「蝦夷和紙」って知ってる?北海道の素材で作られた和紙は、世界に一枚きり!

できごと
Foto_und_PinselによるPixabayからの画像

あなたは、「蝦夷和紙」って知っていますか?

 

北海道に自生する植物を漉きこんで作られた「蝦夷和紙」は、それだけで存在感があります。

ポコポコと凹凸があったり、ふんわりと香りが漂ったり。

 

手作りで仕上げられた「蝦夷和紙」は、世界にただ一枚きりのオリジナルなもの。

同じものを作ろうと思っても、同じものは二枚とできないのだと言います。

 

そんな「お気に入りの一枚」を、あなたも探してみませんか?

 

今回は、「蝦夷和紙」についてホリサゲます!

 

「蝦夷和紙」ってどんなもの?

 

「蝦夷和紙」は北海道素材で作られます

和紙を作る技術は、1500年以上の歴史を持つ日本古来のもの。

その工程に、北海道に自生する植物の繊維を使ったもの「蝦夷和紙」です。

 

材料を採取するところからはじまり、和紙作りの伝統的な手順を何段階もへて…。

完成までには、気が遠くなるような時間がかかります。

 

しかも、そのほとんどが手作業で行われ、職人の思いが込められている特別な手すき和紙なんです。

 

「蝦夷和紙」はどんな植物が使われているの?

「蝦夷和紙」には、北海道に自生するしらかば・笹・ふき・ハルニレなどがすき込まれます。

 

通常は、和紙には本州でしか育たない植物を使うそうです。

しかし「北海道の植物で紙をすくことができないものだろうか」というチャレンジ精神から「蝦夷和紙」は生まれました。

 

いわば、実験的なプロジェクトだったのですね。

 

できあがってみるまでどんな紙になるかわからないと言うのですから、楽しみは無限に広がります。

どんな仕上がりであれ、自然の底力を感じさせるような一枚になることはまちがいありません。

 

「蝦夷和紙」を作る職人・東野 早奈絵(とうの さなえ)

東野 早奈絵さんは、札幌市厚別区で「蝦夷和紙工房 紙びより」を営んでいます。

一軒の古民家を工房にして、和紙の材料を採取し紙すき・商品を企画・イベントの開催などを、すべてお一人で行っています。

 

東野さんは、北海道出身。

北海道の厳しい自然のなかに生きる植物を、知り尽くしている人です。

 

もともと、“ものづくり”が好きだったという東野さん。

過去には、美術と理科の教師をしていた経験もあるのだとか。

 

その後雑貨店のスタッフをへて、越前和紙に魅せられて福井県に移住

そこで5年ものあいだ、越前和紙の紙すき職人として厳しい修行を積んできました。

 

その経験があるからこそ、植物たちを “活かしきる” 和紙作りができるのですね。

 

「蝦夷和紙」は真の一点もの

 

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「蝦夷和紙」自然の素材を使い、ほとんどの工程を手作業で行います。

 

紙すきはすき込む材料の違いや粘剤のぐあい、その日の気温などで仕上がりがまったく変わると言います。

 

特に「蝦夷和紙」いろいろな種類の植物を使うので、想像もできないような出来栄えになることも。

でも、それもまた “風合い” であり “魅力”なのでしょうね。

 

同じ見た目・デザイン・質感のものはない世界に一枚きり「蝦夷和紙」

あなたの好みの一枚が、きっと見つかるはずです。

 

便せん、名刺、うちわ、キャンドルホルダー…。

「蝦夷和紙」で作られた作品たちは、どれもふんわりとあたたかみを感じるものばかりです。

 

「蝦夷和紙」についてまとめ

冬には水が凍るほど気温が低くなる北海道は、和紙づくりには向いていない土地です。

また、あまり和紙になじみがないところでもあります。

 

そんな北海道で、「どうしたら和紙に興味を持ってもらえるか?」という東野さんの考えから「蝦夷和紙」は生まれました。

 

地元の植物を原料に使い、独特の色や香りが活かされた和紙。

そして北海道の人たちが心のなかに持っている原風景を、何気なく描いた和紙。

 

「蝦夷和紙」には、“北海道だからこそ”ポイントが結晶しているのだと思います。

 

唯一無二、の「蝦夷和紙」なんですね。

 

 

 

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