気温・水温が高い熱帯地方に生息する「オオウナギ」。
通常のウナギとは一線を画す巨大な姿を、あなたは見たことがありますか?
ちょっと怖くて、でも愛嬌のある顔をした「オオウナギ」の生態は、謎に包まれています。
今回は、不思議な生物「オオウナギ」についてホリサゲます!
この投稿をInstagramで見る
「オオウナギ」はその名のとおりウナギ目ウナギ科に分類される、普通のウナギより巨大に育つウナギです。
圧倒的に大きくなるウナギの仲間で、これまで最長のものは2m重さは20㎏にもなった個体が発見されたことも。
私たちが目にする一般的なウナギは、40cmから50cmほど。
この数字から、いかに「オオウナギ」が大きいのかわかっていただけると思います。
熱帯地方に生息するウナギですので、国内ではほとんど泳いでいる姿を見ることはありません。
この投稿をInstagramで見る
この「オオウナギ」、なぜここまで大きくなるのかさえ、いまだわかっていない謎に包まれた魚です。
比較的流れがゆるい川や湖に暮らし、夜行性のため昼間はおとなしくじっと隠れています。
しかし夜になると、巨体をうねらせて小さな魚や甲殻類などを捕食。
なかでも「オオウナギ」の大好物はカニ。
とてもよく食べるので“カニクイ”という別名で呼ばれているほどなんです。
釣りあげられた「オオウナギ」のお腹から、陸上で生きるもの(昆虫やカエルなど)が見つかったことから
「オオウナギ」はどうやってエサを確保するのかが、最大の謎とされてきました。
【14日夜7時30分~ オオウナギ!】
食用に向かないので、人里の川でもたくさん見られるオオウナギ。
地元の人から「雨上がりの夜、陸に上がって獲物を襲っていた」という目撃情報を聞き、研究者と共に徹底調査!
すると河原に上陸し、獲物を襲う姿が!#ダーウィンが来た #水族館 #淡水魚 #奄美 pic.twitter.com/NDUd3TRt5O— ダーウィンが来た! (@nhk_darwin) March 11, 2021
ところが、この「オオウナギ」の捕食の謎が解明されました。
以前から地元の人は、「オオウナギ」が陸に上がって獲物を取る様子を目撃していました。
その情報を得たNHKがカメラを設置し、「オオウナギ」が実際に陸で”狩り”をする光景の撮影に成功!
その姿はまるで怪物…。
映画「アナコンダ」に出てくる巨大ヘビさながらだったのです(;゚Д゚)
この投稿をInstagramで見る
「オオウナギ」は暖かい気温・水温が好きな魚のため、九州より北では見ることはできません。
しかし「オオウナギ」が生息するのに、最適な条件が揃っているところがあります。
ズバリ、“沖縄”です。
沖縄地方は場所によっては、モンスター級の個体を釣りの対象とすることができます。
「オオウナギ」の巨大な体を間近で見てみたい!というあなたや、「オオウナギ」を食べてみたい!というあなた。
“沖縄地方”がオススメですよ♪
お味はというと……
ううううまぁぁい
普通のウナギと遜色が無いくらいには美味しかったです。
味も完璧にウナギでしたね。
一方で、身を湯引かなかったものも食べてみたのですが、そちらは微妙な味でした。
パサパサな感じ?鶏肉に近いかもでした。引用元:明治大学 植物保護研究部 徒然なる日々 「オオウナギ釣りin石垣島」
【14日夜7時30分~ オオウナギ!】
オオウナギが河原にはい上がり、カニに襲いかかった!
でもよく見ると、カニはオオウナギの唇をハサミで挟んで必死の抵抗!
オオウナギは、このあとどうする!?https://t.co/c2ix62s0Te#ダーウィンが来た #水族館 #淡水魚 #奄美 pic.twitter.com/o7ZyP2LDYZ— ダーウィンが来た! (@nhk_darwin) March 12, 2021
ウナギの仲間であることを忘れてしまうほど、巨大な体の「オオウナギ」。
ちょっと近寄りがたい風貌の魚ですが、台湾などでは食用として養殖が盛んなのだとか。
古くから滋養強壮に効くと言われており、市場での取引もかなりの高値で行われているそうです。
「オオウナギ」の生態を考えると、これを食べたら自分も強くなれそうな気がしますよね(;^ω^)
でも、よく見ると愛嬌のある顔。
「オオウナギ」は、多くの人を惹きつける魅力を持っている魚だと思いました。


![]() | 【送料無料】奄美大うなぎ(アマミオオウナギ Anguilla marmorata)《60cm前後》 価格:15,180円 |
![]() | 海洋堂 チョコQ アニマテイルズ 日本の動物 第8弾 201 オオウナギ TAKARA【中古】 価格:480円 |