【ネタバレなし】「アップル・ツリー・ヤード裏通りの情事」あらすじと見どころを考察！

この記事では、ドラマ「アップル・ツリー・ヤード裏通りの情事」のあらすじと見どころについてまとめています。

「ネタバレ」はありませんので、最後まで安心してお読みくださいね(^^♪

それでは、ドラマ「アップル・ツリー・ヤード裏通りの情事」について詳しくご紹介します！

「アップル・ツリー・ヤード裏通りの情事」とは
「アップル・ツリー・ヤード裏通りの情事」のあらすじ
「アップル・ツリー・ヤード裏通りの情事」の見どころ
「アップル・ツリー・ヤード裏通りの情事」についてまとめ
海外ドラマ好きなあなたに

「アップル・ツリー・ヤード裏通りの情事」とは

From page-turners to primetime: @DoughtyLouise is the razor-sharp author behind new @BBCOne drama, Apple Tree Yard. https://t.co/ZVcO5VwT64 pic.twitter.com/Eji9rWNAnA

— BBC (@BBC) January 22, 2017

「アップル・ツリー・ヤード裏通りの情事」キャスト

イヴォンヌ・カーマイケル(遺伝学者、夫・二人の子どもとともに暮らす)：エミリー・ワトソン

マーク・コストリー(イヴォンヌの情事の相手ミスターX)：ベン・チャップリン

ゲイリー・カーマイケル(イヴォンヌの夫)：マーク・ボナー

ジョージ・セルウェイ(イヴォンヌの友人・同僚、イヴォンヌに乱暴する)：スティーヴン・エルダー

「アップル・ツリー・ヤード裏通りの情事」スタッフ

エグゼクティブプロデューサー：アマンダ・コー、マンダ・レヴィン、ルーシー・リッチャー

プロデューサー：クリス・キャリー、ルイーズ・ドーティー、ナオミ・デ・ペア

監督：ジェシカ・ホッブス

脚本：アマンダ・コー

原作・ルイーズ・ドーティー

「アップル・ツリー・ヤード裏通りの情事」の概要

本作は、小説家ルイーズ・ドーティーさんの同名小説をもとに作られたイギリスのスリラードラマです。

2017年1月22日にシーズン1第一話を皮切りに、全4話が公開。
すべてのエピソードで800万人ほどの視聴者を獲得し、大ヒットを記録したサスペンスです。

ハンサムな夫と二人の子どもに囲まれ、何不自由なく暮らしていたイヴォンヌ。
自身も遺伝学者であり、キャリアも経済力も持った完璧な女性でした。

そんなイヴォンヌがひとりの男と出会ったことから、人生がガラリと変わってしまいます。

主人公イヴォンヌ・カーマイケルを演じたのは、エミリー・ワトソンさん。
「レッド・ドラゴン」「リベリオン」「戦火の馬」などに出演、日本でもファンが多いですね。

「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」という作品で、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされるなど実力派の俳優です。

本作でも、2018年のエミー賞でノミネートされました。

そして彼女を惑わす情事の相手マーク・コストリー(ミスターX)は、ベン・チャップリンさんが演じました。

単なるアラフィフ女性の不倫ドラマだと思って視聴したら、きっと驚きますよ！
本作はメロドラマではなく、完全なサスペンスであり法廷ドラマです。

ミステリアスな男性との、非日常的な情事。
熱にうかされたようにハマりこむイヴォンヌが、得るもの・失うものとは…？

「アップル・ツリー・ヤード裏通りの情事」のあらすじ

地位・名誉、そして誰もがうらやむハンサムな夫とかわいい二人の子ども。

遺伝学者のイヴォンヌ・カーマイケルは、考え得る限りのすべてを持ち合わせた幸せな女性でした。

ある日庶民院でプレゼンを行ったさい、彼女を惹きつけるカリスマ的な魅力を持った男性と出会います。
視線が絡んだそのとき、二人は情事の沼に落ちて行きました。

出会ったその日に関係を持ち、その後も秘密の携帯電話でやり取りをしながら逢瀬を重ねていったのです。

二人が会うのはいつも、人通りの少ない「アップル・ツリー・ヤード」という裏通り。
名前も言わず素性も明かさない“ミスターX”は、誰の目にも触れないよういつも用意周到でした。

そんな“ミスターX”の様子をいぶかしむイヴォンヌは、やがて彼をスパイではないかと疑うようになります。

そんななか仕事仲間のパーティーに出席したイヴォンヌは、長年の友人であったジョージ・セルウェイの告白を受けます。
彼はずっと、イヴォンヌに対して秘密の感情を抱いていたのでした。

しかしイヴォンヌは、ジョージの気持ちを拒否。

するとジョージは豹変し、イヴォンヌに対して乱暴をはたらいたのです。
その日からイヴォンヌは、ジョージのストーカー行為に悩まされるようになりました。

トラウマを抱え、恐怖におののくイヴォンヌ。
夫でも警察でもなく“ミスターX”に相談したのですが…。

「アップル・ツリー・ヤード裏通りの情事」の見どころ

本作は、実にみごとに演じられたストーリーですね。
エミリー・ワトソンさんのパフォーマンスはもちろんですが、加えてベン・チャップリンさんの役割が大きいです。

二人は一流の演技者であり、製作も一流のBBC。
魅力的で劇的で、予測不可能なサスペンス。
本当によく練られた物語だと思いました。

原作は読んだことがありませんでしたが、ここまでリアルに映像化したのはスゴイです。

イヴォンヌがジョージに乱暴されるシーンでは、できる限り正確に表現するために、同じような事件の被害者に聞き取り調査をしたのだとか。
その証言を映像に活かし、現実味のあるストーリーを描いています。

BBCも監督のジェシカ・ホッブスさんも、やりすぎではないかと思えるほどでした。
あまりにもリアルに表現したために、被害者支援団体から抗議の声が上がったということからもわかりますよね。

いろいろな意味で、並外れた作品だと言えます。

私たちはみんな、平凡な日常生活から抜け出したいと願いながらも、あいまいに毎日を過ごしています。

人間が欲望にかられ道を踏み外すのは、実に簡単なことなのです。
本作はそれを教えてくれる、心理ドラマと言えるのかもしれません。

「アップル・ツリー・ヤード裏通りの情事」についてまとめ

‘Fear makes animals of us all.’ Nine questions to Emily Watson about new @BBCOne drama, Apple Tree Yard. https://t.co/6DHjtiNyFy pic.twitter.com/kmplI5wEPP

— BBC (@BBC) January 22, 2017