24シリーズで超有名なキーファー・サザーランドさんが、本格ウエスタンに挑みました!
西部劇の乾いた空気感と、現代風にアレンジされたガンアクションが素晴らしい作品です。
実はこの作品の監督ジョン・カサーさんは、キーファーさんと24シリーズで組んだ間柄。
どうすれば良く映るのかを、お互いに知り尽くした旧知の仲。
しかしなれ合いではなく、一切の妥協を許さない徹底した仕上がり。
あまり西部劇を見たことがない人でも、キッチリと楽しめる作品になりました。
今回は、映画「ワイルドガン」(原題:Forsaken)についてホリサゲます!
「ワイルドガン」とは
#Forsaken in theaters and On Demand on Feb 19th. pic.twitter.com/D3IGCdTGbF
— Jon Cassar (@joncassar) January 13, 2016
「ワイルドガン」キャスト
「ワイルドガン」スタッフ
「ワイルドガン」の概要
24シリーズでタッグを組んだ、ジョン・カサー監督とキーファー・サザーランドさん。
お互いを知り尽くした仲の二人と、豪華な共演者がとりわけ目をひきます。
主人公ジョン・ヘンリーの父を、キーファーさんの実父ドナルドさんが演じているのも一興。
劇中でのツーショットは、やはり実の親子であることを再認識させるものです。
憂い・悲しみをたたえた瞳が、ドナルド&キーファーうり二つ(笑)
その他、ギャングの親分役にブライアン・コックスさん。
ジョン・ヘンリーのかつての恋人役にデミ・ムーアさんなど、実力派俳優が勢ぞろいです。
「西部劇アクション」という、現代的なジャンルの作品となりました。
「ワイルドガン」のあらすじ
19世紀のアメリカ。
かつて名うてのガンマンとして知られていた、ジョン・ヘンリー・クレイトン。
戦争が終わり十数年も経ってから、生まれ故郷の町に帰ってきました。
すでに母は亡くなっており、牧師を務める父は、昔の荒くれ者だった息子を許そうとはしません。
町の人に距離を置かれながらも、ジョン・ヘンリーは土地を耕しひっそりと暮らすようになりました。
町は鉄道が開通する予定で、土地を無理やり奪って成りあがってきたマッカーディ一家が幅を利かせています。
ジョン・ヘンリーの過去のウワサを聞いた手下たちは、いろいろと難くせをつけてきます。
父に認められるため、また自分を律するため、ジョン・ヘンリーは彼らを相手にしませんでした。
そんななか、ジョン・ヘンリーの恋人だったメアリー・アリスの土地に目を付けたマッカーディ。
サミュエルは直接マッカーディに話をつけに行きますが、待ち伏せしていた一家の手下たちに刺されてしまいました。
ジョン・ヘンリーは、それまで抑えていた怒りを爆発させます。
町の正義をただすため、ジョン・ヘンリーはマッカーディと対決する決意をするのです。
銃を持たない、という誓いをやぶることにしたジョン・ヘンリー。
マッカーディ一家がたむろする酒場に単身乗り込み、低く言いました。
「死にたくないヤツは、銃を置いて出て行け…」
「ワイルドガン」の見どころ
Bored with your Routine? Wanna do something fun? Wait for our next contest on Monday! #Forsaken #Contest @RealKiefer pic.twitter.com/Y3wZPJNGEQ
— Forsaken (@ForsakenTheFilm) May 14, 2016
24シリーズで長年捜査官を演じてきたキーファーさんですから、ガンアクションはお手の物…。
かと思いきや、昔の銃ですので形状も重さも違うようです。
そして劇中でも久しぶりに銃を握る設定ですから、少しだけぎこちなく見えた部分もありました。
しかしそれを補ってなお、撃ち合いのシーンには迫力があります。
ジョン・ヘンリーは戦争で人の命が軽んじられているのを目の当たりにし、トラウマを抱えています。
そして以前は自分も「軽んじている側の一人だった」ことを、激しく悔いているのです。
だからこそ、父のもとに戻り身を隠すように暮らすことで、赦しを乞うているのではないかと思いました。
しかも、ジョン・ヘンリーは弟を亡くすという不幸も体験しています。
彼の抑圧された怒りと悲しみを、キーファーさんはみごとに演じ切りました。
それにしても、ドナルドさんとキーファーさんの親子って、本当にソックリですね。
目線の移し方から、醸す雰囲気まで。
この作品で、改めて実感してしまいました(´艸`*)
「ワイルドガン」についてまとめ
Fan voted best scene from the Movie, we love it too..#Forsaken @RealKiefer #DonaldSutherland pic.twitter.com/ADvx8gbwVT
— Forsaken (@ForsakenTheFilm) June 4, 2016
サザーランド親子が、実にいい雰囲気で親子愛を描いています。
西部劇ではありますが、ヒューマンドラマのようなしっとり感をおぼえました。
ジョン・ヘンリーが自分の気持ちを素直に吐露するシーンが、とても印象的です。
それまで牧師である父に反発して、教会にも行かなかったジョン・ヘンリー。
しかし、母と弟を亡くし戦争でトラウマを抱え。
自分を見失いそうになってようやく、心の壁を取り除くことができたのです。
町の平和と住民を守る正義、そして親子の情。
この作品では、二つの要素が語られています。
また音も言葉もなく、大自然のなかをジョン・ヘンリーが馬で駆けるシーンはとても美しいと感じました。
ウエスタン!と、肩ひじ張らずに見てほしい作品です。
![]() | 価格:1,100円 |

この作品を見てみたいけど、どうしたらいいかしら…。
「ワイルドガン」、DVDやBlu-rayで見るのもいいのですが、動画配信サービスの視聴がおすすめです。

U-NEXTがおすすめのポイントは?
- 見放題動画22万本、レンタル動画3万本を配信!(2022年4月時点)
- 月額プラン2,189円(税込)が31日間無料!
- 600円分のU-NEXTポイントをプレゼント!
- 無料期間後は月額2,189円(税込)で毎月1,200円分のポイントが付いてお得!
- ジャンルが充実!
- テレビ、スマホ、タブレット、パソコン、PS4などで視聴可能!
- 電子コミックや電子書籍も楽しめる!