アメリカの人工肉がスゴイ!「ビヨンドミート」は動物の肉を超える⁈

日本よりも、もっと健康に気をつかう人が多いアメリカ。

肉中心の食生活から、肥満大国とも言われています。

 

そんななか、体にもよく環境問題の解決にもつながるのでは、と期待される人工肉がブームです。

 

人工肉は、2つのタイプがあります。

 

1つは、動物から抽出した細胞を培養するもの。

もう1つは、大豆など植物由来の原料から作りだすものです。

 

現在の話題の中心は、後者。

 

その代替肉を扱う世界的企業「Beyond Meat(ビヨンド ミート)」が、2019年ナスダックに上場。

 

さらに人気を呼び、ベジタリアンやヴィーガンだけではなく、ヘルシー志向のセレブたちの心もつかみました。

 

日本上陸もウワサされていましたが、残念ながらそちらは立ち消えに。

 

手に入らないとなれば、どうしても気になってしまうものです。

 

今回は、「Beyond Meat」についてホリサゲます!

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「Beyond Meat」ってどんなもの?

人工肉ハンバーグ

「Beyond Meat」創業者の考え方とは

ベジタリアンやヴィーガンは、日本では菜食主義者と訳されます。

 

特殊な嗜好の人、というイメージを持つことが多いかもしれません。

日本では、まだまだマイナーな存在ですよね。

 

しかしアメリカやイギリス、ドイツなどの欧米では菜食主義者は年々増加しています。

 

そして動物肉の消費を抑えることは、それらの国で常識となりつつあるのです。

 

そんななか、「Beyond Meat」の創業者イーサン・ブラウン氏は食べ物の影響について考えるようになります。

 

もともと再生可能エネルギー事業にたずさわっていたブラウン氏。

地球温暖化を深く知れば知るほど、環境問題をもっとも優先して考えなければならないと感じ始めました。

 

そこで環境保護の観点から、「脱動物肉」を提唱。

こうして代替肉「Beyond Meat」が生まれることになったのです。

 

動物を飼育するには多くのエネルギーを必要とし、多くの温室効果ガスを排出します。

また家畜から排出される二酸化炭素は、温室効果ガス増加の大きな要因となっています。

 

これらを植物由来の原料から作りだす人工肉に置き換えることによって、減らすことができる!

ブラウン氏の考え方は、理路整然としていますね。

家畜はグリーン・ハウス・ガスを大量に放出しているため、土壌や水に負荷を与えるようになりました。家畜の肉には、アミノ酸、脂質、ミネラル、ビタミンなどの栄養素が含まれていますが、植物の世界にも同じ栄養素は存在します。我々は、肉を構成する成分と同じ成分を植物から取り込み、肉と同じように設計したフェイク・ミートを生み出すことにしたのです。

引用元:マネー現代 米国で大流行「フェイク・ミート」を食べてわかった、そのスゴイ実力

「Beyond Meat」は本当にエコなの?

ハンバーガー一個を、普通の牛肉バーガーから「Beyond Meat」バーガーに置き換えた場合。

なんと、温室効果ガスの1/10に減らせるそうです!

 

エネルギー消費量はもちろんのこと、使用する水の量や森林伐採の面積も減らすことができます。

食肉用の牛を育てるための飲料水や飼料を育てる土地が不要になるのですから、もっともな話ですよね。

 

温室効果ガスの発生を抑え、森林を守るには、わざわざエコカーに乗り換える必要もありません。

ハンバーガー一個のパティを、「Beyond Meat」に変えればいいのです。

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「Beyond Meat」って味はどうなの?

いくらヘルシーでエコな食べ物だとわかっていても、味が悪ければ受け入れてもらうことはできません。

 

「Beyond Meat」はひき肉の赤みを出すために、ビートのしぼり汁を加えています。

また肉が持つ脂分を出すために、ココナッツオイルやココアバターを加えているとのこと。

 

食感は、牛肉とほとんど変わらないそうです。

 

ただ、やはり植物由来の原料。

若干、たんぱくな味なんだとか。

 

それでも、バンズに挟んでレタスやトマト・ピクルスなどと一緒にガブリとすれば、違いがわからない人がほとんどだそうですよ。

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「Beyond Meat」ってどんな種類があるの?

Beyond Burger…ハンバーガー用のパティ。

Beyond Meat…ひき肉スタイル、タコスやミートソースなどに使えます。

Beyond Sausage…ドイツ風とピリ辛のホットイタリアンがあります。

Beyond Meatball…肉団子、煮込み料理に最適。

Beyond breakfast Sausage…焼いて盛りつければ、簡単朝食メニュー。

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「Beyond Meat」日本では買えないんでしょ?


ビル・ゲイツさんや、レオナルド・ディカプリオさんも出資しているという「Beyond Meat」

日本では三井物産が出資しています。

 

「近いうちに、日本上陸か?」ともささやかれていましたが、残念ながら計画は取りやめに。

理由は明らかにされていませんが、品質管理が難しい・日本の設備が整っていない・販売価格などの理由が推測されます。

植物由来の代替肉を製造・販売する米ビヨンド・ミートが日本での販売計画を取りやめたことが、同社に出資する三井物産の話で明らかとなった。

引用元:REUTERS 東京外為市場ニュース

「Beyond Meat」の日本での販売を待ちきれない人には。

日本でも、大豆などを原料とした代替肉を販売する企業があります。

そちらも、ぜひ探してみてくださいね。

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「Beyond Meat」についてまとめ

地球環境を守りながら、自分も健康的に生きようとする私たち。

そんな消費者のニーズを、とても上手く取り込んでいる「Beyond Meat」

 

会社側でも、さらなる変化・改良がすすめられています。

 

植物性の代替肉は、まだ始まったばかり。

技術的にもこれからの商品ですから、値段も割高なようです。

 

今後、もっとお手頃価格になって日本に入ってくるといいですね。

 

もともと日本には、精進料理がありました。

きっとすんなりと、受け入れられるのではないでしょうか。