球春到来ですね!
野球ファンの方は、首を長くして待ちわびていたのではないでしょうか。
おとなり台湾でも、野球の人気は不動です。
その台湾のプロリーグに、驚がくの新人ピッチャーが現れました。
「徐若熙(シュー・ルオシー)」投手です。
先日の先発試合で、世界を驚かせるようなピッチングを披露しました。
台湾の味全ドラゴンズに所属する徐若熙選手は、いったい何が「驚き」なのでしょうか。
今回は、台湾プロ野球選手「徐若熙(シュー・ルオシー)さん」についてホリサゲます!
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生年月日:2000年11月1日生まれ
出身地:台湾 桃園県出身
身長/体重:180cm/80kg
2019年のドラフトで、味全ドラゴンズが一巡目に指名。
主要国際大会での経歴はありませんが、高校時代は小柄ながらもエースとして活躍。
野球選手としては特段、体格に恵まれていなかったため、海外でのプレーはあきらめたようです。
しかし下半身の強化に取り組み、10代のころには自己最速の153㎞を球速をマーク。
2020年2月28日オープン戦の先発投手を務め、中信兄弟と対戦しましたが、右腕に骨棘が見つかります。
その後、全治半年の肘の手術が行われました。
これは「徐若熙さん」にとって、2017年6月に続く二度目の手術となりました。
17年6月の玉山盃の大会後に右肘の違和感を訴え、同年9月に右肘軟骨の摘出手術を受け
引用元:台湾プロ野球データベース コラム集
Name: Hsu Jo-Hsi (徐若熙)
Team: #WeiChuanDragons 🐲
Trait: Throws Gas 🔥🔥
Achievement 🏅: Struck Out 11 hitters in 3.2 innings#CPBL pic.twitter.com/nvoswK0af2— CPBL 中華職棒 (@CPBL) March 17, 2021
「徐若熙さん」は、3月18日の中信兄弟戦に先発。
3回2/3を投げ、なんと11奪三振!
このピッチングで奪ったアウトは、すべて三振で記録するという離れ技をやってのけたのです。
彼のものすごいピッチングは、台湾はもとより海外でも大きな話題となりました。
日本でも、多くの野球ファンたちが驚がくしています。
台湾でプロ野球観戦が趣味なので、今でもチェックしてますが、今シーズンからCPBLに復帰した味全ドラゴンズの徐若熙、マジモンの怪物じゃないですか! 昨日の先発で初登板を果たし、3回2/3を11奪三振という衝撃デビュー。なんとなく山本由伸っぽい。現地観戦したいっすね。https://t.co/MhGc6Oltte
— 一本道ノボル (@ipponmichi_tw) March 18, 2021
中国・味全ドラゴンズの徐若熙とかいうピッチャー、プロ初登板で3回2/3で11奪三振とかいうとんでもないピッチングしててわろた。
真っ直ぐは150-155キロくらい出てスプリット(?)も140キロ近くでめちゃ落ちる。すご。https://t.co/kT5VsA9Cfe— いーづか。 (@B_Methods) March 17, 2021
神鬼級初登板 味全龍徐若熙3.2局11K (完整回顧) https://t.co/8PafpYSs2T @YouTubeより
台湾リーグのルーキーがえげつないチェンジアップ投げてる— けんたる (@kensantriath) March 18, 2021
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この先発試合では、62球を投げたところで降板しました。
若いピッチャーの保護のため、チーム内で投球数に制限をもうけているためです。
もともと、「徐若熙さん」のこの日の投球数は70球が予定されており
その数字に近づいたための降板となったものです。
しかし対戦チームの打者を、驚きのなかできりきり舞いさせたことは大きな成果。
チームの葉君璋(イエ・ジュンジャン)監督も、「彼の健康はどんな記録よりもはるかに大事だ」と語っています。
葉君璋監督は「私たちは彼を守るために必要なことはなんでもしなければならない。彼の健康はどんな記録よりもはるかに大事だ」と話したという。
引用元:Full-Count 11アウトを全て奪三振!台湾に現れたスーパー新人のデビュー登板が「想像を超えた」
「徐若熙さん」本人は、二度の手術を乗り越えてマウンドに立てたことを心から喜んでいます。
自分のまわりの人たちのおかげです、と話す様子は、真摯でまじめな人柄がにじみ出ていますよね。
二度の手術を経験し、ともすれば落ち込んでしまうような場面もあったはずです。
しかしこの衝撃的な一軍デビュー戦は、世界中の注目を集めました。
台湾プロ野球リーグにおける新人デビューの、前代未聞の三振記録を達成した「徐若熙さん」。
「ファンタスティック!やるとは思っていたけど想像を遥かに超えてきた」
「エグイ球投げるな」
「いまだに理解できない」
「このチェンジアップは世代最高級だ」
称賛は尽きませんね。
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「徐若熙さん」が所属する味全ドラゴンズは、アメリカ・メジャーリーグで活躍した経験もある田澤 純一さんが在籍。
また、かつて読売ジャイアンツでプレーした呂明賜(ル・ミンス)さんが所属していたり
メジャーリーグでも大活躍だった川﨑 宗則さんが2019年に客員コーチに就任したりと、日本にも縁があるチーム。
できることなら、「徐若熙さん」のピッチングを日本のスタジアムで見たいものですよね。
彼の投球を見たら「ヒイキに来てほしい…」と熱望する人、多いんじゃないでしょうか。
かくいう私も、その一人です(^_^;)


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