高いと判断した私は、詳しい情報を知りたいと思い、ありとあらゆる伝手を駆使して、このニュースを書いたNHK釧路放送局の田村佑輔記者に連絡を取った。

引用元:AERAdot.ニュース映像から発見された釧路に出現していた巨大ウシマンボウ

「ウシマンボウ」についてまとめ

 

のんびりほのぼのとした見た目の、「ウシマンボウ」

 

もしかすると、彼らはもっと北の海域でも暮らしていけるように順応していっているのかもしれません。

 

自分の目で見てみたいと思いますが、実際に海のなかで遭遇したら、腰を抜かすほど驚くでしょうね(笑)。

 

地球環境の変化が、「ウシマンボウ」にもたらした影響は少なくありません。

今後も、継続した調査を見守りたいところです。