ハードボイルドの巨匠マイクル・コナリーさんの小説が実写化されました。
映画「ブラッド・ワーク」は、コナリーさんの世界観をありのままに描き出した秀逸のサスペンスです。
主演のクリント・イーストウッドさんは、この作品の公開当時70歳を超えていました。
かつての西部劇やダーティ・ハリーシリーズを覚えているファンは、少し驚いたかもしれません。
しかし、年相応の枯れた男を上手く描き出した役柄は、とても印象的なものとなりました。
今回は、映画「ブラッド・ワーク」についてホリサゲます!
「ブラッド・ワーク」作品概要
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「ブラッド・ワーク」キャスト
「ブラッド・ワーク」スタッフ
「ブラッド・ワーク」大まかな内容
2002年公開の、アメリカのクライム・サスペンス映画です。
原作はマイクル・コナリーさんの小説「わが心臓の痛み」。
コナリーさんは、フィラデルフィア出身の小説家・脚本家です。
ハードボイルドな世界を表現する作品が多く、すべて人気が高いものばかり。
Amazonで放送されている「ボッシュ・シリーズ」の原作者としても知られていますね。
日本初公開の時は、2002年12月7日から2週間限定の公開でした。
ちょっとした、いわくつきの作品です。
「ブラッド・ワーク」のあらすじ
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「マッケイレブ、俺を捕まえてみろ!」
挑戦的なメッセージを現場に残し、連続殺人をくりかえす「コード・キラー」。
残された数字の羅列からその異名を付けられた殺人鬼を、FBI捜査官マッケイレブは追い続けていました。
ある日、またもやマッケイレブ宛のメッセージを残し、人の命を奪った犯人。
現場となった住宅には、血染めのスニーカーの足跡が残されていました。
検証を終えて外に出てきたマッケイレブは、血の付いたスニーカーを履いた男を見かけます。
“ヤツがコード・キラーだ…!”
直感とともに、逃げ出した男を追跡し始めたマッケイレブ。
しかし彼はもともと心臓に問題を抱えており、路地まで追いつめた男を取り逃がしてしまったのでした。
それから2年後。
マッケイレブはFBIを引退したものの、心臓移植手術によって通常の生活ができるようになっていました。
そんな彼のところに、一人の女性がやってきます。
グラシエラと名乗る女性は、殺された妹の死の真相を探ってほしい、とマッケイレブに依頼しました。
「ちょっと待て、私はとっくにFBIを引退しているし、私設探偵の資格も持っていない。」
いきなりのことに戸惑うマッケイレブに、女性は言いました。
“マッケイレブの心臓は、妹のものである”と。
マッケイレブの心臓移植手術が行われた日、妹が死んだ日が同じであること。
そして、マッケイレブと妹は二人ともとても珍しい血液型であること。
すべて、グラシエラが言うことに一致しています。
マッケイレブは殺人によって自分が生かされたことに、怒りを覚えました。
そして、グラシエラの依頼を受けることにしたのですが…。
「ブラッド・ワーク」の見どころ
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クリント・イーストウッドさんの映画は、名作ぞろい。
そのなかでこの作品は、目立たない地味なものかもしれません。
しかし、見ているうちにグイグイと引きこまれていくのはストーリー設定のレベルの高さです。
主人公マッケイレブは、ニヒルで一本筋が通った男。
不器用ながらも優しさを持ち、時折飛ばす皮肉っぽいジョークもユーモアたっぷり。
何よりも、マッケイレブの人柄に惹きつけられるのです。
きっと刑事を引退したハリー・キャラハンは、こんなオジサマになるのだろうと考えてしまいました(笑)
物語の展開がとてもよく練られていて、見る人を飽きさせませんよ。
真犯人は、あまりにも意外な人。
普通に見える人がサイコパスというのは、本当に恐ろしいものです。
「ブラッド・ワーク」みんなの感想は?
「ブラッド・ワーク」に間に合ったことが我が映画好き人生唯一の誇り。あの日は、今はなき新宿の映画館で満席のレイトショーだった。これが人生初のイーストウッド劇場鑑賞。来日した時も本人を遠くから見れたが、まだ現役バリバリなのが凄い。。。 pic.twitter.com/I2JDKxpTWs
— オクターヴ (@TreeTre93040406) November 9, 2020
イーストウッド監督主演「ブラッドワーク」を観賞。
制作年数的にもっと骨太のサスペンス映画だと思ってたらただのダーティハリー5だったでござる。
深夜に放送されてるの見たら「なかなか面白かった」とスッキリ寝られて何年か後に名前が思い出せない系映画。 pic.twitter.com/yfLyfSwLE5— 齋藤 雄志 (@Yuusisaitou) November 3, 2020
『ブラッドワーク』見た
イーストウッド監督もこういう刑事(とは違うか)モノ撮るんだね
事件の全貌が中々にイッてた上、犯人が巨大感情執着系で好みでした pic.twitter.com/X2SIqo5hHy— 梨奈雪@洋画垢 (@YonoSaki) October 21, 2020
「ブラッド・ワーク」についてまとめ
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クリント・イーストウッドさんは、監督・製作・主演まですべてこなしています。
現在は90歳になっていらっしゃいますが、精力的な彼はとてもスゴイと思います。
この作品でも、ラブシーンをこなしていますし(´艸`*)
そしてベストセラー作家の小説の世界観を、ここまで忠実に再現しているのはすばらしいです。
私はマイクル・コナリーさんの小説はほとんど読んでいますが、映像を見て「さすが!」と声が出ました。
ミステリーとして謎解きをするもよし、ハードボイルドの世界にひたるのもよし。
一作で何度も楽しめる、映画「ブラッド・ワーク」なのです。
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「ブラッドワーク」フル動画を見るには?

この作品を見てみたいけど、どうしたらいいかしら…。
「ブラッドワーク」、DVDやBlu-rayで見るのもいいのですが、動画配信サービスの視聴がおすすめです。

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